満足度 ★★★★★
1年間ワクワクさせてもらいました!!楽しかった~~(涙) 今は感謝したい・・!
世界大統領ととなった「ともだち」の次の望みは世界を滅ぼすこと。
彼は いったい誰なのか?彼の思いとは?
このケンヂをはじめ、
今回もキャストの皆さんのそっくりさには心が躍りました~!!
やっぱり ネタバレは避けたいので多くのことは語りませんが
複雑化した原作よりはかなりすっきりした
わかりやすいラストとなってました!(とはいえ一筋縄じゃないよ♪)
変更しながらもちゃんと原作を生かしきっていたこの構成力にも脱帽です!
ケンヂが生きていたことにもいいわけがついてましたしね~(笑)
そしてなにより一番うれしかったのは、原作にはなかった
「ともだち」の気持ちを感じることができたこと---です(涙)
「誰も死なないでくれ・・・。」ケンヂの言葉や歌に。
「正義の味方」とは何か?を考えるカンナ、そしてケンヂの仲間たち。
ソレは悪を倒すことではなく、愛するものを守ることなのだと 気づく彼らです。
ケンヂの謝罪に「終わっちゃうよ・・・」そう怯えていた「ともだち」
そんな彼にケンジはいう。
「遊びは終わりだ・・・」っと。
ケンヂとともだちの決着のつけ方には驚かれた方も多いことだろう。
拍子抜けした人も 多かったことでしょう・・。
原作では歌も歌ってくれないツンデレケンジ。
しかし映画は 歌の大団円となり、私の心を大いに盛り上げてくれました
それは私にとって言葉にはできない感動でした・・。
しかし実はエンドロール後がこの物語の本当のはじまり。
「ともだち」をこの行動に走らせた「ある事件」と
原作にはなかった「ともだち」の心情があきらかにされていきます。
それは私にとってとても嬉しい贈り物でした♪
お面をはずしケンヂとむきあった「ともだち」からは笑顔がこぼれ、
2人は友達になって楽しく歌を歌う(遊ぶ・・)
そうそれこそが「ともだち」の夢であり望みだった・・。
でも ソレは しょせん幻。
もしあの時○○○ていたら。---できたら。
そんな苦い思い出は 誰にもあるだろう。
でも人は 過去を変えることはできない。
人はソレを 時に忘れ 時に許し--- 生きていかなければならないのだ。
彼は大人になれなかった哀れな子供。
ケンヂの「謝罪」は、彼のからっぽの心に何かを残したのだと・・
私は信じたいです。
「 ぼくは悪いもの・・?いらないもの・・??」
苛められ、無視され いつしか存在しないものとなり
自分の消滅を願うようになってしまったともだち・・。
---ボクが 20世紀少年なんだ--
そんなともだちが二度と生まれないことを祈りたいです。
(´Д`)ハァ。しばらく「スダララ・・」の鼻歌がとびだしそう・・。
★原作感想です♪
★もう1つの第2章(金曜ロードーショー)
★第2章~最後の希望~
★第一章~ 終わりのはじまり~
綺麗に纏めていましたね。
エンドロール後のエピソードは、
なかなか素敵だったと思います。
あれがあったからこそ、物語が生きていますね。
よくぞこんな手があったなぁと驚愕しました。
ホント綺麗にまとめてありましたよね。
原作では「ともだち」の思いについて
のたうちまわった私にとって(笑)
エンドロール後のエビには心臓バクバク。
彼をみれて長い間のしこりが消えた気がしました~(大げさか:笑)
くろねこさんの記事を読んでいて1つは疑問が氷解しました。やっぱり最後のあれは、実際に過去に行ってる訳じゃないですよね。確か第2章であの機械は自分の中の過去を見ることが出来る機械だったんじゃなかったっけ?と思ってたんで、実際に過去が変わってしまったのかどうかがいま一つ解らなくなっていたんです。
色んな方の記事を読むと、概ね原作を読んでいる方は楽しんでおられるようで。ちょっと映画そのものだけでは辛かった自分がいます。^^;
「過去が変わったわけではない」でしょう。
とはいえここは浦沢サンお得意の「読者に考えさせる展開」になってると思うので
感じ方は様々なのかもしれません♪
バーチャル装置の目的は洗脳、でも本当は自分を思い出してほしくて作ったようです。
友達の正体は「記憶にも残っていない友達」でした。
そしてケンヂが彼にしたことは謝罪。
ここに何かを感じるかでこの作品の評価は大いに分かれるのかなと思ったりしています。
私も読んでた当時は「なんだそりゃ~?」
と頭を抱えた記憶がありますです(笑)
原作で足りなかった部分が補完されたラストに私も納得です。
ユキジとの「もしも」っぽい気持ちがまったく語られない映画はちょっと残念だったケド、見つめ合うEDロールには抱きしめたいんだろうなぁ~と勝手に補完してましたが(笑)
カツマタくんとの「もしも」は良かったですね。しかも神木君を起用するあたりがニクイ演出でした。
ぼくも、原作を補完しているようなあのエンディングは好きです。
ほんとうに泣けました。
ただ、ツレが言うには、
あのいじめは、あの頃ではなく、
もっと後の時代に生まれたものではないかと。
確かに、当時のいじめは、あそこまで陰湿ではなかった気はします。
何かあのお面をつけた子供を見ると、心が悲しくなってしまいますから。
原作の結末は唐突な終わり方なもんですから、正体が判明したとしても読者はどこか魚の骨がノドに突っ掛ったような煮え切らない気持ちになった人が多かったと思いますけども、それを映画ではともだち視点で描いた『if(もしも)』の場面を最後に持って行き、例え現実ではないにしても悲観的にさせない終わり方は自分も良かったと思いますねぇ。
そいえばライブverのボブ・レノンも良かったですね♪グーダラスーダラは正直漫画読んでた時はヘンテコだと思いましたけど、映画では何故か涙腺が・・・
記事書いてる時に自分も口ずさんじゃってましたね~w
なんだか嬉しいなぁあ(涙)
私はこの映画化に、ぜひとも納得できるラストとカツマタ君の心情を描いてほしいと・
思ってきたのですが、その思いは叶ったと思ってます(涙)
その上カツマタくんまで登場させるとは~。
ホンとニクイ♪
万丈目のすりかえもうまい!と思ったです。
ああ~。確かに!!
ケンヂに抱きつきたかったのはカンナよりユキジ。ですよね~
そのせいか私もあのエンディングには泣かされました~!!
私はアラフォーですが・・。
言葉のいじめはあったなぁ。
デブとかブスとか。あっちいけ!とか
今思えばどの言葉も残酷ですよね。
でも、とめてくれる正義の味方みたいな子はいましたね。実は私(ウソ;笑)