鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

京都 下鴨神社の紅葉を訪ねて~🎵

2016-11-26 19:02:53 | 神社
久しぶりに京都へ出かけまひょ。

紅葉もそろそろ見頃かもしれまへん。

往きは近鉄特急に乗ってみましたんや。

(近鉄特急 22600系 京都行)




乗車した時はほとんどが空席、だけど次の大和八木駅で
お客が乗ってきて、ほとんどの席が埋まりましたわ。

普段は空席も目立つ、京都行き特急なんでっせ。

JR新快速や京阪特急や阪急なら普通料金のみで京都迄。

こちら近鉄は特急料金で900円も取られますんや。

(JR京都駅 改札口前)


この時期の京都は観光客で大賑わいでっせ。

やはり観光客は、溢れんばかりの人出でんな。

本来は東山の清水寺か永観堂もしくは高台寺辺り
でも~ この時期は紅葉見物のお客で大混雑でおます。

写真も撮れない状態なのでパスしまひょかな。

下鴨神社が良いかもと、京都駅前バスターミナルへ。

(市バス・京都バス 一日乗車カード)(500円)


(河原町通りを通過中の 京都市バス)(平成24年撮影)


京都市内のバスは1回乗ると230円なんですわ。

3回乗れば元が取れまっしゃろ。

(賀茂大橋から 平成24年撮影)


画像の左側が賀茂川で右側が高野川と言いまんねんで。

ここで合流してからは鴨川と呼び方が変りますんや。

中央に森が見えるのが「糺の森=ただすのもり」で
下鴨神社の参道にもなる、有名な処でっせ。

それじゃ下鴨神社を画像で紹介しまひょ。

(賀茂御祖神社=かもみおやじんじゃ)


普通は下鴨神社と呼んでまっけど、正式にはこのように
賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と呼びますんや。

2kmほど先に上賀茂神社がおまして、両方を合わせて
賀茂の大神と呼び、伊勢神宮と並び皇室にとっては
平安京を鎮護する大切な神様とされてきたそうですわ。

今日では5月の「葵祭=あおいまつり」で有名でっかな。

(御手洗・三本杉の説明板)




御手洗と書いて「みたらし」と読んでくださいね。

誰でっか~ 「おてあらい」と読む人は!

「みたらし団子」の語源になったんだとか。

「みたらし団子」は下鴨神社の境内で売られていた物が
全国に広がったようで、京都では5個で1串でんな。

砂糖醤油で包んで3串で1セットになってますんや。

一番上だけが少し大きくて、下4個が小さいんでっせ。

大きいのが頭で、下4個とで人間の姿を現すんだとか?

関東では4本が1串だったような記憶がしまっけど。

(下鴨神社の 鳥居と紅葉)






京都はイロハモミジが有名なんですが、下鴨神社の
紅葉は京都市内でも、少しだけ遅いとか言われてまんな。

1週間ぐらい早かった色付きだったかもしれまへん。

(賀茂斎院=かもさいいん 御所の復元)


弘仁元年(810年)嵯峨天皇の皇女だった有智子内親王を
初代に未婚の内親王か女王(親王の娘)が3年間の禊を経て
斎院(さいいん)と呼ばれる役目に就かれたそうですわ。

約400年間続き、鎌倉時代初期の1212年(建暦2年)の
後鳥羽天皇の皇女だった礼子内親王の退下まで35代に渡り
置かれましたが、皇室の衰微により廃止となったんだって。

この建物は斎院が下鴨神社に参拝に来られる際に使用した
斎院御所を絵図面から復元したものでしょうかな。

日常は紫野と呼ばれる処に斎院御所が置かれて居たそうですわ。

現在の北野天満宮の少し北側になるようでんな。

(賀茂斎院 御所旧跡 説明板)


伊勢神宮にも斎宮(さいくう)と呼ばれる同じような方が
飛鳥時代から鎌倉時代まで居られたそうで、こちらは
内親王の母親か父親の天皇が亡くなられたら京都へ戻り
一般人として、その後の生活を送られたそうです。

賀茂斎院は5代の天皇に渡り勤められた選子内親王の様に
必ずしも天皇や母親が亡くなられても、退下することなく
長く勤められた方が多いと記されてますかな。

特に平安時代には京都に近い事も有り、伊勢神宮の斎宮よりも
京都御所に近い、賀茂斎院の方が上位に在ったとのことで
宮廷サロンと共に平安時代を謳歌する舞台となったようでっせ。

