妖怪大魔王・コバ法王日記

オートバイを分解して磨き、正確に組み立て、独自コースを走り込み、ストップウォッチと頭脳で感性を磨き、日々の想いを語ります

ライディング講座用の動画、過去の映像から試作 ♪

2016-05-07 23:49:53 | ライディングの基本・妖怪講座
Webサイト上で “ ライディング講座 ” を開設したいのは昔からの夢。

ようやく、少しずつ、GRA公式サイト上で 展開する為の材料作りを始めているので、“ ライディング ” や “ セッティング ” などの 講座に関心がある人 (沢山いると信じている♪ )は、長い目で見てやって下さい。

さて、ライディング講座用に 「 映像(動画)」作成の準備を進めている中で、過去の ジムカーナ競技での走行映像から、試作で映像を作っています。

きっと、関心のある人から 参考にならない人まで色々だと思う。
が、一度 観てみてください。




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「安定限界トレール量、知っていますか?」 執筆進行中 !

2016-01-07 22:37:04 | ライディングの基本・妖怪講座

普段は全く意識していなくても、オートバイは走ります。
間違った知識に染まっていても、オートバイは走ります。

でも、本にも書いていない様な、正しい知識が身に付くと、
ライディングやセッティングの正しい理解が見えてきます。

言葉を選び、解説図を作成しつつ、現在進行中です。



 

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12月13日、「 どう操作したら良いでしょうか? 」 の質問が ・ ・ ・

2015-12-14 23:38:05 | ライディングの基本・妖怪講座

NPO法人 GRA が企画開催している、オートバイの基本から実践的に学び体得するイベント ・『 自由練習会 』に、GRA イベントには初参加の人(男性)が一人。

いつもの 進行・運営に慣れたメンバー以外の人の参加は、色々な意味で刺激的な事であるし、GRA の活動理念が試される場になるから、大歓迎だ。


【 どう操作したら良いでしょうか? 】

朝のミーティング、全員の自己紹介の後、各自が当日にやりたい事(練習テーマ)を発表しあった時に彼の口から出た言葉は、

「 久し振りにバイクに乗り始めたのですが、思っていた様に乗れず、講習会に参加しても未熟さを感じて ・・・・ 」と続き、

「 どう操作したら良いかを教えて下さい 」だった。

う~~ん、困った。

言うのは簡単だ。
はい、視線が ・・・ 、 腕の力は ・・・ 、 はい、ブレーキは ・・、
習う気持ちで待ち構えている人には、どんな言葉でもありがたく感じるだろう。

でも、それは本当の意味での学習にはならないし、効果は長続きもしないだろうし、そんな指摘は誰でもやっている陳腐な内容だからだ。

 

【 オートバイは操作するモノじゃあない 】

そんな彼に言った言葉は、
「 オートバイはライダーがアレコレと操作するものではないよ 」
「 オートバイは、発明されてから 140年余り、それ自体できちんと自律的に安全に走る様に改良されて続けているモノ 」

「 走る能力は人間とは比較ならないのだから、人間はオートバイ任せで乗せてもらう位で一番高い能力を発揮するよ 」

「 だから、オートバイを先生だと思って、乗りながら会話をしてごらん。きっと、色々な事を教えてくれるから 」

尋ねられる度、そう答えてはみたが、簡単に理解できる筈もない。

特に、自分自身に未熟さがあると考えている人ならば、先ずは自分自身の操作を改めるのが最初と考える気持ちは理解できる。


【 15mピッチの 2本パイロン練習 】

意図を十分に理解できないまま、彼が始めた練習は 8m弱 ピッチ に置いたパイロンで、ブレーキも併用した 8の字練習などを一人で一時間余り、黙々と続けていた。

休憩時間、ブレーキを一切使わないターンが基本である事。ハンドルは操作するモノでないから片手練習も有効である事を伝え、パイロンのピッチを 15m 程に変更する事を提案。

すると、それ以降の練習では、遠くから横目で観ても、徐々にオートバイが活き活きと動くようになってきたのが一目瞭然。

ピッチの狭い練習をすると、オートバイとゆっくりと会話を交わす間も無く次のパイロンが来るから、自然とそのピッチにだ合う自分勝手で特殊な操作をオートバイに押し付けてしまうもの。

