近藤大輔オフィシャルブログ、逗子葉山選出の神奈川県議会議員

近藤だいすけオフィシャルブログ。近藤大輔は98年~逗子市議会議員として07年~神奈川県議会議員として活躍、現在2期目。

神奈川県観光審議会

2008-08-11 | 活動報告
今回の諮問内容は、平成21年度中に制定を目指す「観光振興条例(仮称)」と、
平成20年度中に示す条例の基本的な考え方となり、
神奈川の観光の将来像となる「観光かながわグランドデザイン」の内容や
あり方について意見を述べる事であります。
国においては、平成18年12月に「観光立国推進基本法」を制定し、
観光を21世紀における日本の重要な政策の柱として明確に位置付けるとともに、
平成19年6月には観光立国の推進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図る為
「観光立国推進基本計画」を策定したところであり、
平成20年10月には「観光庁」の創設も予定されています。
交流人口の増加に資する観光は、地域経済の活性化、雇用機会の増大等、
経済活動のあらゆる領域の向上に寄与するとともに、
新しい観光(ニューツリズム)ニーズに対応した取り組みである、
エコツーリズム、グリーンツーリズム、ブルーツーリズム等は、
健康の増進や潤いのある豊かな生活環境の創造を通じて、
住民生活の安定向上にも貢献すると考えます。
青い海とみどり豊かな自然や、歴史的資源、邸園文化に代表される近現代資源等、
多様な地域資源を有する三浦半島は、
ニューツーリズムを実施する最高のエリアでありますが、
常に開発圧力にさらされている現状等もあり、
自然環境と住環境を守り育てていくために
国・県の施策導入が必要である事などを報告しました。
また、交流人口の増加によるゴミ排出量の増加対策や
運輸及び宿泊分野から排出される温室効果ガス削減等、
持続可能な観光に向けた環境への取り組みも必要である事なども意見しました。
2007年スイス・ダボスで行われた「第2回気候変動と観光に関する国際会議」では、
観光分野からの二酸化炭素排出量は、総排出量の5%と推計報告されています。
観光分野において「環境」は重要な財産であり、
「地域社会の持続的な発展」と両輪となる
「エコロジーとエコノミーの共生」という認識の下に
施策を講じていくことが必要です。
次回の県観光審議会は10月に開催予定です。
進捗があればまた報告します。
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三浦半島地域高速道路建設促進期成同盟

2008-08-08 | 活動報告
総会は横須賀市役所内で行われ、松沢県知事も駆けつけてくださいました。
当日の議題は、平成19年度の事業報告並びに収支決算。
平成20年度事業計画と収支予算などであり、満場一致で採択されました。
特筆すべきことは懸案の事項であった
横浜横須賀道路の佐原インターチェンジから
国道16号馬堀海岸までの延伸の完成が今年度中に見込まれるため、
高速道路建設促進とある名称を
三浦半島地域広域幹線道路整備促進期成同盟会としたことです。
三浦縦貫道の二期区間整備や
国道357号の横浜市八景島から横須賀市夏島町までの延伸をはじめ、
三浦半島地域の広域幹線道路網はまだまだ脆弱であり、
引き続き整備を促進を図っていく必要があると考えます。
幹線道路網の整備は産業経済の活性化と
災害時における多重性や安全性の向上にも繋がるものであります。
平成21年度には道路特定財源が一般財源化されることもあり、
「真に必要な」整備計画を見極め、
計画的に推進していくことが一層求められています。
進捗があればまたご報告致します。

(写真は三浦半島地域高速道路建設促進期成同盟総会の様子です)
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海洋研究開発機構視察

2008-08-06 | 活動報告
同機構は横須賀に本部を置き、
東京・ワシントン事務所と高知・横浜・むつ研究所、
沖縄国際海洋環境情報センターで組織構成され、
温暖化に代表される地球規模の環境変動を解明・予測するために
様々な研究を進めています。
水深40000mの海底から7000m掘削し、
地質資料を取得する地球深部探査船「ちきゅう」や、
有人潜水船として潜航深度世界一の「しんかい6500」をはじめ、
多数の海洋調査船を保有しており、世界トップクラスの調査技術を有しています。
中でもスーパーコンピューター(1秒間に40兆回の演算機能)「地球シュミレーター」は、
複雑に絡み合い生じている地球の諸現象をシュミレーション研究によって解明し、
地球温暖化等による地球の未来の姿を的確に映し出す事が出来ます。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)評価報告書に絶大なる貢献を果たしており、
日本の誇る国際的研究機関と言えます。
直径3mの大型半球スクリーンに地球を映し出す映像展示室等もあり、
土日には一般開放も行っているとの事です。
迫力あるシュミレーション映像は、
地球温暖化による環境変動の大きさを再認識させられます。
神奈川県では現在「地球温暖化対策推進条例(仮称)」の策定を目指していますが、
同機構と連携して検討する事により一層の具体性と実効性が担保されると考えます。
環境の世紀、21世紀をリードする海洋研究開発機構を皆様も訪れてはいかがでしょうか。


海洋研究開発機構のHPはこちらから


(写真は海洋研究開発機構にある地球情報館の映像展示室)
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