荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

あぶない刑事の巻、みたび。

2016年02月29日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを






ニッポン映画【さらば あぶない刑事】を観て来ました。



ハコは由緒正しき【丸の内TOEI】。ガキの頃は【東映まんがまつり】を観に行ったものです。


過去の記事。
あぶない刑事の巻。
あぶない刑事の巻、ふたたび。

最後のあぶデカ、いやぁ大満足であります。

テレビドラマ版第1作から30年…。

大団円に感慨深くなっちゃいました。

ラストショットを観た時は、泣きそうに。

【まだまだあぶない刑事】で最後かな、と思っていたら、まさかの復活でしたが、さすがにコレが最後なんだなぁ。

それにしても、今回はタカのファッションが気になりました。

というのも、カフスがダブルではなかったり、ネクタイがちょいと緩んでいたり、舘さんぽくねぇなぁ、と。

又、射撃スタイルも、タカの場合は左手を胸にそえた片手保持が基本なのですが、両手保持もあったりして、いささか違和感を持ちました。

驚いたのは、タカがスマホを持っていた事です。

ずーっと公衆電話だったのにね。

さすがのタカも、時代の流れには逆らえませんな。

意外だったのは、菜々緒の出番が少なかった事。

でも、やっぱいいオンナだよなぁ…。


吉川晃司も、もうちょっと暴れて欲しかったな。

しかしながら、シンバルキック(的なキック)も観られたし、さすがのアクションです。

主題歌はお馴染み【冷たい太陽】。

【Final Version】というアレンジでした。

僕は【冷たい太陽】より【翼を拡げて -open your heart-】が好きなので、【翼を~】の【Final Version】でいって欲しかった。




でも、ホント、サイコーでした。

ユージの『一気に行くんだよ、一気に』も聞けましたし。

オジサン、というよりオジイチャンが全力疾走するシーンってのはあまり観られませんからねぇ。

レパードも出て来て感涙であります。


出来ればBGMに【Cops And Robbers】を使って欲しかった

劇中で【レパード】って呼称がなされたのは初めてじゃないかな。



出演者の平均年齢が異様に高い今作。

いまだに若手感のある仲村トオルだって、あと10年経てば刑事定年っす。

で~も~、エンターテイメントに年齢なんぞ カンケーないねっ



『ワシよりよっぽど浪花節じゃないか。何がハードボイルドだ。フン、笑わせるなって』中条静夫(ニッポンの俳優・1926~1994)



ひょっとしたら、もう1回観に行くかも。

みんなも観てみようず







最新の画像もっと見る