妖怪大魔王・コバ法王日記

オートバイを分解して磨き、正確に組み立て独自理論でラインを探り、ストップウォッチと頭脳で感性を磨き、日々の想い語ります

神戸市、ワクチン接種日記 『 第1回接種 予約の巻 』

2021-05-30 05:43:37 | 日記

   
さて、ワクチン接種の案内が届き、接種予約が出来る事になったけど、行政手続きの例から漏れず、少しわかり難い点があったので、“ 神戸市限定 ” で、PC を利用して予約した体験談 を書き留めます。
次に続く、神戸市内の 多くの人の参考になれば幸いです。


『 わかり難い案内資料 』

送付された案内資料は、紙面の大きさが様々( A4の1/3カット から A3まで )で、紙質と厚みも様々、フォント(文字)の種類や大きさもバラバラ、黒(墨)一色の資料から カラー印刷まであって、どれもが主役級の主張しているので分かり難い。
一番の問題は、「送付した資料の一覧」的な案内が無い事かも知れない。
健康と命に係わる全国民的に重要な接種なのに、案内資料に過不足が無いかさえ確認できず、どの資料がガイド資料で最初に読むべきかが不案内なのが問題だろう。


送付された資料は主に以下の通りだった。


〇 「新型コロナワクチン接種のお知らせ」
    ・・ この資料が 最初に読むべきガイド資料

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〇 「新型コロナワクチン接種の予診票」
   ・・ 健康状態や投薬の有無などを記入して、接種会場へ持参します

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〇 「クーポン付き案内票」
   ・・ 接種該当者の情報と “ 接種兼番号 ” が書かれた案内

 

     ・・ “ クーポン ” の説明が無く、分かり難いけど、送付された資料を全て
    接種会場へ持参すれば良い(だろう)


 

〇 「集団接種会場都インターネットお助け隊会場の案内」 ( A3版 カラー)
   ・・これが一番大きな顔をしているが、インターネット申込みの場合は
     さほど重要ではない




〇 「ファイザー製ワクチンの説明」
   ・・ 医薬品として必要な説明資料だけど、タイトルに
     【新型コロナワクチン予防接種についての説明書】とあり、
                    混乱の一因になるので要注意

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『 説明が不足している点 』

● かかりつけの医療機関以外での接種を希望する場合、インターネット上の
 【予約サイト】での予約になり、基本的に電話や窓口での対応を行なっていない

  ・・インターネット申込み “お助け隊” が、対応する会場でどこまでサポート
    するかは不明

● 接種予約は、1回目の予約とワクチン接種を最初に行ない、その後でないと
 2回目の接種予約は出来ない、という説明が不足している


●【予約サイト】の使用説明の不足と、システム細部の設計に未熟な点が多々ある

  ・・一般的な チケットや食事、美容室などの予約サイトと較べると複雑で
    分かり難くて使い難い、
  ・・ より多くの多様な人が対象の重要なサイトとしての視点に欠けている






『 予約サイト使用案内不足の点 』

● サイトの URL 表記がない
   ・・ QRコードしか記載しておらず、PC 利用者にとっては 不案内 、
   ・・URL の無料・短縮サービスを利用して、短くて分かりやすい URL
     を表記する事は可能

● 接種の日程と会場選択の説明が不足
   ・・色々と試してみれば、日程と会場の選択は連動しているけど、
     ここが 説明不足・システム設計不足の残念なところ、
   ・・実際のサイトの使用については、別途、ページ画像をつけて説明します




* * * * 以下、実際の予約サイト画像と、注意点を掲載します * * * *



【 予約サイト 】

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        ※  URL は  検索したページから転載しています

 

 

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      ※ サイトの説明は不足していますが、 この画面での 日付入力を厳密に行なう
           はありません

      ※ 操作を行なう日付から 1ヶ月以上後の日付を、適当に選んで入力する方法が
           お勧めです
     

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         ※ 入力した 住居住所の近くに該当する会場の案内が表示されます
    ※ 1回目の場合なら、1回目用の会場を選択します

    ※ 「灘区」で入力したので、「東灘区」も表示されたかは不明です



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   ※ この画面にきて、ようやく 選んだ接種会場で、接種が可能な日程が表示
             されますので、このページで 接種日を 選びます

        
     ※ 〇印がついた 日程を選択してクリックすると、接種可能な 時間帯 が表示
             されますので、可能な時間帯をクリックします ( 画像は割愛 )

        ※ すると、いよいよ 予約最終段階のページに移りますので、必要な項目の
             入力確認をして、最後に決定します

 

 

以上、最後の 予約確定のページ画像は割愛しましたが、このページまで来れば

一般的な 予約サイト のシステムと良く似ていますので、恐らく、問題は無いと思います。

 

 

『 感想 』              

ワクチン接種の為の準備期間は充分にあった筈なのに、利用者視点に立った 予約システム と ページ設計で、色々と説明不足が目立っている点がありました。

改めになりますが、国民全員で行なう国家の計画的事業であれば、普段、インターネットを利用した予約をしていない人でも、充分な説明と、間違った操作をしても フォローしてくれる 設計を行なうべきで、それが不足している点が残念でした。