(下鴨神社の境内)










(下鴨神社 拝殿への入口)


下鴨神社の本殿は残念ながら写真では写せないようで
あちこちから眺めましたが、こんな感じしか撮れまへんわ。

(下鴨神社の本殿の一部)




(下鴨神社の本殿)(説明板から転写)


光線が入って写りが悪いのでご免なさいね。

興味の有る方は特別拝観で4万円~5万円を納めれば
予約して毎日80名限定で本殿を拝観できるとか。

HPでも本殿の画像は掲示されていないようですね。

(下鴨神社の ご祭神)


神武天皇のお母さまが東本殿のご祭神のようですね。

西の本殿には上賀茂神社のご祭神である
賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと)のお父様ですな。

元はこの地に住んでいた賀茂氏の氏神さんだったはず。

神武天皇のお母さまを加えて皇室の神様になったのかしら?

(下鴨神社の ご朱印)


なるほど~ 山城の国では、ここが一之宮なんだ!

右上の「二つの葵」が下鴨神社の神紋のようでっせ。

徳川家「三つ葉葵」の家紋はこれをアレンジしたとか?

本殿の手前に、こんなお詣りの説明板が

(鴨の社へ えと詣り)


(巳歳と 未歳の方の 守護社)


鉄ちゃん爺やの干支は「巳」だから、お詣りせねば~

小銭が無くて100円玉をお賽銭に、ご利益が貰えるかな?

(重要文化財 橋殿)




(下鴨神社の 境内図)


(下鴨神社 剣の間)






(重要文化財 下鴨神社の楼門)






「葵祭」で斎王代が手を水に浸して禊(みそぎ)をされる
そんな映像をテレビご覧になったことがおまっしゃろ。

現在は斎院の代わりに斎王代とよばれる方が選ばれて
「葵祭」の主役を務めておられますんや。

(下鴨神社内 御手洗社=みたらししゃ)


(御手洗社前 人工の川)


この日は水が流れてませんが、「葵祭」の日には斎王代が
手で浸せるぐらいに水を流すんでっせ。

大昔は賀茂川で禊(みそぎ)をやったんでしょうな。

(御手洗社の前から 本殿方向を撮影)


上賀茂神社と隔年の交代で、御手洗社(みたらいしゃ)の
川に見立てた処で、禊(みそぎ)をされる場所がここでっせ。

余談になりますが、斎王代は一般公募やオーデションなどでは
選びません、京都の名家から未婚の娘さんが選ばれますんや。

なんでも数千万円の費用を負担することが条件で、よほどの
名家や資産家でないと応募できないとの噂でおますけど。

だから親子三代や姉妹が選ばれるケースが多いのかも?

それでは帰りは「糺の森」を散策して行きまひょかな。

(下鴨神社 一の鳥居)






(糺の森 駐車場)




「糺の森」は大昔の原生林の名残を残す京都では珍しい森で
下鴨神社の参道として、昔から保存されてきたようでんな。

現在の樹木は約200年ぐらいと、さほど古くは無いですが
京都市民には憩いの森として親しまれているそうですわ。

(糺の森の 画像)








この参道を利用して、「葵祭」の際には、流鏑馬の神事が
現在も行われているそうでっせ。













(下鴨神社の 摂社 河合神社)




玉依媛命をお祀りしているので、日本一の美女だとか
そんな訳で、女性の参拝客が押し掛ける神社なんだって?

ここが「糺の森」の入口にもなるんですわ。

(河合神社の拝殿)




ここは「方丈記」を書いた鴨長明が禰宜としてお勤めした
神社で、彼の考案した「方丈の庵」が再現されてまっせ。

(鴨長明 方丈の庵 復元)








それでは「糺の森」に戻ってみまひょ。

ここで黄葉の写真を写してみましたで。

(糺の森 黄葉を撮影)




(史跡 糺の森 石碑)




長くなりましたので、今回はこれでお仕舞にしまひょ。

次回は足を延ばして北野天満宮を紹介しまっさ。

ほんなら~ これで、さいなら~🎵

コメント (20)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 河内の国 一之宮  枚岡神... | トップ | 京都 北野天満宮を訪ねて~🎵 »
最新の画像もっと見る

