矢月 秀作 /もぐら 闘

矢月 秀作著　 「もぐら 闘」を読みました。



新宿のビル街で大規模な爆破事件が発生。

爆心部にいたのはiPS細胞の実用化に関わる研究員だった。

警視庁は“モール”を中心に捜査を開始する。

一方、重体の紗由美に付き添い、竜司が滞在する医療施設では小学生の患者が突然姿を消した―。

これは人間の念願か狂気か!?

神をも凌駕する再生医療ビジネスが生んだ悪魔が竜司たちを襲う。


ついにシリーズ第五弾！

主人公の影野は前作で事件に巻き込まれ、いまだに意識の戻らない彼女の身を案じて今後は事件から遠ざかろうとする・・・。

しかし、思わぬ偶然から、またまたトラブルに巻き込まれることになる！

これまでの作品に比べると若干パワーは落ちましたが、

臓器移植から最先端医療のiPS細胞の話題も絡ませて、まだまだ一気読みの面白さは健在です。

これはもう日本版ダイ・ハードだ！

この小説の満足度：☆☆☆☆