瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

光る王国、燃える王国14

2012年03月05日 20時49分57秒 | ハウステンボス冬の旅行記
今年のチューリップ祭は3/17~4/8迄開催。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/tulip2012/)
小中学校の春休みに合せたんだろうけど日数的には短い。
開園20周年記念でもある事だし、せめて1ヶ月位開催すれば良いのに…今年は春の訪れが遅くて、多分見頃は4月の中旬位にズレ込みそうだしさ。
まだまだ寒い日が続いてますが、頑張って参りましょう、前回の続きで御座います。


パレス・ハウステンボスのイルミネーションを堪能した後は、坂道を下り港町の停留所からバスに乗って、アートガーデンの観覧車を乗りに行った。
今回の冬からオープンした観覧車は、夜に観るとまるで打上げ花火の様。
想像したよりは街の景観に溶け込んでる。
ただイルミネーションの季節が終了したら、夜間どんな風に観えるのかな~って不安も未だ有り…。
個人的にイルミネーションの色は白か青で統一して欲しかった。

それはさて置き、乗りに行ったら凄い人気でした。
閑散期でありながら、ここだけは行列が出来ていた、回転速い為直ぐに順番来たけど。
で、乗る前にトイレに寄ろうと思ったものの、周囲にそれらしき建物が見えない。
橋渡って対岸のニュースタッドまで行くしかないと諦めかけて思い出した――観覧車が出来る以前、ルフティーバルーン(気球)がここに在った頃、隣の花屋ブルームウィンケルでトイレを貸して貰った記憶を。
店員さんに尋ねたら以前のままに在りました!
いや~我ながら記憶力ハンパない。(笑)
現在場内トイレの大半は自動洗浄式に変ってるが、ブルームウィンケル内のは手動式のままだった。
個人的には流すのくらい手動で良いと考えてるから不満無い。
てゆーか全自動に慣れ過ぎると、手動式に当たった時、流すの忘れそうで恐い…汚い話で御免。(汗)
しかし自分の周囲に在るトイレも、何時の間にやら全自動に変ってて、何時の間にやらそれに慣れつつある己が恐い。
多少不便な生活の方が馬鹿にならなくて良い気がする。

ルフィティーバルーンは良かったよな~。(写真こちら
日常的に強い海風が吹いてるハウステンボスには、向いてないアミューズメントだったけど(笑)、気球のデザインが街の景観に良く馴染んでいた。
流石一流イラストレーターと唸らされるカラーセンス。
観覧車も白にしたのは正解だったと思う、昼間は青空に映えて美しい。

    

観覧車の乗降口はブルームウィンケル隣の奥に在る。
自動券売機で買ったチケットを係員に渡して乗車、中は暖房が利いてて暖かかった。
電車の座席よろしく椅子の下から温風が出るんよ。
まだ新しいから窓硝子も綺麗で、景色を良く見晴らせた。

ゆっくりと上昇してく観覧車、次第にラビリンスの全貌が現れる。
蒼く輝く光の迷路は神秘的。

    

最高地点まで上るとアートガーデンの全景が見晴らせる。
実に素晴しい眺め、さながらモルフォ蝶の様な艶やかさ。
眼下に広がる光の絨毯は、目まぐるしく色を変えて行く。

    

アートガーデンだけでなく、光の運河に光の教会に光の宮殿…同じ高所でもドムトールンと違って、四方が硝子張りだから、園外まで見晴らせるという。
その為ハウステンボスとは対照的に、周囲はほぼ真っ暗な事が良く解った。(笑)
本当にハウステンボスだけが光に包まれてるのだなと。

    

最高地点を過ぎ、再び地上へゆっくり降りてく観覧車。
数分の空の旅、降りるのが惜しい程に楽しかった。

今年のアートガーデンのイルミネーションは、正しく宝石箱の様な美しさ。
けどあまりにカラフル過ぎて、全体のバランスから言うと、アートガーデン付近だけ浮いている。
金を基調に街のイルミネーションを纏めた昔の方が、カラーセンスは良かったかなと本音の話。
それと昔は星明りに配慮する照明を考えてたのに、現在はあんま考えてないようなのが少なからず残念。
光在る所に闇在り、暗さも必要、世の中はバランスが大事です。(と前も同じ事書いたような…)
今でも海の側へ行けば星がいっぱい見える、アートガーデンからも金星みたいな明るい星は見えるんだけどさ。

