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重松清/カシオペアの丘で

2012年09月28日 | 小説

重松清 著 カシオペアの丘でを読みました。

 

丘の上の遊園地は、俺たちの夢だった―。

肺の悪性腫瘍を告知された三十九歳の秋、俊介は二度と帰らないと決めていたふるさとへ向かう。

そこには、かつて傷つけてしまった友がいる。

初恋の人がいる。

「王」と呼ばれた祖父がいる。

満天の星がまたたくカシオペアの丘で、再会と贖罪の物語が、静かに始まる・・・。

二十九年ぶりに帰ったふるさとで、病魔は突然暴れ始めた。

幼なじみたち、妻と息子、そして新たに出会った人々に支えられて、俊介は封印していた過去の痛みと少しずつ向きあい始める。

消えてゆく命、断ち切られた命、生まれなかった命、さらにこれからも生きてゆく命が織りなす、あたたかい涙があふれる交響楽。


久々に重松作品を読みました。

この前に読んだ「とんび」ではすっかり泣かされてしまいましたが果たして本作は・・・

上下巻合わせて、800ページ越えとかなりの長編です。

肺ガンで死を迎える幼馴染の一人を軸に話が進みます。

内容が内容だけに読み手のペースも上がりませんでした。


ちょっと話が暗いのと、廻りくど過ぎるかな~。

しかし、その暗い中に少しずつ光が見えてくる感じがいかにも重松作品らしい!

やっぱり最後には”ほっこり”と云う事で・・・。

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