和歌の浦は広い…今回は新和歌浦地区の旅館街からのスタートです。
この旅館街の少し西からは西浜地区となり田ノ浦、雑賀崎の漁港があります。そこまでは海辺の遊歩道が整備されてます。子供の頃はその漁港辺りは校区の違いから異国でした(^^
戦後、栄えていた旅館街も次々と廃業、倒産が続き、1~2軒を残すのみとなりました。同級生の両親が営んでいた、料理旅館も今は跡形もありません。その友人の部屋に毎日のように“たむろ”していたのが、昨日のことのように思い起こされます…この廃屋も“岡徳楼”の屋号で新和歌浦では屈指の観光旅館でしたが、見る影もありません。“槿花一朝の夢”の如しです。冬空に輝くオリオンは殊更冷たく感じます。
http://blog.goo.ne.jp/kinsan130/d/20071008 (一朝の夢・つゆ草)
いつ頃出来たのか分らない灯台…今は灯が燈ることもなく…
和歌浦漁港は星空を撮るには余りにも明るい…しょうがないので、その灯かりを利用して…和歌浦の港も専業の漁師さんも殆どなくなりシラス漁を残すのみでしょうか?子供の頃は怒鳴られたこともありましたが、船着場でこぼれたシラスを拾い集め“小アジ釣り”に興じたものです。豊漁時には獲れたてを手の平に乗せてくれたり、大きなサバを放ってくれたり…あの頃の漁師さんの活気に満ちた姿が思い浮かびます。
この船は四国、九州から養殖ハマチなどの活魚運搬船です。関西市場への中継港として利用されてます。港の様子もすっかり変ってしまいました。
漁港に隣接の片男波海水浴場の砂浜に椰子らしい木が植えられてます。ハワイの写真とは随分異なります。kinsan的には“白砂青松”の方が好いのですが…
生石高原からも見えた製鉄所の赤い光です。
オリオン座は5:00am頃には西に沈んで見えなくなります。
今月の23日から早朝の空には月が出なくなりました。前回、積み残した和歌浦の海岸線の星空のご紹介をしょうと…毎日空の様子を覗ってたのですが、なかなか天候に恵まれず…挙句はX'マス寒波!昨日まで途中で引き返した(^^朝を含めて、4日しか徘徊することが出来ず…のうえ、風と寒さは生石高原顔負けでした。
いろんなことがあり過ぎた2011年も残すところあと3日…です。二十四節気では「冬至」の次候「麋角解」(びかくおつ)麋角は大きな鹿の角ですが、鹿の角が落ちるのは晩秋のころです。この場合はカモシカらしい?
帰り際には東の空が白んで来ます。12月に入ってこのように晴れ渡る日は殆どなかったのですが…お正月もこのような天気となれば…(^^)…です。そして、この一年間ありがとうございました。皆さま方には良いお歳となりますよう…!