個人情報管理の観点から、各自治体が主体となって システム設計を行なう必要性は充分に理解していますが、システム設計を委託する自治体 と 受託された システム設計側 相互に、利用者視点に立った練り上げが不足している事は否めません。

 

本来ならば、国・行政側が 基本となるシステム設計を練り上げて、幾つかの システムを 各自治体へ公開して、各自治体 は 実際の システム運用をサポートする企業 と一緒に 最も適した システム を導入する方式が、総合的に見れば、システム 設計の欠点を改善して、導入の為の 期間と費用を節約できる 最善の策であった様に思います。

これは、「デジタル庁」の存在の有無とは無関係の事とは言えませんが、行政全般にとって システムの改善と運用についての意識が 民間企業に較べて圧倒的に低い事も影響している事が一因だと思います。
この体質、 生まれた時から スマホ で遊んでいた世代が 担当になると、例えば 台湾の オードリー・タン氏の様に、変革できると期待しているのですが、きっと 国家公務員体質そのものは 大きく変わらない気もして、少し憂鬱です。

 

 

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神戸市、ワクチン接種予約、届きました !

2021-05-28 21:05:55 | 日記

   
神戸市のワクチン接種案内、本日(5/28)、やっと届きました。
     
国は、人口を考慮せず、自治体別にワクチンを分配している為、都道府県、自治体によって接種の進行状況は大きく異なっているようですね。実際、僕の実家では、75歳以下(前期高齢者)でも、4月末には ワクチン接種の予約が完了していた様です。
   
待たされましたが、ようやく接種予約ができそうです。
ファイザー製ワクチン、行(打)ってきます。

 

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国の見込みでは、一日 100万回接種が目標ですから、2回接種で完了とすれば 一日あたり 50万人 が接種完了です。
    
8月以降、65歳未満の人への接種が本格化しますが、仮に 65歳未満を 6000万人とすれば、早くても 11月末、遅ければ 12月中でワクチン接種完了となるでしょうか。
  
その間、次の “波” が来ない事を願います。




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「 もういい! 」

2021-05-26 01:17:04 | 日記

    
僕には、時々、「もういい」と独り言(ひとりごと)を言う癖があります。
別に、社会とか周囲の誰かに言うのではないのです。
いつも、いつも、自分自身に向かって言ってしまうのです。
    
昔の、ちょっと失敗したコトを思い出してしまったり、
あの時、人の心を傷つけてしまったのかも知れない、という後悔が、
まるで、階段を踏み外してしまった時のように、急に襲いかかるのです。
   
まるで、デジャヴのように、フラッシュバックする光景から目をそらし、
思わず、「もういい」と心の中で独り言するのです。

 

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緊急事態宣言がまた延長されそうです。
高齢者の人だけでなく、働き盛りの人も重症者ベッドでウイルスと闘い、
医療従事者の人達も、次々と運び込まれてくる患者の人に対応を続けています。
介護施設の人達は、充分な医療が受けられない現状を受け留めて、
緊迫感の中、再びクラスターで無残に亡くなる方が生まれないように奮闘しています。
    
だから、緊急事態宣言が延長されても、「もういい」なんて言えません。
でも、ウイルスには、目をそらさず「もういい!」と言おう。



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<妖怪> 走らせたい病・発症か

2021-05-24 00:17:15 | 日記


どうも、気分が優れない
体調は、睡眠をしっかりとれば、特に問題はない
でも、どうやら、生活不活性病になったみたいだ。
   
ウイルスだ、緊急事態だと言われる事には文句はない
彼らは、人から人へと移りながら増えるし
その度に、アップグレードする可能性を知っているから。
 

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でも、一年以上、引き籠り的な生活のためか、
最近、文章やアイデアが浮かんで来なくなったが、
もしかすると、「走らせたい病」かも知れない。
  
「それは、簡単だ」と、頭の中の “人” が言う
「走らせたら、治るだろ」
それは、そうかも知れないけど、何か違う気もする。



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「 プロよりも、アマを目指そう 」 Live amateur

2021-05-20 03:04:21 | 人として生きたい

「 プロフェッショナルの技 」とか「 プロになりたい 」という言葉を多く聞くが、本当に価値があるのは “ アマ ” (アマチュア)だと思う。


『 プロの定義 』

最初に、“ プロ ” という言葉が差し示す人の定義をしよう。
   
1. その時代の社会や現場にて、
2. 求めらえた仕事、或いは期待された仕事を、
3. 決められた期間内、求められた時間内に、
4. 求められた予算内、或いは料金・価格以下にて、
5. 一定以上の品質の仕事か製作品を収めて、
6. 一定以上の評価か対価を得ている人
    
