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あの小泉進次郎氏も、父親純一郎氏と同じく脱原発を表明か?

2013年10月08日 13時42分26秒 | 日記
 福島第一原発の汚染水漏洩問題は、もうモグラたたき状態である。次から次へと漏水事故が発生している。

 しかも、汚染水保管タンクの欠陥だけではなく、現実問題は依然として大量に流れ込んでくる地下水が次々に放射能汚染し、水路を通って海岸に流れ込んでいる状態だ。

 とてもじゃないが、安倍首相が平然と言い放った、完全にコントロール下にあるような状態ではない。

 毎日500トン程度と予想される、福島原発敷地内に流れ込む地下水は、どのような経路を通って海岸にまで到達しているのかも判明していない。

 一度事故を起こすと、原発は人間の力でコントロールできるような代物ではないのだ。

 いくら見かけの発電コストが安いとはいえ、ひとたび事故が発生すると、終息のためには天文学的な金額が襲いかかる。

 しかも、人間に与える放射能の被爆のダメージは、他の汚染物質とは比較にならない。

 ここにきて、小泉純一郎氏の息子さんの自民党若手で、人気絶頂の小泉進次郎氏も脱原発の考えを表明している。

 もっとも現安倍政権の役職にあるため、その発言は少々控えめではあるが。
(以下に、ハフィントンポストに掲載された記事を貼り付けます)

 小泉進次郎氏、小泉純一郎元首相と足並みそろえ「脱原発」?

The Huffington Post | 投稿日: 2013年10月08日 07時13分 JST | 更新: 2013年10月08日 10時53分 JST

 小泉純一郎元首相の「脱原発」発言が波紋を広げる中、息子の小泉進次郎内閣府・復興政務官は10月7日、原発問題に関して「国民の間で釈然としない気持ち、なし崩しに(原発依存に)行っていいのかという声が脈々とある気がする」と話し、純一郎元首相に理解を示した。名古屋市の講演で、小泉元首相の「脱原発」発言について質問され、答えた。朝日新聞デジタルなどが報じた。進次郎氏はまた「自民は原発推進政党ではない。自民党が変わるきっかけなんです。変わらなかったらダメですよ」とも述べた。

 進次郎氏は講演の質疑で参加者から「先日、父の純一郎元首相が名古屋で講演しました。ドイツなどを視察して脱原発を認識したと言っていた。『脱原発』についてどう考えますか」と自身の見解を問われた。それに対し、「今、私は安倍政権の一員」とした上で、「日本の将来を考えたときに、日本ってやっぱり変わるときが来たかなと、誰もが思ったと思う」と答えたという。

 また、進次郎氏は「自民は原発推進政党ではない」と強調。再生可能エネルギー導入促進を掲げた自民党の参院選公約を紹介し、「自民党にとって議論するチャンスであり、党が変わるきっかけになる」と公約実現へ党内議論を呼びかけたという。

 自民党が誤解されていると思う部分がある。その一つが自民が原発推進政党であるということ。これは違う。自民は原発推進政党ではない。こないだの参院選公約では、「再生可能エネルギー導入促進に向けて全力を尽くす」と書いた。

 ハフィントンポストの記事の中で、進次郎氏が純一郎元首相と同様の発言をしていたことを紹介したが、10月4日、復興政務官に就いて初めて被災地入りした際には、純一郎元首相の「脱原発」発言について「父は父だ。私は政府の一員だ」と強調。原発を推進している政府の方針に従う考えを示していた。進次郎氏の原発に対する考え方について、朝日新聞デジタルでも「原発へのスタンスでも父とは一線を画す」と報じている。

 純一郎のように即時ゼロとは考えない。将来的に原発を減らすため、雇用や外交安保の観点から議論を尽くすべきだというのが持論だ。

 だが、進次郎氏は10月7日の講演で、脱原発を探る可能性に含みを持たせたという。

進次郎氏の父・純一郎元首相は、約1週間前の10月1日、同じ名古屋市で開かれた講演で「核のゴミの処分場のあてもないのに原発を進める方がよほど無責任」などと発言。みんなの党の渡辺喜美代表との会談でも、安倍晋三首相に脱原発のリーダーシップを取るべきだと語るなど、「脱原発」発言を繰り返している。この発言に対し、「冷静に日本を考える人であれば、たいてい行き着く」と小沢一郎氏が評価するなど、各方面で波紋が広がっている。

 進次郎氏の発言について、ネット上でも様々な意見が上がっている。
(貼り付け終わり)