宮S Secret Prince 第17話

■第17話 『探偵プリンス』

王族府では、「フには、皇太弟になる資格がない」ということで政務会議を開催すべきとの意見が多数出たのですが、政務会議を開催する権限を有する総理は、「永城公は、ただの皇太弟候補にすぎない。皇室典範には、皇太弟候補の宮殿への出入りを禁止する決まりは定められてない」として、現状どおり皇太弟候補の対決を続ける意向を主張しました。孝将大公は、不満気です・・・

アレックスから「助けてもらったお礼がしたい」と家に招待されたスニとフ。その日、フはきちんと外出許可を得てスニとデートに出かけました～本当にラブラブモードで楽しい時間を過ごしました

その頃、セリョンはジュンに「必ず永城公様を振り向かせてみせるわ」と宣言し、「そのために協力して欲しい」と頼むのでした。セリョン、初めて男性を好きになったようです今まで愛情を求めることを知らなかったセリョンが本気で恋していることを知ったジュンは、少し驚いている様子。

陛下は外出する際に従侍官にアレックスへの手紙を託しました。手紙を置いた場所を小声で伝えたのですが、それを何者かが盗み聞きしてましたそんなことにも気付かずに、従侍官はアレックスの家に手紙を届けに行ったのですが・・・帰りに駐車場で何者かに襲われてしまうのでした

ちょうどアレックスの家の駐車場にいたフとスニ。フは従侍官を助けたのですが・・・従侍官に襲い掛かったのは、孝将大公の側近の女性シヨンでしたシヨンから従侍官を救ったフでしたが、後から来た別の2人組にアレックスが陛下に宛てた手紙を盗まれてしまうのでした・・・
宮殿に戻ったフは、陛下に「従侍官を襲ったのは、孝将大公の側近の女性で、その女性は先日のパパラッチ事件の時にも現場近くにいた」と伝えました。

手紙を奪うことに失敗したシヨン、孝将大公は激怒アレックスの手紙とアフリカで撮った写真は総理の手元に

そんな中、陛下の執務室からヘルベルティアの王室に宛てた親書が盗まれました！
孝将大公は、「勇」の課題として、ジュンとフに捜査をさせてみては？と提案し、それが採用されました。
「勇」の課題は、親書を盗んだ犯人を突き止めること。捜査期間は3日間。評価の基準は、真実を最後まで追い求める勇気。

ジュンは、スニに女官の生活パターンについて質問し、女官の出退勤記録や建物への出入りの記録を徹底的に調べ、疑わしい者を呼び出して事情聴取をしました。
その結果、容疑者として浮上したのが泰安殿のキム女官と従侍官。キム女官は、「従侍官が陛下の執務室から出て行くところを目撃した！」と証言。「なぜ泰安殿に入ったのか？」と問い詰められた従侍官は、理由を答えることができず、ジュンは従侍官が犯人だと断定するのでした。

一方、フは従侍官の潔白を信じていました。
女官のあいだでは、「浪費癖のあるキム女官が最近借金を全部返済した」という噂が流れていました。スニは、その情報をフに伝え、フもキム女官の証言が怪しいと疑います。しかし、決定的な証拠を得られないまま、定められた捜査期間の3日間が過ぎてしまいました。

「捜査期間を1日だけ延長して欲しい」と申し出たフなのですが、「公正を重視するためにルールは変えられない」と断るジュン。すると、フは「これには1人の人生が懸かっています！もし、1日で立証できなければ、残りの対決の権利を放棄します！」と主張。そして、捜査期間は1日だけ延長されることに。
フは、修学院の友人たち（女子更衣室を一緒に覗いた2人組）の協力を得て、徹底的に捜査を続けました。
その結果、「ユ尚宮に指示されたキム女官が親書を盗んだ」という真実を突き止めることに成功従侍官の無実が立証されたのです。

事件が無事に立証されたことを知ったセリョンは大喜びその時ばかりは、スニと喜びを分かち合いました。

フは、ジュンの家庭教師にやって来たスニを自分の部屋へ迎え入れました。2人が抱き合っているところに入って来てしまったセリョンはショックを受け、すぐに外へ出て行ってしまいます。泣いているセリョンを見た皇太后様は、フの部屋の様子を覗いました。そして、フがスニと寄り添い合っているところを目撃することに皇太后様はこの2人の関係を好ましく思っていないようですが、どうなってしまうのでしょう？

そんなところで、第17話終了です