午前中に条間38センチの間竿(けんざお)を2本作った後C田へ向かい苗取りをする。先月27日に種蒔きをしたイセヒカリだが、苗床の肥が少なかったのか。思いのほか成長していない。かろうじて移植できるかどうかという具合で、発芽が遅れたものは葉っぱも3枚ほどと背丈も短く、水槽の中で一本一本整理しながら、捨てるものもある。その後はB2田の草を倒したり間竿をセットしたりと準備に手間がかかり、田植を始めたのは午後となった。昨年秋、脱穀後に稲藁を敷いて以来久しぶりの田んぼだが、今年は雨が多く草の量も豊富で、田植前に雨の無かった昨年に比べ田んぼもふかふかと状態が良い。ただ苗が短いのと水を張りすぎたので、田植はいつもより繊細な動きを要した。
*写真は糸を張ったところ。左側は植え終わっているのだが、どこに植わっているかほとんど分からない。