月心寺さんの精進料理

2007-08-02 | 飼い主旅行


今朝はちょっとだけ早起きの日
父さんシャワーを浴びているとき バタバタとどこかで

ずいぶんシャワーの音が聞こえるな~ と思ったら
 でした
でも出勤時時には  
雨上がりでムシムシしていました

それではこれより
月心寺さんのお料理のことを書きましょう~

7月1日(日)ムシムシ


メンバー全員がそろい 軽くご挨拶

席に(お座布団)座って皆さんとお話でも・・・
と思っていたところに お料理が運ばれてきて


行く前に他の方のブログで情報は得ていましたが・・・

そのお料理の数と量が

想像を超えていました

順番に紹介しましょう~

*室内が暗いので自然光では写らず 
仕方なくフラッシュを


先ずは あの ごま豆腐



小さく見えるでしょうが
スーパーで目にするゴマ豆腐の倍以上ありそうな大きさです

このごま豆腐は 想像していたものとはぜんぜん違った味でそれもびっくり

今まで私たちが 美味しい~ と思って口にしていた ごまごました ごま豆腐とは違い 優しいおとなしい味

本を読みますと

「ごま豆腐は淡白な味のものなので、ご到着のおぶ代りにお出しする心づもりなのですが、そのためには、到着されても、お菓子もおぶも、お出しはしないことにしています。・・・・・・・いちばん最初に召し上がっていただくこと、必ずその日に作ったものであること、冷たいままであること。この三つこそが、ごま豆腐をおいしゅうに召し上がっていただけるこつなのです。・・・・・・・・」

その通りの味

作り方を読んでみますと

「慌てず焦らず、すります。 むきごまはカップ三杯を用意し、たっぷりの水につけておきます。朝、まず一番ざるに上げて、上からよく水をかけることで、ごまのアクを取り除きます。 すり鉢は大きめのほうが、すりやすいものです。水気をきったごまを入れ、カップ約一杯の水を加えて、すり始めます。・・・・・この分量で、すり始めてから約25分、をメドといたしましょう。 私がごまを煎らないのは、白く仕上げたいのと、ほかに煎りごまを使う献立にしているからです。・・・・・」

だから普通口にするごま豆腐と違い優しいやわらかい味なんだと
普通は煎ったごまか 美味しいごまぺ-ストで作ることがほとんどです。

そしていくつかの手順を踏んで いよいよ葛とあわせ練り上げていきます。
これも重労働~
手間のかかる仕事です

こうして庵主様が真夜中から作り上げたごま豆腐


是非もう一度きちんと味わって頂きたいと心から思いました。



ごま豆腐を頂こうと箸を手にしたとき これもどこかのブログで読んでいた・・・

大徳利で・・・

本当でした



ごま豆腐のお次は 



蓋を開け 「赤だしだね~」と父さんと



蓮根餅・冬瓜・ジュンサイの入ったお椀とゆかりの入ったご飯


この後から

両手で持つような大鉢に盛られた料理の数々

母さんたちの列は5人並んでいましたので 5人分ずつ盛り付けられたお料理が
先ずは先頭の華ちゃんのお父さんから始まり みかんさんご夫婦 そして最後に私たち・・・
それでもこの量です



運ばれてくるお料理は 先に出たお椀の蓋を使い順番に取り分けていきます。



 和え物(白和えでしたでしょうか?)


辛くない唐辛子と何か?(こぶ?)炒めたような?


長いも? しし唐? 蓮根餅

何度も書きますが 
写真では小さく見える器ですが両手で持つサイズです
そして母さん達のところに来るまでにすでに3人取り分けています


どれも別々に煮炊きして

 

かもなす
でっかいです!


甘酢につけた 蓮根

お漬物
糠付けは庵主様が自ら漬けているそうです(本によると)


インゲンのごまよごし?だったかな?


これは パンチの効いた・・・
揚げふ に辛~い 辛子をのせ ウドやきゅうりと一緒に頂く・・・

このお料理で 前に座っていた おかんさんが 口から

お料理も終わりになった頃
庵主様が 私達のところに??

他の方のブログによると お目にかかれないことが多いそうで 
普段は夜中~料理を仕込み 昼ごろ仮眠を取るそうです

この日は たまたま庵主様がお世話になったお寺さんの方達がいらしていたとかで・・・

椅子が華ちゃんのお父さんの横に置かれたときは 「もしかしたら
やはりそうでした

奥から手を引かれ杖をついて(庵主様は若い頃交通事故にあい半身が不自由に)

 

          

そして隣の席へ

 

華ちゃんのお父さん間近でしたね~

この後


塩茶? (確かそんなような?)


最後に 月心寺さんの 走井 のいわれにある



走井餅 と お抹茶

父さんと母さん 勉強不足で

大福だと思っちゃいました

ゆっくり皆さんとお話しながら・・・のつもりでしたが

見ての通り たくさんのお料理が運ばれてくるので お話しする間もなく

母さんがお料理を取っているときには 隣のみかんさんのところには次のお料理が回ってきて・・・

気がつくと 最後の父さん~私~みかんさん 辺りまで食べきれないお料理がずら~~っと   なんです

噂通りでした。

もちろん残ったものは 容器まで出して頂きお持ち帰り自由~

母さんこれも情報を得ていたので 氷を買って クーラーBox持参で 
クール便で東京へ・・・
と思っていたんですが

荷物になるので諦め お腹に入れることにしようと 
父さんと心に決めて行きました

もう少し月心寺さんのお写真があります。
旅の続きも後もうひとがんばり

明日か 明後日にでも と思っています。


今回の 月心寺さんのお料理を頂いて いちばん思ったことは・・・

私達って なんて複雑な味に慣れてしまっているのだろう~  と

我が家はできるだけ手作りを心がけていますが 
それでも庵主様のお料理を頂き そう思いました。

コンビニやファーストフードや外で調理のお惣菜を食べていると きっとわからないかもしれません。

素朴な味 優しい味 心のこもった味 そんなお料理でした。

ご一緒した皆さんを見渡すと・・・
ぜ~んぶ 綺麗に食べていたのは 私達と・・・数人
こんなに食べた父さんと母さんですが 
不思議と胃もたれしません

いつもは沢山食べた後は 胃腸薬を飲むのですが
そんな時間もなく・・・飲み忘れ

平気でした

今日は春ちゃんの事も 母さんの今日のことも書けません

文字数が・・・もうオーバーしそうです