19:20~は昨夜同様アレキサンダー広場の教会前で「3Dプロジェクションマッピング」を観賞した。
観ていて、以前ここで行ったショーイベント、「ラブ・サンステラ」の進化版とも言えるかなと。
当時あのショーは革新的に感じられたけど、高尚が過ぎて一般には理解し辛いものだった。(笑)
新しくなったハウステンボスは観せ方が上手い。
一見して解るもんじゃなければ、多数の客に支持されない事を、現社長は良く理解してるのだろうと思う。
ちなみにこのショーと「光と闇の王国」は、好評により5/6迄延長決定したそうな…もういっそずっとやってれば良い。(笑)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/light_extension/)

アレキサンダー広場にも、パレス同様にかがり火が焚かれていた。
観てないから解らないけど、パレードの時に使うらしい。
火の管理大変そうだが、キャンプファイヤーみたいで良いね♪
ちなみにナイアンローデ城前でも焚いていた、探せばもっとあちこちで見付かったかも。

この夜は疲れたんでホテルに戻り、コンビニのおにぎり等で夕食にした。(また…)
タフな母は21時~アンカーズラウンジのコンサートを聴きに行ったけど、私は諦めて先に風呂入って寝てしまった。(汗)
帰って来た母が話すにはハンガリーの演奏者で、素晴しく演奏が巧かったそうな。
ヴァイオリン・ピアノ・コントラバスの三重奏を、グラスシャンパン付2千円で楽しめる、ホテルのプライベートコンサート。
…以前と比べ若干値段が上ってますが(笑)、母曰くシャンパンも最高に美味しくて、2千円じゃ安過ぎると感じたそうな。
母が持ち帰ったプログラムによると、前半は「美しく青きドナウ」、「リベルタンゴ」、ショパンの「グランドワルツ」、交響詩「モルダウ」、「チャルダッシュ」と、ポピュラーなクラシック曲を演奏。
後半はマトス・ロドリゲスの「ラ・クンパルシータ」を弾いた後、お客から希望曲を募るリクエストタイムが設けられたとか。
母は「シンドラーのリスト」をリクエストしたらしい。
ブラームスの「ハンガリー舞曲第五番」を演奏して終了、約1時間近く優雅な調べに聴き惚れたそうな。
復活したアンカーズラウンジの呼び物、疲れてなかったら私も聴きに行きたかった…窓開けてたから音楽は微かに流れて来たけど。
面と向って演奏を聴くのは恥ずかしいという人は、同ロビー内に在るバー「シェヘラザード」で聴く手も有る。
ロビーに佇み無料で聴いてるちゃっかり者も居たそうだが。(笑)
詳しくは公式HPのこちらを御覧下さい。(→http://hotels.huistenbosch.co.jp/he/concert/)
デ・アドミラル、シェヘラザードでも別時間にコンサートを開催してる。
チェックインタイムは無料で演奏を楽しむ事が出来るよ。




