神の天秤 第6話

■第6話　広まる噂

ウンジの兄ガンチョルに鉄パイプで襲われたジュナ。
偶然 通りかかったウビンが助けに入り、
一緒にいたヨンジュが警察に通報したことで
大事にはならなかったのですが、
ガンチョルは警察に連行され、ジュナも事情聴取を受けることに。
事情を知られたくないジュナは、
「ただの痴話げんかです！」とガンチョルを連行しないで欲しいと言うのですが、
殴られたウビンがケガをしてしまったため、
現行犯逮捕となってしまうのでした・・・

ジュナが何か良くない事情を抱えていることを察したヨンジュは、
ジュナのことを「気に入らない！」と悪者扱いするのでした・・・

ジュナの代わりにガンチョルに殴られたウビンは
顔にケガを負ってしまいました！
ウビンの母親もまた ジュナの素行が悪いのでは？
と疑い、夫にジュナの身辺を調べるよう頼むのですが、夫は拒否するのでした・・・

ジュナに脅迫まがいのでんわがかかってきたことを知っているウビン。
その電話の主がガンチョルであることを確信し、警察へ向かいました。
警察で事情聴取を受けるガンチョル。
「妹を裏切ったジュナを偶然見かけて、
腹が立って 公園で拾った鉄パイプを持って襲った」と証言していたのですが、
そこにやって来たウビンが、「数日前に脅迫電話をしていたから
計画的な犯行です！」と証言しました

警察を出たウビンとジュナ。
ジュナは、ガンチョルが亡くなった交際相手の兄であることを話し、
「今でも信じられないよ。
あんなに優しい女性が若くして死んでしまうなんて・・・
神に問いたい。どうして彼女を連れて行ってしまったのか？
俺の合格を知ってくれたかな？
一度だけでも言ってあげたかった。
"お前のおかげで合格できた"と・・・」
と泣きながらウンジのことを話すのでした・・・

翌日、ハクボム先輩とお昼を食べるヨンジュ。
"ジュナの問題にウビンが巻き込まれてケガをした"と不満気に話し、
「ジュナが捨てた女がショックで自殺して、
その兄がジュナを恨んで襲ってきた」
と勝手な推測を話すのでした。
ヨンジュの声が大きかったため、コ・ソナ教授に聞かれちゃった
ジュナの事情を知るハクボムは、
「ジュナにも事情があるんだ。許してやれ」
とヨンジュの言うことを相手にせず、去って行くのでした。

コ・ソナ教授はヨンジュをジュナの担任であるホン・ゴンピョ教授
のところへ連れて行き、
「司法修習生も公務員だから、品位が求められる」として、
"ジュナが支えてくれた女性を捨てた"というヨンジュの
勝手な推測をホン教授に伝えてしまうのでした・・・

コ教授、ホン教授、チョン教授とウビン父から呼び出されたジュナ。
今回の暴行事件について詳しく説明するよう求められるのですが、
ジュナは 多くを語ろうとしません。
教授たちからの疑いを晴らすことができないことを察したウビンは、
ジュナが今でもウンジを忘れられずに苦しんでいるからこそ、
真実を語ることができないということを説明するのでした・・・
そのおかげでジュナは、懲戒処分を免れました。

「真犯人は他にいる！」とガンチョルに説明しようとしたジュナでしたが、
ガンチョルは信じようとしません！
ジュナの弟ヨンハが刑務所にいることを知ったガンチョルは、
ヨンハに目をつけたようです！

ジュナのことをまだ悪者だと誤解しているヨンジュでしたが、
ヨンジュの軽はずみな発言がジュナを懲戒処分の危機に追いやったとして
ウビンは「ジュナに謝罪しろ！」とヨンジュに命令しました。
思いを寄せるウビンに強く言われ、ヨンジュは渋々 ジュナに謝ることに。
乳酸飲料を差し入れしたヨンジュ。
それはウンジがよく飲んでいたものと同じだったため、
ジュナはウンジを思い出すのでした・・・

ウビンのことが気に入ったセラは、
「キム・ウビンに決めたわ」
と父親に電話で報告するのでした

そんな中、研修所の体育祭が開催されました
応援に来てくれた父親に
「意中の彼と二人三脚に出るから見てて」
と言っていたヨンジュでしたが・・・
ウビンに積極的にアプローチするセラがウビンのパートナーとなってしまい、
ヨンジュはジュナと組むことに
それを見ていたヨンジュ父は、ジュナがヨンジュの彼なのか？
と勘違いし、チキンを差し入れするのでした

その夜、飲み会で何かと特別扱いされるセラ。
ヨンジュは嫉妬してお酒を飲みすぎてしまい、
途中で帰ることに
ウビンと一緒にタクシーに乗って帰ることにしたのですが、
「湖水公園で全部話せよ」とヨンジュに伝えるジュナ。
ヨンジュがウビンに想いを寄せていることを察して後押ししたんです。

湖水公園にて。
「いつまで知らないフリをするつもり？
あのキーホルダーはどうしたのよ？」とヨンジュ。
キーホルダーのことを覚えていないウビンにガッカリするのでした・・・

研修所の授業の一環で 刑務所見学へ行ったジュナ。
ヨンハが元気でやっていることを確認しようとするのですが、
そこにヨンハの姿はありませんでした。
看守に尋ねてみると、「懲戒室にいる」とのこと。
"１分だけ"という条件でヨンハと面会したジュナ。
ヨンハは、何者かに殴られたようで目に打撲の跡がありました
ジュナが理由を尋ねると、
「オ・ガンチョルにやられた・・・」とヨンハ。
ジュナは、オ・ガンチョルに会いに行くことにしました。
ジュナの様子がおかしいことに気付いたウビンもガンチョルのもとへ。

看守によると、ガンチョルが先にヨンハに殴りかかり、
ヨンハが歯ブラシで反撃したとのことで、
ガンチョルも目を負傷していました。
ガンチョルの顔を見たウビンは、この前 公園でジュナを襲った男だと気付き、
「お前は一生刑務所暮らしをするべきなのか？
俺が徹底的に調べてやる！」とガンチョルを責めるのですが・・・

ガンチョルの前にひざまずいたジュナ。
「あなたの足をなめろと言われたら、その通りに従います。
でも、ヨンハはウンジを殺していません！
真犯人は別にいるんです！
僕が必ず真犯人を捕まえますから・・・」と言うと、
「俺はここに来る前の数日間、妹が死んだ部屋で暮らしたんだ。
妹があの部屋でどうやって死んだと思う？
兄弟にもてあそばれて、暴行されて死んだんだ」とガンチョル。

そのやりとりを聞いたウビンは、"新林洞事件"の新聞記事に
"被害者は兄弟にもてあそばれたホステス"と書かれていたことを思い出し、
ジュナとガンチョルが新林洞事件の被害者の遺族であることを知り、
愕然とするのでした

そんなところで、第６話終了です