荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ドミニック・ローホーの巻、みたび。

2015年05月28日 | 華麗な生活に極めたシンプルを


過去の記事。
ドミニック・ローホーの巻。
ドミニック・ローホーの巻、ふたたび。

図書館で借りた、ドミニック・ローホー先生著【屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方】を読了しました。



前作の【「限りなく少なく」豊かに生きる】も残念な出来でありましたが、今作も少々物足りなさを感じました。

完全にシンプルネタのインフレ状態なのでしょう。

訳者は原秋子女史。安定感はありました。

内容はかいつまんで言いますと『ミニマルにシンプルに生きるって贅沢で自由な事なのよ』ってトコですか。

ネタがネタだけに拡散性がありませんから、厳しいジャンルですよね。

アホな自称ミニマリストの主婦みたいに、毎日毎日ガラクタ買って、それを記事にするわけにはいかないでしょうから。

過去の記事。
ミニマリストの巻、みたび。



さて、先生の言う事はおおむね正しい、というか、かなり同意出来ます。

なるべく大きな家に住みたがり、モノに溢れ、そして更にモノを欲しがるヒトには決して理解は出来ないでしょう。

先生が言う様に、モノをあんまり買わない様にし、結果、経済がおかしくなろうと、それも僕の知った事ではありません。

淘汰されるべき職種・業種はとっとと淘汰されちゃえば良いと思ってますから。

そんな事はどうでもよろしい。

ただ、ひとつ引っかかるのが先生のニッポンの文化に対する評価です。

確かにニッポンの文化で秀でたモノはたくさんあるでしょう。

しかしながら、それは現在、我々の生活に密着していないものばかりです。

京町家だの枯山水だの。

要するに【ガイジン・フィルター】がかかった目線という事。

実際に評価されているニッポンの文化なんて大した事ありませんよ、先生。

アニメだ、アイドルだ、情けない…


拾った画像。良いセンスですよねぇ…。うらやまです。



『シンプルに、シンプルに、生きよう。すべきことは百や千ではなく、二つか三つでいいのだ』ヘンリー・D・ソロー(米国の作家/思想家・1817~1862)


キッチンの戸棚。貰ったレトルトカレー・セゾンカードのポイント交換したお米・マグカップ(スウェーデン&デンマーク)・イッタラの食器4点。

ここも変わり映えしません…。


最新の画像もっと見る