そんな事を覚える為に懸命に練習しては、オートバイにとって不幸ばかりだからだ。

でも、徐々に良くなっている事に彼が気づくのは後になってからだろう。

 

   

 
【 人生初体験のタイムトライアル 】

そんな彼にとって、生まれて初めてのタイムトライアルの時が来た。

参加した全員が完走できて全員が楽しめるコース設定にするのがGRAのモットー。

彼に無理の無い様に、全体的に大らかな設計をしたが、ゴール間際に狭いセクションを作った。 恐らく、人生初体験となっただろう “ 回転セクション ” だ。



タイムトライアル・2ヒート終了後、無事に完走を果たした彼、若干興奮気味に言った言葉は ・

「 もっと、タイムトライアルが走りたい! 」だった。

う~~ん、良かったのか ・ ・ ・ ?

 

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オートバイは、「クロソイド」か? 「フィボナッチ」か?

2014-06-26 19:10:25 | ライディングの基本・妖怪講座
今、悩んでいる事があります。
書く事は決まっているのに、適切な言葉が見つからないのです。
それは、「 オートバイが描くライン 」の表現です。


【 ライディング本はたくさんあるが 】

「オートバイの基本講座」で、ライディング講座を始める準備を進めている最中です。

ライディング、つまり乗り方を講義している本はたくさんあるけど、オートバイの基本を正しく理解して解説している本はとても少ないのが気になっているのです。

本来は、オートバイを物理法則によって支配された運動物体として捉えて、そこから正しいライディング理論を説くべきなのに、そういう本は少ないうえに表現が難しく、初心者にも理解が可能な本は見た事がないのです。


【 形から入る日本人 】

日本人の特性として、合理的で本質的な理解よりも、見かけ(見た目)を重視した理解を好むように思います。

例えば、日本古来の武術や競技では“礼”という形を重んじ、中・高校では制服や髪型などの形で人格を判断され、就職活動ではスーツから靴、バッグ、髪型まで形がルールであるかのように扱われ、それを誰も不思議とは思わないのです。

だから、殆どのライディング講習本では、ライダーの姿勢や視線、ブレーキやクラッチの操作など、外から見て判断できる形にこだわった内容の本ばかりで、それを誰も不思議とは思わないのです。

しかし、オートバイのライディングは形で操作するものでも、形だけで判断できるものでもありません。

人間よりも重く、人間よりもはるかに力が強く、人間には出来ない高い運動能力を持つオートバイを正しくライディングするためには、形の習得ではなく、オートバイの特性(物理的な運動特性)を正しく理解する事が一番大切なのです。

( 閑話休題 )・・・ 講習本や講習会の事は別の機会で書きましょう。


【 オートバイが描くラインは? 】

長い競技生活とそれ以上に長い講習活動の中で学んだ事は、「 オートバイが走りたいように走らせるのが一番良い! 」という事です。

それには、重くて大きな力を出せるオートバイを、人間の両足裏の面積より少ないタイヤ接地面を利用して、安全に走らせるには、(物理学的に)オートバイはどんな動きをするのが基本なのかを理解するのが欠かせないのです。

例えば、一定の角度でオートバイをバンクさせたまま、減速したり加速した場合、オートバイはどんな(走行)ラインを描くのか、それを理解する事はとても大切です。


高速道路などで設計に取り入れられている『 クロソイド曲線 』
一定の変化率で曲率を変化させる為に用いられている手法で、ジェットコースターのループ部で急激な加速度変化を発生させない為にも用いられている曲線。

過去に行なってきた講習では、この『 クロソイド曲線 』を説明に用いてきたのですが ・ ・ ・


自然界の定理の一つとも言われる『 フィボナッチ曲線 』
オウム貝の形を支配し、樹木の枝の別れ方にも表われているというフィボナッチ(数列)は、とても美しい。

ああ、悩んでいます。
オートバイが描くラインは、どちらの曲線だろうか?
それとも、どちらとも違うのか ・ ・ ・ ・ 。

誰か、答えを書いてある「 本 」を教えてください。




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【妖怪講座】 ハンドルを握ってしまってはダメ!!

