かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

虫えい(虫こぶ):「イヌシデハコブケフシ」と命名

2010年07月06日 | 虫えい(虫こぶ)

このイヌシデに付いた虫えい(虫こぶ)を最初に見たのは平成19年8月の自然観察会でした。この時は、えい形成生物も分からず、標本も採取しなかったのでそのままになってしまいました。

今年(平成22年6月13日)になって
NPO 群馬県自然保護連自然観察会で再度確認することが出来ました。そして標本も採って虫えい研究者のY先生(九州・福岡)のところに送って見て戴いたところ、新しいものになりそうです。

小さな虫えい(虫こぶ)で葉表・葉裏にこぶ状に突出しますが葉表の方が若干大きく、成熟してくると褐色になってきます。虫えい表面には細毛が密に生えていて、えいを切断すると中に1尾のフシダニがいました。この1尾は母世代で、今後数が増えてくるだろうとのことでした。

そしてコブが小さいところから「イヌシデ ハ コブケフシ」という名称が適当であろうとのことで、和名は「イヌシデハコブケフシ」と命名です。


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