ローズマリー 第11話

■第11話　自分でも気付かなかった

「癌がリンパ腺にまで転移している」
ジソプは検査結果をジョンヨンに告げました・・・

マルを出産した時帝王切開だったため、手術が3度目になると
腸癒着の恐れがあるため、手術は勧められないとのこと。
ジソプは、前回とは違う種類の効果が劣る抗がん剤で治療を行うことを
提案しました。
「先輩、私はまだ死ねないの！子供たちが結婚するまでは無理だとしても、せめてマルが中学生になるまでは・・・何でもするから・・・」と懇願するジョンヨン。
ジソプは、「俺を信じるな。医者にも分からない。神のみぞ知ることだ。自分を信じるんだ！」とジョンヨンを励ますのでした。

ジョンヨンは、入院せずに通院治療を行うことになりました。

ジュノと一緒に家に帰ったギョンスでしたが、
家では父親がひとりでお酒を飲んで酔っ払っていました。
ギョンスは、ジュノの家にしばらく身を寄せることにしました。
ジュノは、ギョンス父を気遣ってお金を少しだけ渡すのでした・・・
「まともなもの食べてよ」とギョンスも父親に食費を渡しました。
示談金を払ってお金がないにもかかわらず、
小遣いを渡してくれるギョンスに対し、
父親は「生意気に・・・父親を物乞い扱いか！？」と拒否するんですけど
ギョンスは「20歳を過ぎたら大人だし、親に小遣いぐらいあげたっていいでしょ？」と言うのでした。
去っていこうとするギョンスに
「ジュノと結婚するのか？俺は酒癖が悪くてろくな仕事にも就いていない。俺みたいな男を選ぶなよ」とギョンス父。
いつも酔っ払って娘ギョンスに迷惑ばかりかけているけど、
ギョンスの結婚のことを心配しているんですね・・・

ジュノはギョンスを連れて実家に帰ったのですが、
ジュノの家には、釜山から叔母が来ていました。
ギョンスのことを快く思っていないジュノの叔母は、
ギョンスがジュノの家に出入りすること、ジュノと交際することに
反対し、わざとギョンスに聞こえるように悪口を言いました。
それを聞いてしまったギョンスは
「チムジルバンに行きたいので・・・」
とジュノの家を出て行くことにするのでした・・・

抗がん剤の副作用に苦しみながら家事をこなすジョンヨン。
姉弟ケンカをするシネとマルに必要以上に厳しく当たってしまいました！

自分のせいで長男の嫁が再婚しないのでは？
と心配したヨンド母。
長男の嫁にお見合いを勧め、「嫁入り道具は私が揃えてあげるから」と言うのですが、
嫁は何も答えませんでした・・・

会社の休憩時間など、ギョンスがヨンドと一緒にいるところを何度か見かけたジュノ。
会社帰りにヨンドの車に乗って、ジョンヨンに会いに行こうとするギョンスを
ジュノは引き止めました！
ギョンスに片想い中であることをヨンドに説明したジュノは、
ギョンスと2人っきりで話し合うことにしました。

「妻子ある男性を好きになったのか？お前が男性にくっ付いて話をするなんて初めてのことだろ？」と問い詰めるジュノ。
すると、ギョンスは「好きになったみたい。自分でも気付かなかった・・・」と認めるのでした。

高校生の子供を持つ先輩に電話したジョンヨン。
「6歳の時の記憶ってあるのかしら？どんなことを覚えているのかしら？」と尋ねました。
「あまり小さい頃の記憶はないみたいだけど、旅行に行って楽しかったことはしっかり覚えているみたい」と先輩から聞いたジョンヨンは、
そのことをヨンドに話し、「旅行へ行こう」と提案するのでした。
「もし、子供が（旅行へ行ったことを）忘れてしまったら、また行けばいい。俺に似ていたら忘れるだろうな・・・それなら、忘れないように何度も行けばいい。家族4人で」とジョンヨンを抱きしめるヨンド。

抗がん剤の副作用に苦しむジョンヨン。
ついに髪の毛まで抜け始めました
トイレに閉じこもり、子供たちの呼びかけに返事をする余裕もありませんでした・・・
できる限り急いでトイレから出てきたジョンヨンでしたが、
「鍵をかけて閉じこもってもいいけど、返事はしてよ！返事してくれないと怖いから・・・」と泣くシネ

そんなところで、第11話終了です