かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

小春日和の冬芽写ん歩(その7)

2023年12月20日 | 冬芽と葉痕

小春日和の冬芽写ん歩もやっと在庫一掃で今回で終わり! まずは三大美芽(さんだいびが)の一つと云われるコクサギ(ミカン科コクサギ属)の冬芽と葉痕・・・

冬芽はやや長い赤紫色~緑色で縁が白い芽鱗に包まれる。 葉痕は半円形~ハート形、維管束痕は弧を描いて一個・・・

(↓)はクサギでシソ科(以前はクマツヅラ科)クサギ属・・・冬芽は裸芽で対生、葉痕は半円形~ハート形、維管束痕は7~9個がU字形に並ぶ!

アカメガシワ(トウダイグサ科アカメガシワ属)の冬芽も裸芽で褐色の星状毛が密生、葉痕は円形~半円形で維管束痕は多数。 ヤマウルシと間違われやすいよね・・・

つやつやした大きな冬芽はトチノキでベトベトした樹脂に包まれている。葉痕はハート形~腎形で維管束痕は5~9個・・・樹脂を舐めるとほろ苦い味がするよ!

春先まで枯葉が落ちないヤマコウバシ(クスノキ科クロモジ属)、冬芽は赤みを帯びた紡錘形・・・枝を折るとクスノキの仲間の独特な匂いがするのが名前の由来だね!

蔓性のマタタビの冬芽と葉痕・・・冬芽は枝の中に半分埋もれた半陰芽(この画像は下が枝先)で膨らんだ部分を葉枕(ようちん)と呼ぶ。 葉痕は円形で凹み維管束痕は1個・・・

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