BMWアルピナ B3 Sとは？

E46型のBMW3シリーズをベースにしたアルピナモデルがB3S。ボディはセダンのリムジンのほか、ツーリング、クーペとカブリオレが設定されている。セダンとツーリングはベース車がすでにE46からE90へとモデルチェンジしていることもあり、2006年前半の時点ではB3S カブリオレを中心に販売されている。外観デザインは新しいアルピナのフロントスポイラーと迫力あるエアロバンパーが特徴。フル4シーターのカブリオレボディは荷物の積載性など実用性の面でも優れている。インテリアはファブリックやアルカンターラのほか、4種類の本革にさまざまな色が用意され、楡材を使ったウッドパネルなどと合わせてオーナーが自分の好みでコーディネートして選ぶことが可能。クオリティの高さもアルピナならではだ。搭載エンジンは直列6気筒3.4リッターの自然吸気DOHC。6300rpmで最高出力の315PSを、また4800rpmで最大トルクの36.9kgmを発揮する。最大トルクの90%は回転数2500～6500rpmで実現可能なフレキシブルな性能を備えている。トランスミッションは6速MTのほか、ATとしてもまたステアリングホイール上のスイッチによってマニュアル車感覚の運転も可能なスウィッチトロニックの設定もある。基本は左ハンドル車だが、オプションで右ハンドル車も設定されている。右ハンドル車はエンジンのチューニングが異なり310PS仕様となる。
 
新車時メーカー希望小売価格　\9,324,000－