こぺる【自動/ラ五】

①ゆるゆるする。②なんとなくなんにもしない。
そしてオッサンへ…

●ロックンロールに免じてそこんとこよろしく

2011-06-04 | よもやま
内田裕也「ロックンロールに免じ勘弁して」/芸能社会速報/デイリースポーツonline

基本的に、この手のニュースって(当然だけど)個々の人間の繋がりによる所が大きく、当事者間でどんな人間関係が形成されているかによって見方は変わるし、それを100%理解することが不可能である以上、他人がどうこう言うのは無意味な事だと思っている。
外部の人間が、一般的な・・・というか『一般的と思われる』尺度で測って偉そうに言うモノではない。


でも、ちょっと面白かったので考えてみることにした。


まず、「ロックンロールに免じて」とはどういうことか。
「免ずる」とは、goo辞書によると、
1 許す。許して負担・義務などを除く。免除する。「罪を―・ずる」「学費を―・ずる」
2 職をやめさせる。職を解く。「官を―・ずる」
3 (「…に免じて」の形で)罪や過失を、本人の功労や事情、また関係者の面目・とりなしなどによって許す。大目にみる。「業績に―・じて許しましょう」
めんずる【免ずる】の意味 - 国語辞書 - goo辞書
とある。
この場合はやはり3番目がその意図するところに最も近いように思われる。

ニュアンス的に最も近いのは、『武士の情けに免じて』という使い方かな。
でも、それは免じる側が使う(=武士の情けを持っている人に許してもらう)事であって、免じられる側が使うのは変だ。
そう言うこと自体がロックンロールじゃなさそうな感じすらする。
それはすなわち、自分で免罪符を発行してるみたいなモンで、それがOKなんだったら、何でも免ぜちゃうもんね。


となると、「ロックンロール」は『本人の功労や事情』なのか。
ん~・・・。
つまり、「私のロックンロールな生き方に免じて」という事かな?
なるほど、ロックンロールが理解できない私には無効だが、理解は可能。
いや、私にとっては別に「免ずる」ものでも無いので良いんですが。


それにしても、「ロックンロール」とか「ヨロシク」とかって、スゴク便利ですな。
そういえば、ビジネスメールの締めの言葉で迷ったときに、とりあえず「宜しくお願いいたします。」をつけるなぁ。

というわけで、私も今度怒られたときには、「ロックンロールに免じてご容赦ください。ヨロシク」と言ってみようと思う。



ま、ロックンロールを標榜する人が使うにふさわしい言葉だとは思いませんが。

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