ニッポン映画【高台家の人々】を観ました。
【綾瀬はるか】というビッグネームが主演って事で観ちゃいましたが、こりゃ大失敗。
引っ込み思案で妄想癖のあるOLちゃん役を綾瀬はるか、ヒトの心が読めちゃうイケメン御曹司役を斎藤工が演じております。
妄想癖がある主人公って流行ってるんすかね、【逃げ恥】とか。
OLちゃんと御曹司のファーストコンタクトなんて、以前僕が記したシチュエーションと同じ過ぎて感動すらしました。
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ドラマの巻、やたび。 CASE2参照
原作はマンガで一応コメディなんですが、あんまり笑えませんな。
【ホタルノヒカリ】なんかと同じ、テレビドラマレベル。
共同テレビのリーマン監督が撮っているので、当り前ですね。
原作マンガは高台家の三兄弟が主役なのでしょうが、綾瀬はるかを無理矢理主役にしちゃっている感じで散漫なんすよ。
内容に語るべきポイントが無いので、キャストについて。
まず、綾瀬はるか、老けたな~。
ついでに、夏帆も老けたな~。
あと、水原希子って、そんなに美人だったり、可愛かったりすんのかな。
僕には彼女の良さが、全く分かりませんでした。
スタイルは凄ぇ良いとは思いますけど。
市村正親は【愛と誠】での愛の父親役と、な~んにも変わりません。
こういう舞台出身のヒトって、オーバーアクションだからマンガの映像化には使いやすいのでしょう。
しかしながら、リアリズムを追及する山下敦弘なんかの作品には、絶対に起用されませんね。
大地真央もなんで使われるのか分からん女優です。
芝居も一本調子で、ハッキリ言って下手。
ケツ持ちはフジテレビジョンな訳ですが、終始フジの悪い癖が出てるだけでした。
ま、綾瀬はるかを担いで迄作る映画ではございませんし、観る価値もございません。
てか、綾瀬はるかも賞味期限切れかな~。
『どんなつまらない雑草でも花でも、懐かしい日記の一片となり得るのである』ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツの詩人・1749~1832)
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実写化の巻。
羨望の巻、ふたたび。
もらとりあむタマ子の巻。