ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

そして6月が来る

2018年05月31日 22時53分04秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。

5月病というわけではありませんが、さぼりがちになったなぁ。
すいませんでした。

どうも連休があると、ブログの更新も休みがちになります。

悪い癖ですね。



さて、この6月でブログも丸12年となります。

こんなにも続くとは、自分でもびっくりです。


12年前はと言えば・・・、

ASKA CONCERT TOUR 05»06 My Game is ASKAが3月に全公演を終えて、
CHAGE&ASKAとしては、Point Green Live 2006に出演したころですね。
翌年シングルの『Here&There』,『Man and Woman』をリリースし、
待望のアルバム『DOUBLE』がリリースされましたね。
この年は通常のライブと、アコースティックライブの
2種類のライブが開催されて、ファンにな手から初めて1列目というものを
経験しました。
生で聴いた「GUYS」とか、うっかり昇天しかけたなぁ。
alive in liveの『higher ground』と『Red hill』は失禁しかけたなぁ。


うん、いつの間にか2007年の話になってるw



なんやかんやありますが、僕は今日も元気です。
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ASKAの新曲 「修羅を行く」について感想

2018年05月28日 23時14分40秒 | 音楽紹介
こんばんは、ジニーです。


いやぁ、とんでもない楽曲がまた世に生まれましたよ。
そのタイトル「修羅を行く」。

タイトルからして、只者ではないオーラがバシバシ出ていますね。

ASKAの3月から始まった毎月配信されている新曲の
第3弾にあたるこの曲。
配信日を目前に控えたある日、ラフミックス版がyoutubeにアップされたので
こちらを聴いている方もいるでしょうね。

修羅を行く(ラフミックス音源)ASKA  2018年5月25日配信



正直、「修羅を行く」というタイトルは冗談だと思っていました。
そしたら、本当にこのタイトルなんですもん。
「地球生まれの宇宙人」以来、久々にASKAのネーミングセンスに斜め上を行かれて
割と本気で戸惑ってしまいました。
ちなみに、歌詞は、こちらのブログ内に記載されたいます。
ASKAブログ 本日配信「修羅を行く」の、感想をありがとう。【追記】(「修羅を行く」歌詞あり)

さて、楽曲はというと、kicksの匂いを漂わせるマイナーロック。
ASKAの男の部分が、色気を振りまきながら前面に出ているような
そんなイメージの曲です。

Aメロは、「お経?」と感じてしまうような平坦なメロディー。
シンプルなメロディー構成なのに、後ろでベースがうねうねと動きまくってて、
でもドラムは打ち込み特有の無機質感があって、生きているのか死んでいるのか
それさえも判別させない難解さがあります。

シンセサイザーもスリリングな雰囲気を作り出していて、
こうなると確かに「修羅」という言葉以外、しっくりくるものがない気がしてくる。

そんな印象をAメロやBメロで感じさせながら、
普段使うことのないような言葉遣いの歌詞で、迂闊に手を出しては
いけないよな空気を生んでおきながら

「はぁ?」

ってなくらい、キャッチーなサビが待ち受けているんです。
そこで一気に引き込むんです。


たとえは悪いのですが、これは一つの罠です。

冒頭からの雰囲気で「え、何なんだこれ?今までちょっと雰囲気違うぞ?」と
思わず顔をのぞかせておいて、
サビでグッと掴む!

これはずるいよ!
もう、抜け出せないもん。
めっちゃ聴きまくってるもん。



たった5分半の曲の中で、両極端な静と動を見せてくる。
ASKAというアーティストが稀有な存在であることも、改めて見せつけてくれます。
ASKAの決意と深層心理とがしみ込んでくる、名曲です。
修羅という言葉を用いながらも、そこには等身大の人間。
時折ASKAが垣間見せる、どうしても人間な部分。
業とともに生きる、己の進む道を修羅のごとく。
でも一人じゃ進めないんです。
僕を抱きしめてくれる存在と、宿命を与えてくれる存在が必要なんです。


ちなみに「修羅」という言葉を調べると

『醜い争いや果てしのない闘い、また激しい感情のあらわれなどのたとえ』

という解説が出てきます。

言葉の響きにイメージが先行しがちですが、
人として、感情を殺さずに歩もうという一つの意思表明なのかもしれません。

だからかな、感情に直接響いてくる。

いやぁ、久々に変態的なウルトラCを決められました。
たまらん!
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我孫子武丸 『8の殺人』 読了