20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
京都 (TAKAOSAN)
2016-11-27 11:30:56
こんにちは。
FACE BOOKなどをみても、私の友人なども、こぞって紅葉狩りに出かけています。
特に京都。
すごい人出ですね。
10月と違って、11月は比較的天気も安定していましたからね。
返信する
こんにちは(^O^)/ (小倉のヒデ)
2016-11-27 12:15:04
こんにちはです。下鴨神社の秋のこうはいを見にいかれたんですね綺麗ですね僕は 銀杏の木の紅葉を写しました 前の携帯おかしくなって今月新しくスマートフォンに
切り替えました、電話番号は変わりません。
スマホで写して見ましたが綺麗ですよる。でも綺麗に
手ぶれなく写せます。今月は、全く移動もしてないです。
返信する
行って見たいです (isikazu62)
2016-11-27 16:11:20
初めての京都見学は、そろそろ50年経ちますか
新幹線に乗りたくて会社の同僚と京都まで行きました
京都見学を2,3時間で済まして、帰路につきました。

今でしたらもう少しゆっくり見学を出来ました
かみさんは京都か奈良へはもう一度行きたいと前々から
言ってます。
返信する
こんにちは (sakurasaku)
2016-11-27 16:39:39
京都までお出掛けには、近鉄も直通で行けるのですね。
特急の割高は、特急料金ですか?
下賀茂神社の紅葉は如何でしたか。
画像では少し遅れ目のように感じますが・・
京都は今が一番観光客の多い季節でしょう。
名古屋は一番人気のない都市とか??
名古屋の紅葉は今が盛りなんですがね。
返信する
コメント有難うございました~♪ (TAKAOSAN 様へ)
2016-11-27 18:32:43
京都は外人さんにも人気だから
この時期は何処へ行っても大混雑ですね。

東福寺の通天橋などは撮影禁止とかで
紅葉も見ながら通過するだけにしたそうです
こんな寺社仏閣が増えるのは残念ですけど。
返信する
コメント有難うございました~♪ (小倉のヒデさんへ)
2016-11-27 18:36:09
下鴨神社を訪れるのは50年ぶりかも?

紅葉の名所とは言えませんが京都の名所として
ベスト10に入るかもしれませんね。

糺の森は昔とさほど変わってませんでしたよ。
返信する
コメント有難うございました~♪ (isikazu 62さんへ)
2016-11-27 18:39:39
京都市内へは2時間弱ぐらいで行けますので
我が家から日帰りが可能ですね。

でも片道2時間では2~3箇所しか巡れませんかな。

奈良市内は約1時間チョイで行けますよ。

返信する
コメント有難うございました~♪ (sakurasaku 様へ)
2016-11-27 18:45:57
近鉄では橿原神宮前から特急になりますので
阪急や京阪よりも特急料金だけ割高ですね。

京都行の急行もありますが停車駅が多くて
それなら京阪電車の特急となりそうですかな。

こちらは特急料金は要りませんのでね。

下鴨神社の紅葉は今週末がピークかもしれません。

名古屋市は大阪市よりも活気が有って
成長が見られるんじゃないのかしら?

返信する
長いなあ。。。 (くちかずこ)
2016-11-27 22:49:14
丁寧で優等生、学者肌なんですね。
出町柳の近くの大学寮に次男が住んでいたのですが、在学中は殆ど行かなかったみたいです。
くちこも、子供達が卒業後、数年前にやっと行きました。
北野天満宮から徒歩圏内には大学時代、娘が住んでいましたよ。
返信する
こんにちはです。 (小倉のヒデ)
2016-11-28 14:59:31
こんにちはです。27日は小倉も昼過ぎまで雨でしたよ
今日は朝から北風が吹いて寒いです炬燵に入ってます
日中も気温上がりません12月中旬並みの寒さです
下鴨神社来年行って見たいですね。
12月2日にカラオケ予定してます。デジカメ散歩は中々
いけませんね。仕事もしてる関係で12月から
金曜日土曜日休みにしないと自転車移動できません
行きたいところ沢山あるけれどねコメント有難う御座いました。
返信する

コメントを投稿

神社」カテゴリの最新記事