という定義がどんなプロで共通する定義になるだろう。つまりは、自分自身の制作意欲に従い、生きている時代への適合性に配慮する事なく、完成までの期間を定める事なく、予算に特別な縛りはなく(可能な範囲内で)、他の誰かに見せる必要もなく、評価や報酬などを求めずに何かの仕事や創造を行なう人は “ アマチュア ” だという事になる。

 
  

『 プロは凄いのか 』

簡単に言って、プロだからと言って凄いわけではない。もちろん、中には凄い人が居るかも知れないが、何かの仕事をしたり創造して報酬を得ている人の全てが凄い技や才能の持ち主である筈がない。 だって、現代の世の中では、大半の人が何らかの仕事をして報酬を得ている “プロ” だからだ。会社でデスクワークをしている人も、製造現場でモノづくりの仕事をしている人も、コンビニエンスストアでアルバイトをしている人も、みんな仕事をしている “プロ” なのだ。
タクシーの運転手全員が上手とは言えない様に、学校の先生全員が教え上手とも言えず、調理師免許を持っている調理士の料理が美味しいとは限らない。 ただ、世の中のシステムとして、報酬を得る “プロ” として仕事を過ぎないのだ。

逆に、タクシー運転手よりずっと上手な運転をする一般ドライバーは数多く居るし、教師免許はなくても教師よりはるかに分かりやすい教え方が出来る人も居る。そして、何より、“ お母さん ” の作った料理は並みの料理屋のよりずっと美味しく心に残る。
 

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『 アマチュアこそ、凄い 』

真に、歴史を超えて価値ある仕事や作品を遺せる可能性があるのは、自身が信じる価値観と想像意欲に従って、可能な限りの費用と時間を費やせる “アマチュア” で間違いは無い。所詮、“プロ”は、予算と期間が限られた作品だし、何よりもその時代にしか適さない作品だ。
   
と言えば、「名刀と呼ばれる日本刀は “プロ” の作品だ」とか、「レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた最後の晩餐は “プロ” として受けた筈だ」と言って、“プロ” の価値や凄さを指摘する人も少なくないだろう。確かに、特別に “プロ” と呼ばれる人々の中には格段に優れた仕事をする人も居るだろう。数多くの☆がつくレストランのシェフが作るディナー料理は、きっと、とても美味しいのだろうし、タクシードライバーでも目を見張る様に上品で精緻な運転操作を行なう人も居るだろう。
   
しかし、それでも “アマチュア” には、優れた仕事や創造が出来る特性があると断言できる。それは、特定の対象や目的の為だけに、可能な限りの資金と時間を注ぎ込む事が出来る点だ。それは、“プロ” と呼ばれる人々には決して許されない事だから、“プロ” には不可能な事を、“アマチュア” が成し遂げられる大きな可能性があるのは間違いない。
つまり、シェフにしてもドライバーにしても、不特定多数の人に合わせた作品やサービスが優れているだけの事だ。 社会的な評価や報酬に関係無く、特定の人・例えば愛する家族の為に、毎日の様に心を尽くして調理する人の料理は、家族の体調や好み、心の状態に合わせて、ぴったりと心に寄り添える可能性が高い。それは、大切な人を乗せて車を運転する人の場合も同じだ。
  
実際、有名な絵画「モナリザ」は、レオナルド・ダ・ヴィンチ が最後まで手元に置き、長期間、多大な手間を掛けて肌の透明感などが自然になる様に緻密な重ね塗りを続けた結果、類まれなる作品として称賛されており、正に “アマチュア”  だから成し遂げられた作品と言える。

だから、全ては “アマチュア” の本人の意志次第だけど、“プロ” を 上回る仕事や作品を遺せる可能性は “アマチュア” の凄さだと言える。




『 ゴッホの様な生き方 』

ここで、まるで “アマチュア” の様に生きて、優れた画家として多くの人に知られている人物を紹介したい。それが、「フィンセント・フォン・ゴッホ 」だ。

 

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諸説あるが、彼は、生きていた時に画家として全く評価されなかったし、彼の描いた絵は全く売れなかった。そして、誰かの依頼や指示に従って期日を守って描いたのでもなく、自らの創造意欲の赴くままに絵筆を走らせた人だった。だから、完全に彼は “アマチュア” だと言える。幸いな事に、彼の弟のテオが生活の為の資金的な支援を行ない、彼が描いた絵は画廊などに販売せずに自ら保管していたので、作品が散逸せず、1800年代後半を代表する印象派画家として歴史に名を遺す人物になったのだ。
    
僕は、そんなゴッホの様な生き方をしてみたいと考えているし、名が知られなくても同じ志で生きている人は数多くいるだろう。心が赴くまま創造している事が、例え今の時代に評価されず、何らの報酬が得られなかったとしても、そして ゴッホ並みになれないとしても、僕にはそれを目指す資格があると信じている。
そんな、“アマチュア” な生き方は今までもしてきたけど、収入が減り、支援が得られない状況でも、“アマチュア” な生き方こそ 僕の最大の表現方法だ。

 

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