2018年05月28日 22時56分35秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。


なんとか5月のノルマ3冊目、読みました。
我孫子武丸さんの「8の殺人」。

「8の字」の形をした屋敷で起こる連続殺人事件。
たまたま殺人の場面を目撃した人間がおり、事件は解決
するかに思われたが、容疑者には決定的な証拠がなく
釈放されることになる。
しかし、その後また新たなる殺人が・・・。



読んでいるうちに誰もが怪しくなってくるのですが、
それ以上に、デコボココンビの刑事たちが織り成す
コントのようなやり取りにばかり目が行ってしまい
本格派なのか、喜劇なのかよくわかんなくなる
不思議な作品でした。


とはいえ、トリックや我孫子さん特有のおどろおどろしさは
やはり本格ミステリーと呼ぶにふさわしい内容で、
デビュー作をこのような形で飾るのは、さすがというかなんというかw


正直個人的には、謎解きの際の講釈はあまり受け付けなかったのですが、
すんなり謎解きを進ませない、どこか落とし穴を作っている感じは
らしいというか、我孫子イズムというものなのでしょう。


そういえば「かまいたちの夜」でも、気の抜けた
迷作ともいえるエピソードも盛り込まれていたし
まったく、なんというふり幅で読者を躍らせるのか。

シリアスとコミカルを同時に味わえるお得な一冊というやつですね。

それでもやっぱり、僕は「殺戮に至る病」のほうが好きだな。


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白髪

2018年05月25日 22時59分06秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。


最近、白髪が増えた気がします。

いろいろと苦労してるんだなと、妙に他人事です。


いつもワックスで髪を整えているのですが、

トイレに立ったついでにちらちらと髪を直していると
ピョンピョンと白髪が飛び出してたりするんですよね。


まぁ、言ってもアラフォーなんで白髪の10本や20本あるでしょうけどね。




ちなみに、わたくし。
鼻毛にも白髪があります。

伸びてくるとチクチクしていたいんですコイツ。

抜くとキラキラして、棘のように鋭くて、
なんか見入ってしまいます。


鼻毛の白髪は、気が付いたら鼻をこそばゆくするので
油断なりません。


変な話w
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村山早紀 『コンビニたそがれ堂』 読了

2018年05月22日 23時36分25秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。


失くしたものは、どこに行くのでしょうか?

僕はよくものを失くします。
そのほとんどがしまった場所を忘れているような感じですが、
いまだに見つからない大切だったものもあります。


風早の町の、赤い大きな鳥居の近くに
時々現れるコンビニたそがれ堂では、そういった失くしたものを
心から見つけたいと思っている人の目の前に現れます。

いつもでもおでんとお稲荷さんのいい匂いが漂って、
銀髪の金色の瞳をした店員さんが、迎えてくれる魔法のコンビニ。
出逢うためには、ある条件が必要です。



この作品は、5つの短編からなる、短編小説。
どの物語の主人公も、大切な何かを探しているうちに
このたそがれ堂に出逢い、探していたものを見つけます。
そう、出会うための条件は「心から探しているものがある」こと。


「心から探しているもの」ってなんなのでしょう?

テレビのリモコン?
いつか来た手紙?
片割れの靴下?

どれも無くては困るものだけど、ちょっとニュアンスが違います。
物語の主人公たちは、何かしらの「見失いつつある自分」を探しています。
もちろん、コンビニに出逢った当初は気づかないのです。
出逢った後も、ひょっとしたら気づいていないかもしれません。
だって、誰も自分を探しているつもりはないのですから。


「探し物」に宿る想いというものがあります。
大切な友達への想いや、家族への想い。
でも、想いは目に見えないので、それが宿っている「物」を探すのです。


僕らは、往々にしてそうです。
良くも悪くも物に執着しています。
もちろん代えが利かないものだってありますが、よくよく考えると
本当に大切なのは、その「物」自体ではなく、そこに宿る想いだったり
することがあるのではないでしょうか?


例えば、子供のころにみんなで作った秘密基地。
今僕らは必ずしも秘密基地を望んではいませんが、その時共に過ごした
友達との思い出はいつまでも大切だし、失くしたくないものです。

コンビニたそがれ堂は、それを教えてくれるのです。
そのコンビニに迷い込んだ主人公たちは、確かに店の中で探し物を見つけるの
ですが、探し物そのものはあくまでもフィルターでしかなく
そこに込められた想いに触れて、また自分を見つけることができます。


他人からすれば些細なことかもしれませんが、
見失いつつある自分との再会は、感動的であり、奇跡のようなニュアンスを
秘めています。
そしてその瞬間には陽だまりのような温もりがあります。


