屋根上の同軸ケーブル交換

先月の積雪の後テレビが映らなくなってしまったとご連絡頂きお伺いしてきました。

 

大変お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。

 

積雪の前から受信不調気味だったとのことで、原因が複数あるかもしれないということで準備してお伺いしました。

 

同軸ケーブルが抜けてしまっているのが確認できたとの事でしたが・・・

 

 

ご挨拶の後梯子をかけて屋根上に上がってみます。

確かに同軸が転がっていますね。。。

 

アンテナの支線はステンだったので、雪止めに引っかかっている針金がどこから来たものなのかは謎です・・・

 

確かに抜けています。

同軸を屋根の上で斜めに転がすと、滑り落ちる雪に引っ張られてこうなりますね。

 

抜けたもう片方です。

芯線が黒く変色しています。

 

雪が降る前からこの部分に水が入り込み、ショートして受信不調になっていたのでしょう。

そして雪で抜けて全く映らなくなってしまったと考えれば、同軸を交換すれば直るはずです。

 

 

念のためブースターの出力に測定器を繋いで様子をみましたが、とくに受信不調の兆しはありませんでした。^^

 

曲げると簡単に被覆が割れてしまう状態でした。。。

塗装されたことで被覆の硬化が進んだんでしょう。

 

今度は雪に引っ張られないように、板金に留めてからまっすぐに降ろしました。

 

最後にお部屋のテレビ端子で測定し、安定受信できているのを確認して完了です。

 

もしそれでも受信不調になってしまったら、また再訪させていただこうと思います。

 

ご依頼有り難うございました。