こぺる【自動/ラ五】

①ゆるゆるする。②なんとなくなんにもしない。
そしてオッサンへ…

●うぇい

2008-05-30 | よもやま
31になりやした。

数日前、カノジョに

カ「もうちょっとでアイスクリームやね」

と言われて気がつきました。
『アイスクリーム→サーティーワン(31)』
という連想ゲームは、どうやらカノジョにとっては婉曲表現らしいです。

お気遣いありがとう。

●翻訳機の謎

2008-05-24 | よもやま
母校で個人情報ファイルの紛失事件があったこぺです。
生徒さんたちに校長先生が謝罪をしたとのこと。

多分、私が在籍していた時代だったら、公に問題にはならなかったんじゃないかなぁ。。。

さて、バウリンガルの話。
バウリンガルとは犬の翻訳機。
販売サイトを見てみると、『対応犬種』の記述が笑いを誘う。

で、このバウリンガル。
「かなり正確に翻訳してくれる」
としてかなり昔に話題となっていた。
「的中率○%以上!!」
みたいな表記もあったと記憶している。

私は当時から、不思議に思っていたのだが、その『かなり正確に』『○%以上』というのは、どうやって検証したのだろうか?
正確に翻訳する、というのはつまり、犬が言ワンとするところを正しく伝えてくれるということである。
それはどうやって分かるんだろうか?
「これ合ってる?」って犬に聞くの?それが出来るんだったら翻訳機いらんもんなぁ。。。

●祈る

2008-05-20 | よもやま
中国の地震のニュース…。
痛々しくて見ることが出来ないよぅ。

「娘がまだ中にいる」
と泣き叫びながら、救助隊に引きはがされる母親の姿とか…。
歳を経るごとに、こういう痛みは増していく。敏感になっていく。

多分、親になったらこの痛みはもっと強くなるんだろうなぁ。
まだその予定も資格もないけれど。

●行き当たりばったり潮干狩り

2008-05-17 | よもやま
車で海岸沿いを走っていると、潮干がる人達の群れ。
急遽我らも潮干がるべく、最寄りの100円ショップにて、サンダル、軍手、タッパー(持ち帰り用)、タオル、ベアクロー的なアレなどを購入し、砂浜へと降り立つ。

さて、我らとしては、アサリを狩るつもりでいっぱいだったのだが、先達のバケツをのぞくと、そこにはアサリとは似ても似つかぬ異形のモノが。

マテ貝

である。
見た目はなんか、竹の一節のような形をしている。

…ベアクロー無意味やん!

敵(他の潮干狩リスト達)を視察したところ、彼らは、どうやら、巣穴(?)のある辺りを海水が染み出すくらいまで掘り、粉末状のナニカを振りかけていた。

(゜Д゜ )何ソノ匠のワザ!?

近くのオッチャンが教えてくれたその謎の粉末の正体は、塩。
NaClな塩である。
どうやら、塩を振り、濃度を変え、マテ貝達が驚いて(←本当に驚いているのかどうかは、我々人類の知るところではないが)飛び出てきたところを捕獲するらしい。

な、なんて狡猾なワナ。

我らは、自らの準備不足と、マテ貝のグロテスクさにすっかりやる気を喪失。ちっちゃいヤドカリさんのストーキングなどを行った。
タッパー買った自分が恥ずかしい。
何その「捕らぬ狸…」的な準備は!みたいな。

結局、「せっかく来たんだから…」と一匹だけ捕獲したマテ貝が如何にして穴を掘るのかを見守り、帰る事に。
帰り、お寿司屋さんにて貝モノを食べ続け、溜飲を下げたのであった。


●絶句

2008-05-16 | テレビとか
あるテレビ番組の宣伝CM。

オーラがどうしたとかいう番組の特番?の宣伝なのだが、ナレーションがこう語った。

「これは超能力か、それとも心霊現象か!?」

何その二択。
もう、こういうのって、どんな論じ方をしようとも、如何に冷静さを保とうとしても、こう言うほか無い。

馬鹿じゃないの?

●95円の親孝行?