2014-04-09 21:54:41 | ライディングの基本・妖怪講座
多くの者が誤解しているが、オートバイのハンドルは握ってしまってはいけない。

「えっ! ハンドル握らなかったら、オートバイに乗れないだろう?」

そう、ハンドルは握るようにできているし、しっかりと握っていないと危ないという先入観がある。
それでも言わせてもらう、ハンドルをしっかりと握っている者ほど上達が遅れている事を。


【 オートバイ操作の基本はリアタイヤ 】

では、ここでオートバイの構造を説明するから、よく考えて欲しい。

オートバイは、自転車と同じように、2本のタイヤとハンドルがついている。
だから、自転車と同じように、ハンドルを切って曲がる事もできる。

けれど、自転車もオートバイも、ハンドルを切って曲がれるのは極低速の時だけだ。
それ以上の速度で走る場合には、自転車もオートバイも車体を傾けて(バンクさせて)曲がるのが基本だ。

そして、車体を傾けた時、その傾ける動きに忠実に従うのは“リアタイヤ”だけなのだ。
“フロントタイヤ”は、リアタイヤ(車体)の傾きと速度に合わせて、最適な角度に切れ込む動きをして、安定して走るように作られているのだ。

だから、極端な事を言えば、乗っている人間の身体さえ安定させられるなら、リアタイヤ(車体)の傾きをきちんとコントロールするだけで自由自在に曲がれるのだ。


【 ハンドル(フロントタイヤ)はしっかり者 】

それでも、「 手を離しては乗れないよう~ 」と言う者は居るだろう。
では、もう少し詳しく説明をしよう。

オートバイは自転車以上にずっと速い速度で走る乗り物だ。
しかも、自転車よりずっと大きくて重くて、自転車の場合よりもずっと大きな力で走る。

けれども、たった2本のタイヤだけで転倒せず安定して走らせるために、タイヤを路面にしっかりとグリップさせるための装置(サスペンション)がついていて、自動的に最適な切れ角でハンドル(フロントタイヤ)が切れる仕組み(キャスター角やトレール量など)が備わっているのだ。

だから、例え真っ直ぐに走らせる時でも、ハンドルは握ってしまっては自動的に安定を保つ仕組みを妨害し、タイヤと路面とのグリップが失われて、とても危険な状態になる。

つまり、ハンドル(フロントタイヤ)は“しっかり者”だから、基本的には任せておくに限るのだ。

とは言ってもだ、ハンドルには アクセルとブレーキ、クラッチなど、手で操作する装置がたくさんあるから、手を離していてはそれらを操作はできない。
だから、ハンドルにはそっと手を添えるだけで、決して握りこまず、ハンドルに体重をかけない様に腹筋と背筋などで上半身を支えるのが基本なのだ。


追伸・【 オートバイは馬だ! 】

よく言われる例え話のように、オートバイは馬だと考えればもっと分かるかも知れん。

ワシは馬は食べて事はあっても、馬には乗った事は無いから、外から観察してみての話になるが。
馬もオートバイと一緒で、またがり乗るのは構わないし、挟んだ脚で動きをコントロールされるのは嫌がらない。
でも、ハンドル(手綱)を握りしめて、右だ! 左だ! 止まれ!などハンドル(手綱)でやられては嫌がるだろう。

実際、競馬や馬術競技、西部劇や皇室パレードを観ても、手綱は大抵軽く垂れている状態だ。

オートバイの場合も同じだ。
馬に代わる移動(運搬)手段として登場して120年ほどだが、馬の場合以上に誰でも乗れるように技術革新を重ねて調教(セットアップ)され、ハンドル握らない方が真っ直ぐ走り、安定して曲がるように出来ているのだ。

「 俺は、ハンドルに力を入れずに走ってるぞ! 」

そう! それで良い。
腕(ライディング技術)には自信がある者は試して欲しい。
他に迷惑を掛けない安全な場所で、右手だけで運転してみるのも良い練習になる。
慣れてくれば、右や左のターンの他に、ギアチェンジやブレーキもやってみるとよい。

馬に乗る場合の様に、脚と腹筋、背筋などで身体を安定させれば、ハンドル(手綱)を握らなくても走れるものだ。


今回はここまで !





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