乾パン先生とこんぺいとう 第12話

ヒョヌを待ち伏せしたテインは、「結婚してもいいから、遠くへ行かないで欲しい」と言いました。でも、ポリに避けられて悩んでいるヒョヌは「大人の問題だから、放っておいてくれ！」と怒ります。すると、テインは「それじゃ、先生のことを泣かさないで下さい」と言い、ポリもヒョヌとウンソンがキスしているところを目撃してしまったことを明かすのでした。

ヒョヌはポリを呼び出して、「ウンソンとは姉に紹介されて親しくなったけど、浮気をされた時に何とも思わなかった。その時、ポリのことが好きだと気付いた。留学を終えたら、マチュピチュへ行きたいと言っていたが、ウンソンを誘ったことは一度もない。」と誤解を解くべく真実を語りました。でも、ポリは「叔父さんと結婚してもいいから遠くへ行かないで！」と言われたことを思い出していました。
ヒョヌが指輪を渡すと、ポリは素直に指輪をはめて「いろいろ考えてプレゼントしてくれた指輪を勝手に外してしまってごめんなさい。もう、感情に任せて外したりしませんから」と謝りました。

ポリの家の前で帰りを待つテイン。「ヒョヌに買ってもらったバイクには乗りたくない」と、歩いて行ったもんだから、足が痛くなってしまったようです
ポリは、ヒョヌと一緒に帰って来ました。テインは隠れて二人の様子を覗うんですけど・・・2人はすっかり仲直りした様子で「早く結婚したいな～」とヒョヌ。
テインはショックだったんでしょうけど、家に帰って父親に「人生の中で泣いたことありますか？」と尋ねました。最初は「ない。男は泣くもんか！」と答えたテイン父でしたが、「テインの母さんが死んだ時に泣いた」と正直に答えました。毎日泣き続けると、次第に悲しい感情が失せてくる時が来るんだそうです。テインは、そんな父の答えをアドバイスとして受け取ったようです。

翌日、学校でテインはクラスメイトたちと共にポリとヒョヌの婚約祝いを企画しました。率先して「おめでとうございます！」と言うテインでしたが、幸せそうな顔で、ポリにキスをするヒョヌを見た時は複雑な表情を浮かべていました・・・
そして、誰もいない教室で号泣

ポリは、定石高校を代表して2泊3日でセミナーに参加することになりました。テインは、「江原道の春は寒いから・・・」と電気毛布やその他役に立ちそうなものをポリのために調達しました。そして、マメに携帯メールを送るのですが、ポリは携帯を回収されていたため、返事を出すことができません
でも、ポリがセミナーに参加したのはウンソンの策略でした。教師ではないポリを雑用係として派遣し、定石高校の代表者は別途ソンイル財団から派遣していたのです！それを知ったポリは、途中で帰ってしまいました・・・

その頃、ヒョヌとテインはウンソンが計画した食事会に出席していました。なぜか、ウンソンの父親も同席していて、ウンソンとヒョヌの結婚の日取りを決めようとしていましたハッキリしないヒョヌの態度にイライラしたテインは、「叔父さんには、他に結婚を約束している女性がいます。この席は、ウンソン姉さんの策略です！」と言ってしまい、ウンソン父娘は怒って帰ってしまいました。理事長は、テインを引っ叩き、「テインを戸籍から外してください！もう、うんざりです！」と騒ぎました。ヒョヌは、ウンソンを心配して追いかけました。

ポリは、セミナーを途中で放棄したものの、タクシーを呼ばないと帰れない場所にいました。ハイヒールのサンダルを履いていたポリは、途中でサンダルが壊れてしまい、歩くことができなくなってしまいました。ヒョヌに電話しても、ウンソンと電話中のヒョヌには繋がらず、テインに電話しました

バイクで迎えに来てくれたテインでしたが、ポリはあまりの寒さに休憩を申し出ます。寒がるポリのために、自分の上着を貸してくれたテイン。体が温まるようにとラーメンを買って来てくれました。その直後、ヒョヌがポリを車で迎えに来ました。テインがヒョヌに電話してくれていたのです。これ以上、バイクで帰るのは無理だと・・・

翌日、テインは体調を崩して学校を休みました。ポリには知られたくなかったようで、ジェンマに必要なものを調達してもらっていたのですが・・・テインが欠席していることを心配したポリは、テインに会いに行きました。
テインを看病しているジェンマを見たポリ、どう思ったのでしょうか？

■後記
ここのところ、テイン父がテインに優しくなってきたのが気になります。テイン父は、テインを息子として愛情を注いでいると思うのですが、それをテインにも気付いて欲しいな・・・