2008-05-15 | こぺ家の住人達
ハハウエがドラマ『相棒』にハマっている。
流行ものに無関心なハハウエにしては珍事と言えよう。

言い訳すると(する意味はないが)、ここ数週間の映画の宣伝活動がきっかけではない。この冬やっていたTVドラマ版を見て、「話がわりとおもっしょい」と見始めたらしい。

自ら「何かをしたい」と口にすることが殆どないシャイ(?)なハハウエが

「映画があるん、見に行きたい」

と言うのは、こぺ家ではある意味衝撃発言である。
私が本屋で特集本を見つけて買って帰ると普通に喜ぶ。
シニシズムに満ちたハハウエの事であるから、てっきり

「無駄遣いしてからに」

とでも言われると思ったのに。。。

最近はレンタルDVDで古いシーズンのものをレンタルしてきて献上している。
居間のテレビがチチウエに占拠されている現状を憂い、

ハ「私のPCでこのDVD見れるんな?」

と聞いてくる。

う~ん。DVD一本レンタルで95円。
実にお手軽親孝行である。

●良い雨音・いまいちな雨音

2008-05-12 | よもやま

α波 1/fのゆらぎ~雨音


買った。買うたった。
随分前にどこかでそれらしいCDを借りてきて、MDに入れていたのだが、MDプレーヤーがなくなったので聴けなかったのである。
YouTubeでも雨音があったのでmp3化して利用していたのだが、好みの雨音ではなく、理想の雨音を求めてさまよっていたのである。

先日、まさかの試聴サイトを見つけ聴いてみたところ、かなり理想に近かったので購入。
それにしても雨音の試聴ができるとは…。

●負けた

2008-05-08 | よもやま
朝、ニュースでも見てみようかい、とテレビを付けてみると、『ぷりきゅあ』というのをやっていた。アニメである。
何を思ったか、「真剣に見てみようか」という気になった。


が…


無理

オープニングの歌で、心が折れた。

●『博士の愛した数式』(本の方)

2008-05-04 | 
映画を見て、吉岡秀隆さんのあの少し困ったような表情にうっとり(?)しつつも、物足りなさを感じてしまって、「いつか小説版を…」と願ったのはいつだったか。。。
先日ハハウエが単行本を購入していたので、読後に貸してもらった。

一言で言うならば、良かった。映画版よりも好き(善し悪しではなく)。
映画版では『未亡人』と『私』と『博士』との関係性の変化をストーリーの切り替えポイントとして用いたからか、私には生々しく思われ、若干の違和感を生んでいたところが、原作ではあくまでも大切な要素の一つとして成り立っているので全体的に調和がとれている。
もちろん、2時間の映画としては、原作のやや平坦と思われる展開をよりドラマチックにする必要があると思うので、悪いというワケではないけれど。

映画版で私が意味をなしていないと感じた『80分しか記憶がもたない』という設定も、完全に納得出来るわけではないけれど、きっちりと生きている。
こないだ読んだ『放浪の天才数学者エルデシュ』が参考文献として挙げられていたのは「やっぱり」という感じ。
子供好き、生活の全てを数学に捧げている…などエルデシュさんをモデルにしたと思われる設定があったのだ。
確かにエポックメイキングな人物像を持つ彼は、物語を作る上ではこの上なく魅力的な素材だと思う。


しかし、小説家ってすごいね。
長らく小説を読んでいなかったからかもしれないけど、随所にちりばめられているその叙情的な表現力にはうっとりとさせられっぱなしである。
例えば、
博士は考えているときと同じ目を、私に向けていた。瞳の黒色が透き通って見えるほどに濃くなり、息を吐くたび睫毛の一本一本が震え、近くに焦点があるのにはるか遠くを見通しているかのような目だった。
私は自信を持って言える。
「こんな文章、一生かかったって書けねぇ」
と。

いや、もし、実際にそういう人がいて、私に対してそういう動作をしていて、さらにそのとき私が小説を書こうという意志を持っていたならば、万が一書けるかもしれない。いや無理だけど。でも、作者はこれを頭の中で想像して書いているのだ。あり得ない。どういう頭をしているんだろう?

で、さらにすごいのは、それだけの文章力を持ちつつも、数学に関する微妙な描写もウマイのである。
実際に作者が数学に対して、ある程度の知識を土台にした憧憬というか、敬意のようなものを持っていなければ書けないであろう表現が沢山あるのだ。

もちろん、元来持っているものだけではなく、執筆に当たってたくさんの資料に囲まれ、様々な人に取材もしただろう。
一つの作品に対して、そこまでの情熱を持って、小説家は書いている。
そして、そんな作品を沢山世に出しているのだ。

う~ん…おそるべし小説家たちよ。

関係ないけど、DVDの公式ページのBBSが海外のエロサイトのスパムコメントで埋め尽くされているのが、悲しいね。