こぺる【自動/ラ五】

①ゆるゆるする。②なんとなくなんにもしない。
そしてオッサンへ…

●疑問

2010-07-30 | よもやま
昔から感じていた疑問。

「手相を見る人」は必要なのだろうか。


何やら人には見えない、(そして科学的にはあり得ない色をしているらしい色の)オーラが見えるのであ~る、という人は必要だ。だってその人にしか見えないんだもん。

一方の手相はどうだ。
「統計学である」と言おうと「私の経験上」と説明しようと、それはマニュアル化できそうな気がする。

一度街角で手相を見ている人に、(おそるおそる)聞いてみたい気がする。

●マインドコントロール?

2010-07-01 | よもやま
「ボクの好きな凝り方をしてましたよ~」と言われたマッサージ店の話。

そこの店員さんはすこぶる愛想が良い。

前々からそれは感じていたのだが、遂に今日、「ちょっと…怖い…カモ」と思うほどにその愛想の良さを発揮する店員さんに出会った。

話は5月に遡る。
まず、私は一枚のはがきを受け取った。
そのお店からの誕生日を祝う、2枚のサービスチケット付きのはがき。
そのハガキには私の誕生を祝い、且つそのチケットは今月中のご来店でご使用いただけますよ、という但し書きが手書きでなされていた。
つまりは「テメェ、今月2回来んかい」ということなのだが、まぁきっと行く事になるだろうと思った私はありがたくそのハガキを持参し、一度目の訪問を果たしたのであった。

で、そこから急に仕事が忙しくなったりして、次に行ったのは6月の頭。すっかり1枚残ったチケットの事など忘れていたのだが、そのお店のポイントカードはビニールの袋に入れられており、そのビニールの袋の中に、お店の人が残りの一枚を入れておいてくれていたのだ。

それを発券した店員さんが、期限を見て一言

店「チケットがありますよ!あ、でも期限が…」


私はそこで無理を押し通すタチではないので、「いいですよ。普通のサービスで」と言ったところ…

店「大丈夫デス!ここの『5月末』の『5』を『6』に変えればOKです」


何がOKなのか分からないんだけど、とにかくOKなのだそうだ。
私は謝辞を述べつつ、「次回使います」と『またのご来店を』約束したのだった。


そして今日。チケットの事はもちろん、7月に入ったことすら私が来店すると、同じようにチケットを見つけられる。

店「大丈夫デス!」


いやいやいやいや、もうホントいいです。
ただでさえ、今日はポイントがたまって20%OFFの権利を行使させていただいているのですから、それ以上の無理はいいです。

心の底からそう申し上げ、チケットは破棄してもらうようお願いする。
店員さんは、まだ心残りのようで、「いやでも…」と食い下がる。

なんだこの図は。逆じゃね?


ようやく納得してもらい、いつも通りのサービスを20%OFFで行ってもらう。今日は20代の女の子が担当のようだ。
すまないねぇ。おっさんが相手で。

あ、念の為に書いておきますが、普通のマッサージですから。

で本当に疲れていた私は、店員さんとの会話にも余り乗らず、マッサージを堪能。結構楽になりました。

さて、終了後お会計。
担当した店員さんが「私算数が苦手で、20%offの計算は自信がないので、カンニングペーパーを見ないと~」などと言いながら、最良の笑顔でこう言ったのです。


店「私、お客さんと出会えて、本当に良かったです~」


Σ(゜д゜lll)ガーン
何その、一期一会的な発言は。
この僅か1時間程度の中で、あなたは私とどんな魂の交換をしたの?
怖いよむしろ。愛想が良いにも程があるよ!
これが世に言う、『死亡フラグ』?
再度念の為に行っておくが、私は怪しいお店で何かしらイイコトを彼女にした訳ではないのだ。
ちょっとびびった私に彼女はさらに追い打ちをかける。

店「何かもやもやしていたものが、スッキリしました」

ΣΣ(゜д゜lll)ズガーン!!

何この『マッサージをさせるだけで、相手の悩みを解決する能力』っぷりは。
教祖かよっ。
というか、むしろスッキリしたのは私の方なのだ。


完全に引いてしまった私に対して、彼女はさらなる笑顔でこう告げる。


店「ただいま2周年記念で、さいころを振っていただいて『1』が出たら、20%OFFで…」


見事に3を出してやった私は、逃げるように帰りました。