いいおっさんになった僕でも、なんだか誇りすることができた本作。
もともとは子供向けの本だったようです。
なるほど、こんなに優しい物語は、きっと子供感受性を育て
そして教訓を知らぬ間に刻んでくれるよな気がします。
僕自身、子供に読ませたいと思いました。

ジャンルとしてはファンタジーなのでしょが、思い当たる節が
その都度自分と向き合わせてくれるような景色を連れてくるので
個人的にはとてもリアルな物語でもありました。



ああ、上手く解説できないなぁ。
多分、この作品は読むというよりは感じるものなんだと思います。
きっとそうだ(自分の語彙力と説明力がないだけ)。
この手の作品には論理的な解説を用いてはいけないのだと思う(ただの言い訳)。


一つ言えるのは、現実には存在しないであろうコンビニたそがれ堂に
本作品を通じて会えたことは、僕にとって結構衝撃的なことであるということ。
おでんやお稲荷さんのにおいは感じられないけど、
僕が何か心の底から探すものが出てきたとき、このたそがれ堂のことを
思い出せばきっと見つかると思うから。
意外とその時、本当に目の前にたそがれ堂が現れたりしするのかも。
割と本気で信じてみたりしてます。







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殊能 将之 『ハサミ男』 読了

2018年05月17日 23時15分59秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。


5月はなかなか苦戦しております。
読書。

連休があると読書のリズムが狂いますね。
通勤時間が読書タイムなもんで、それがなくなると
なかなか読まなくなってしまいます。


さてさて、今回読んだのは殊能 将之さんの「ハサミ男」。
ちょっと前からずっと気になっていた本、ようやく読了しました。

これまでに二人の少女を殺害。
ただ殺すのではなく、その死体の首にハサミを突き立てる
という異常な行動を起こしてきた「ハサミ男」。
3人目のターゲットを見出し、凶行に及ぼうとした矢先
何者かが先にその少女を殺害する。
それも、これまでハサミ男がやってきた異常な行動を真似る形で。
いったい誰が?
ハサミ男は、模倣犯を探り始める・・・。


久しぶりのミステリー。
叙述トリックが冴える本作。
一つ目の叙述トリックについては、割と最初の段階で気づいたのですが
それが分かったからといって本作の魅力が損なわれることはありません。

真犯人についても、わからなかったけど、そこまで驚くことはなかったかな。

それでも、もう一度読みたくなるんです。
あの時の、あの言葉、あの行動。
ああ、そういうことだったのね、となるわけです。

叙述トリックに引っかかるものかと、警戒しながら読んで
思わず見えたしっぽに飛びついて、このくらいのトリックならわかるでしょ
と油断させておいて、大胆にミスリードさせられる。
なかなか痛快でした。

真相を明かす形以外のミスリード。
そこが本作のメインではないと思いますが
僕は思いっきりスルーしちゃったし、気付いた時になんかすがすがしい感じがしました。
「やられた!!」
ではなく
「おお、そうだったのか」
てな感じです。



ご興味お持ちになられた方は是非読んでみてください。
味のある警察の男たちに引き込まれること間違いなしです!


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May I want you

2018年05月15日 23時00分38秒 | 作詞作業
僕の中で 妙に割り切れない気持ちがある
固く閉ざしたカーテンを 開けた手がある

胸の隙間 ひとつずつ埋めてく光のよう
いつしかこの心は 君ばかり見ていた

永い眠りから 覚めた気分さ
折り紙のように丁寧に畳んだあの気持ちが
グッと背伸びして 顔を出した

気付いたんだ 恋心
もう誤魔化せない
君のことでいっぱい

気付かせた その瞳
誰を見てるの
赤い糸は繋がってますか?


あれからずっと 浅い息の日々で苦しいよ
僕が思う以上に 素直な僕がいる

いつか星たちが 囁き合う夜
ひらがなのような温もりで確かめた本音が
優しさの顔で 微笑んだ

気付いたんだ 恋心
もう誤魔化せない
君のことでいっぱい

気付かせた その瞳
誰を見てるの
赤い糸は繋がってますか?


気付いたんだ 恋心
もう誤魔化せない
君のことでいっぱい

気付かせた その瞳
誰を見てるの
赤い糸は繋がってますか?
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ASCA 『凛』Music Video (「グランクレスト戦記」OPテーマ)

2018年05月12日 21時43分32秒 | 音楽紹介
こんばんは、ジニーです。

連投です。


今日紹介する音楽はASCAの「凛」。

アニメ、グランクレスト戦記の第二期オープニングソングです。

この曲、今のところ今年のアニソンNo.1です。

声、メロディー、アレンジ、完璧です。

特にストリングス。
スリリングな展開で曲を、めっちゃ盛り上げています。

せひ、生で聴いてみたいアーティストです!


