東野 圭吾 著 「ダイイング・アイ」を読みました。
記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。
相変わらず東野作品を読み易い。
冒頭から巧みな展開で読み手を引き込み、そのまま終盤まで興味を失わずに引っ張り続けるテクニックはさすがで す。
しかし、本作はこれまでのミステリー作品とは違ってホラー的な要素が入っています。
飽きずに一気に読み通せますがミステリー作品だと思って読むと肩透かしかも・・・。
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