昨日NHK7時に上海⇔ハウステンボス便のニュースをやっていた。
中国からお客さん沢山くれば良いな~。

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2 コメント

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はじめまして (ちゃる)
2012-03-18 20:28:25
はじめまして、びょりさん。九州在住のちゃると申します。ハウステンボスのレポ、季節順に全て読ませて頂きました。私もかなり昔から虜になってまして、沢山の写真と事細かな描写でぐいぐい惹き付けられてしまいました。私も冬に行くことが多く、今年の2月の頭に二泊しました。その時に私も全日空の売店で上柿本シェフのコーナーを見つけて驚いたんです。昔シェフのビワジャムにはまり、またあればと期待しましたがありませんでした。光の街のイルミネーションは、私も昔の方が好きでした。統一感があって。びょりさんの生き生きしたレポを読んでると、いつもホテルヨーロッパに泊まってのんびりしてただけなんで、色んな事をやってたんだなぁと今さら知って後悔したり。アムステルダムの中庭を知ったのも行きはじめて何年も経ってからだったし。最近はデンハーグがしまってからアムステルダムやフォレストヴィラにも泊まるようになり、少しだけ行動範囲が広がりました。2月は4月からリブランドする全日空にも一泊してみたり。4月にも急遽二度帰国する事になり、クラブヨーロッパを調べようとしてこちらに偶然たどり着いたんです。すると更に偶然、2月帰国の時に大変参考にさせて頂いたmattariさんに度々リンクを繋いでらっしゃるではありませんか。普段友人のブログくらいしか読まないのに、たまたま興味をひかれたお二人が繋がっていたとは。お二方とも携帯でも読み込めるので有りがたいです。面識無い方に書き込むのが不慣れなもので脱線しました、すみません。実は私も無料のファミリエ会員だったのですが、4月二度行くことを考え、とうとう年会員になる事を決めました。これにはびょりさんのクリスマス記事を読んだ事も関係してます。カウントダウンに三回行ったことはありますが、クリスマス時期は仕事や他の予定が詰まりすぎてていつも諦めてたんです。しかし飾り付けの写真等を見てやっぱり行きたいなという想いがむくむくと沸き上がり、年会員になれば無理矢理にでも時間を取って行くんじゃないかなと。昔は会員向けプランに入場券付きがあったし、他サイトでも入場券付きが多いのでそれでいいかなと思ってましたが、今の社長の三年で結果が出なければ…という不吉な言葉が頭にあり、少しでもその結果に繋がればなと。今年が三年目のスタート、黒字になってるとはいえ油断出来ません。ティークリッパーの(煙草も吸わないのに)優雅なソファーでくつろぐ時間が無くなったようなショックは二度と味わいたくないものです。早速年会員の事を訊ねたら、現在無料会員は募集しておらず、有料会員になると無料会員にはカードが変わるから戻れないと言われ、正直来年も三回以上行けるか相方と悩みましたが決めた次第です。会誌を見るとラッキーデーのフルーツサービスまで無くなるとあってまたショックでしたが。長文乱文、語りまくって失礼しました。まだ光の街レポの途中ですが、これからも楽しみにしてますので頑張って下さい。
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初めまして~♪ (びょり)
2012-03-20 15:45:22
九州在住ですか、近くて羨ましい。
冬のハウステンボスはイルミネーションが美しくてロマンチックですよね!
私は特に冬(12月)と初夏(5月)のここが大好きです。
ワインが美味しい秋も好き、紫陽花が咲く6月も好き、結局何時行っても良いという事で。
私もムッシュのビワジャムが忘れられずに居る1人。
旧全日空新オークラホテルで、それを再び買う事が出来るなら嬉しい。
しかしハウステンボス園内に戻る事は無いのかと寂しくも思いました。

まったりさんのブログは私も毎回参考にさせて頂いてます。
ハウステンボス公式のHPより詳細に紹介されてて大変助かるのです。
度々ピンチに立たされてるハウステンボスですが、ファンからの愛され度はディズニーに匹敵する気がしなくもないですよ。(笑)
まったりさんだけでなく、ここにリンクさせて頂いてるブログの皆様は、ハウステンボス愛に溢れてますので、是非ご訪問をお勧め致します。

アムステルダムの中庭は一昔前の方が綺麗でした。
ヨーロッパと他の場内ホテルとの差別化が狙いかもしれませんが…。

そうなんですよ、現在無料のファミリエ会員は募集してないのです。
自分は良い機会に入ったのかもしれませんが、ラッキーデーのフルーツサービスが無くなるなら、近い将来ファミリエ全有料化するかもしれませんねぇ。(不安)
H.I.Sになってからのハウステンボスは、良くも悪くも経営がきっちりしており、昔の長閑な雰囲気が好きだったファンとしては複雑な思いを持ってなくも無い。(笑)
でも潰れたら元も子も無いですからね。
もうすぐ二十歳を迎えるハウステンボス、イケイケ(死語)なのはそのせいか?
今後も紆余曲折有るでしょうが、しぶとく頑張ってって欲しいです。

好き放題に書いてるレポに過分なお褒めの言葉を有難う御座います。
長文コメントで非常に読み応え有りました。(笑)
同じハウステンボスを愛する者として、これからも来場に励みましょう♪
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