ASCA 『凛』Music Video (「グランクレスト戦記」OPテーマ)
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お久しぶりです

2018年05月12日 21時00分46秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。


すいません、随分久しぶりの更新になってしまいました。

怒涛のGWが過ぎ。
連休前からの体調不良は、いよいよ本格的な風邪になり
いまもまだ鼻が詰まっています。

今回の体調不良は、なかなかたちが悪く
連休最終日なんて、一日の半分以上も寝ていたのに、
疲れが取れず、ちょっとへこみました。


年齢を重ねるとともに、疲れも取れにくくなっています。


そんなわけで、なかなかブログを更新する気力がわかず
ズルズルとこんなに間隔があいてしまいました。


もう少し間隔を詰めていけるように、頑張ります。
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村山由佳 『星々の舟』 読了

2018年05月01日 22時26分17秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。


5月になっちゃいました。

余裕しゃくしゃくと思ってのんびり読んでたら
読み切れず、一日オーバー・・・。

4月の3冊目です。



村山由佳さんの「星々の舟」。

初見かと思ったら、以前読んだことあったみたいです。
読み進むうちに、思い出される感覚が、なんだか心地よかったです。


うん、以前読んだ時も良い作品だなと感じたような気がします。


本作は6篇の短編からなる連作短編小説です。
ある一つの家族の一人一人が交代ごうたいに主人公となり
物語が展開されます。

赦されぬ禁断の恋を忘れれられない兄妹の苦悩。
妻子ある男との恋に身を任せる女の葛藤。
家庭に居場所を見いだせない男の夢。
叶わぬ幼馴染への想いを内に秘める少女の友情。
戦争を経験し、大切なものを受け入れられない男の人生。

一つ物語をほどくごとに、一つの家族が抱え込んだ
誰にも分らない悲しみや切なさが見えてきます。

本編のあと、作者本人のあとがきに、それでも最後は救いを見出しているという
ような趣旨のコメントが寄せられていました。

これは、僕がすべての物語に共通して感じた事でした。


それぞれに苦悩を抱いているのですが、そこから一歩踏み出したところで
物語は次の物語へバトンを渡しているように感じました。


ある一つの家族に照準を当てていますが、
実はこういった切なさは、誰しもがそっと胸の中に似たものを抱えて
いるように感じます。


この6編の最後を受けるのが、
その一家の主でもある重之であり、戦争を通してうけた痛みと悲しみ
それゆえに大事なものを素直に受け止められないもどかしさが切々と
胸に迫ってきます。

正直、理解しがたいその思考と感情。
それでも、重之は重之なりに、その相容れることのできない
痛みや悲しみと折り合いをつけながら人生を歩んでいます。


なにが正しいなんてありません。
「戦争は悪」と言い切ってしまう簡単ですが、
戦争を経験したものが、その当時見たものを知らず、単純に「戦争は悪だ」と
こぼすのも、これはこれで無責任なのだろうと感じました。

作者は、ソ連崩壊時にシベリア鉄道で旅をしたこと、両親の戦争体験が背中を
推すこととなり書くことを決めたそうです。
戦争を体験した人の言葉を、知りながらテーマにしないのは
やはり無責任だと感じたのではないでしょうか。


家族とは実に暖かな響きを感じます。
人それぞれでしょうが、「帰る場所」というイメージがあります。
本作のタイトルは舟ですが、大きな船ではありません。
家族であっても、一人一人は別の人間。
人生という物語はその一人が乗り込む小さな舟で波間を渡っていくのでしょう。
なんとなくそんなことを感じました。



最後に、本作の中で最も印象的だった言葉を紹介します。
それは、先ほども挙げた重之が言った言葉。

「幸福とは呼べぬ幸せも、あるのかもしれない。」


背中合わせのようにも感じるこの言葉ですが、物語を読み進め、様々な感情を抱えながら
読むとなんとなくそのニュアンスが分かります。

人生は、生きているうちは道半ばです。
死というものを身近に感じ始めた重之がこぼす言葉であるからこそ
相容れぬ意味合いが、スッと溶け合うのかもしれません。


自分にとって幸せとは何だろう。
振り返ったときに「幸せだった」と感じる哀愁にだけ垣間見える
安らぎのようなものがあるのかもしれません。
まだ、僕にはたどり着けない領域ですが、そういうものがあるのかもしれないと
作品を通して感じることができたのは、良かったのではないかと思います。


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