ワニ＆ジュナ ～揺れる想い～

【原題】와니와 준하
韓国では、2001年11月23日に公開。
監督: キム・ヨンジュン

■出演
イ・ワニ役：キム・ヒソン
キム・ジュナ役：チュ・ジンモ
ユン・ソヤン役：チェ・ガンヒ
ヨンミン（ワニの異母弟）役：チョ・スンウ
ワニの父役：キム・グァンニム　
ワニの母役：イ・ヘスク
チョンウ（ワニの会社先輩）役：チェ・グァンイル　
チャヨン役：ソ・ジャヨン
プロデューサー役：イ・ジョンウン
猫を轢いてジュナと口論になった運転手役：チョン・ギョンホ
ワニの子供時代役：コ・ジュヨン（子役）
ヨンミンの子供時代役：コ・ギボム（子役）

■ストーリー
アニメーターのワニとシナリオライターのジュナは、春川のワニの家で同棲中。にもかかわらず、2人の関係はあまりラブラブではないようです。

そんなある日、留学中のワニの異母弟ヨンミンが帰国するという連絡が入ります。ちょうどその頃、ヨンミンのガールフレンドソヤンがソウルから訪ねて来ました。ワニとジュナが暮らす家で数日間過ごすことにしたソヤンは、「ヨンミンと2人っきりの思い出はない。いつもワニも一緒で3人だった・・・」とジュナに話すのでした。

度々、過去を振り返るワニ。思い出すのは、弟ヨンミンとの思い出ばかり・・・ワニとヨンミンは異母兄弟で、小学生ぐらいの頃にある日突然姉弟として一緒に暮らすことになったのでした。そして、ヨンミンはワニの初恋の人だったのです

ワニの想いに気付いたジュナは、ワニと距離を置くことにして家を出て行きました。
ジュナがいなくなったことで、ワニは自分にとってジュナが大切な存在であることに気付くのでした・・・

■感想
この映画のDVDが発売された4年ぐらい前から気になっていた『ワニ＆ジュナ』、やっと鑑賞することができました～。最初は、『ラブストーリー（クラシック）』のチョ・スンウさんが出ているということで知った作品なんです。

ワニ役のキム・ヒソンさんは、言わずと知れた美人女優ですが、そのお相手ジュナ役がチュ・ジンモさんだということは、出演者を調べるまで気付きませんでしたチュ・ジンモさんと言えば『ファッション70's』のドンヨン役の俳優さんです。（『ファッション70's』、視聴途中なので早く続きが観たいです）

『ワニ＆ジュナ』、とっても切ない気持ちが伝わって来る素敵な作品でした人それぞれ好みはあると思いますが、私はとても好きなストーリーでした。
ワニとヨンミンの回想シーン、断片的にはっきりとは描かない感じだったので、分かりにくいのですが、それはそれでノスタルジックな印象を受けました。
悲しい出来事をはっきりと描写しないという点は、『8月のクリスマス』と似ているかもしれません。

チョ・スンウさん、他の作品の印象とは違い、初々しくてカッコ良かったです

☆ワニの子供時代を演じていたのは、『雪の女王』でボラの子供時代を演じていたコ・ジュヨンさんでした。