5月の目標 臨書課題3段試験合格のために 書き込んでいます。
写真は4月号課題です。
新芽の芽吹く季節となりました。
今日 伊予郡砥部町高市（旧広田村）に行ってきました。
山間にあるお宅を下見のため 5年ぶりに訪れ 以前の記憶を
なぞるように思い出して 安心しました。
それにしても この時期 緑のグラデーションが
穏やか 私を癒してくれます。
こんなお天気の連休日和 家にいるなんて もったいないよ。
ひとりになってから もう8年 傍らにあなたがいてくれたらと
切ない思いが心をよぎる。
明日から5月・・・
１月は行く 2月は逃げる 3月は去る 4月は退く で 時の流れの早いこと
新年度になって 早1か月が過ぎようとしています。
私の書道教室にも 新しい生徒さんが来てくれています。
それにしても 子供さんの新鮮な眼差し、 今まで触れてみたこともない
筆や墨などお習字道具に興味津々です。
特に筆
どのお子さんも面白そうに楽しそうに字を書いています。
これは2年生の課題
とても元気よく とめもうちこみも見事ですね。
真剣に線を書いて 墨をつけて 集中しています。
私たち大人も この子供たちの様に 何事も 心から楽しんで 夢中になって
余計なことは考えず 目の前にあることに集中していきましょう。
浅はかに とらぬ皮算用で 遠きことに心を悩ませているより 今 この目の前にある
良きこともそうでないことを楽しんでいきましょう。
そうすればいいではありませんか？
幼子の無垢な心から 大いに学びました。
昨日の事
お習字教室を終えて
後始末をしていると
保護者が来られました。
4月になって まだ一度も教室に来ていないお子さんのことで
相談がありました。
その子は小学5年生の時 習い始めて 丸4年経ちました。
ですから 今 中学3年生になったところです。
教室では 生徒さんの昇級昇段のグラフを掲示しています。
自分の級・段をわかりやすく知って 他のお友達の段位を知って
ライバルを見つけて 切磋琢磨しながら お習字を頑張って
もらいたいからです。
でも なかなか上がらないとやる気がでなくて 弱気になって
もうやりたくないと思ってしまうかもしれません。
一年前に入会した生徒さんで ぐんぐん昇段していく子がいます。
先輩を追い抜いてしまいました。
以前に他の教室で習っていたからです。 すごいなと思います。
書道が好きなんですね。 たぶん その子と比べて 自分だけ なかなか
上がらないと感じているのではないでしょうか？
指導者として 私も気にかけていることの一つです。
お稽古事も 目に見える上達と目に見えない成長がありますね。
それはどちらも大切なことだと思います。
目に見えない成長とは心の成長であって、 人としての成長だと思います。
誰でもぶつかる壁です。 どう励まして どうやる気を取り戻してもらえるか
私にとっても課題になります。 私は 神様から試されているのかもしれません。
今度 その子が 教室に来たとき 私はきっと 笑顔で迎えて 「よく来たね」と
言います。 そして さりげなく 「あなたの字が好きだよ」とだけ 伝えてます。
続けて教室に来てくれることを願いながら 今日はここまで・・・・
一枚の作品を
お部屋のアクセントにでも
なればと思って
二千優ちゃんの作品は八段合格記念の贈り物として
80代の方のそれは 初めての挑戦に敬意を表して
手持ちの材料を工夫して
リバーシブルに楽しんで作りました。
書くだけでなくて それを活かして
遊んでみました。
書道の枠外かもしれませんが、
ささやかな創意工夫も長続きのこつかも
しれません。