はんどれっどはんど

トラクターや田植え機を使用せず米作りに挑みます。

クワ君

2015-10-29 23:32:43 | 日記

このところクワ君のことをちょこちょこと考える。言われたことは真面目に取り組んでくれるのだが、「はい」の返事がない。分かっているのかどうか?黙って仕事にかかり出す。終わった後も「終わりました」という言葉はない。「次は何をすればよいですか?」と言ってくれればうれしいのだが・・・。片や今は自由の身ではないタカシ君は、クワ君とは違い、笑顔で「ハイ」という返事が返ってくる。彼とクワ君のどちらに手伝って欲しいかとなれば、やはりタカシくんだろう。今日もクワ君のことを考えて閃いた言葉は言霊ならぬ「言玉」であった。投げたボールは返して欲しい。

*写真はC田脱穀の手伝いをしてくれているクワ君。


C田脱穀

2015-10-27 23:13:02 | 日記

1刈り取りから6日目、今日も天気が良い。C田の稲を水分計で何箇所か計測すると16パーセントほど。ここは南北に架かっているので大きなばらつきはないが、もう少し乾かしたい。これまで好天に恵まれ一度も雨に当らずここまできたが、このまま済ませたい。昼頃には風が出てきて青い空もわずかとなってきた。予報どおりの下り坂に脱穀を決断し仕事にかかろうと思うが、おととい使ったばかりのコンバインはキーをいくら回しても反応しない。いつものようにセルモーターを石でコンコンやってもなかなか動かない。仕方無しに金槌を取りに帰り、幾たびかの試みの後ようやくエンジンがかかった。このロートルはラジエターの水漏れはなぜか止っているが、後方からの米漏れはまだ続いている・・・。夜、雨が降り出してから脱穀分の乾燥にかかった。乾燥機の中にはB1田のイセヒカリが半分入ったままになっているので取り出さねばならない。「排出」のボタンを押すがキュウルルと音を出して止ってしまう。「またか」・・・。底の掃除口に溜まった籾を箕(み)で受けて取り出し再稼働の後、本日分を乾燥機に入れたり、その他、午前中のもみすりの後片付けをしたり等の雑用に追われ夜9時までかかってしまった。ちなみに籾を入れた乾燥機の水分表示は16.3パーセントで、14.8パーセントまで2時間半ほどかかった。天日乾燥後の調整乾燥といったところで、この機械も捨てがたい。

*前日撒いた焼きヌカ(くんたん)ガンジキで散らす。


Oさん田の応援

2015-10-23 20:42:33 | 日記

今日はクワ君を乗せてお隣のK市までOさんの刈り取りの応援に行った。知り合いの農家のナル(竿)を借りるというので、親戚から軽トラックを借りた。Oさんはこの度は私と同じように田んぼに水路を作り不耕起栽培を試みたが、やはりヒエ取りが追いつかなかった。川口さん式農法は最初の5年程の辛抱が出来るかどうか?心積もり無しに取り組むのは止めたほうが良いように思う。3本目の竿を立てる三脚を打ち込んだとき、祖父の代から使ってい木槌が見事真っ二つに割れた。


田んぼの休暇

2015-10-22 23:24:12 | 日記

収穫を終えた田んぼにしばし一休みしてもらう前にやることがある。まずは刈り取りの後のヒエのチェック。シーズンオフにも適度な湿りを与える田んぼの水路の補修。今日はクワ君が糸に沿って平スコで水路の切れ込みを入れていく。私はといえば、田んぼに撒く籾殻の用意。ここ何年も籾殻を田んぼに戻していない。反当り米ぬか30キロでは少々寂しい。もみすり横で山積みにしていた籾殻はカヤツリ等の雑草が種を落としており、このまま田んぼに撒くわけにいかず、煙突を立てて焼くことにした。