雪がちらつく岐阜市の美殿町。「田毎」でにこみを食べた後は、食後の甘味。夏には行列に並ばないと、かき氷にも、鯛焼きにもありつくことが出来ない「福丸」も、さすがに客の数はまばら。暖簾をくぐって、鯛焼きを注文した。先客の為に鯛焼きを焼いていた主人。「すぐお食べになりますか?」と訊かれたので「ハイ」と答えると、焼きたてを出すから少し待って欲しいとの事。1本焼きの焼き型に生地と餡子を流し込み、ガスバーナーの上にくべる。量産が出来ない効率の悪い方法で、売上にも影響するだろうと思うが、客にとってはなんだか特別感がありうれしい。
しばらくして丁寧に焼きあがりを渡される。小振りな鯛焼きは薄皮で、パリッとした食感が特徴。丁寧な割に、意外と焼きムラはあれど、香ばしく、旨い。前回食べたのはまだ暑い頃だったので、やっぱり寒い時に食べると格別。いつも、これならいくつでも食べられると思うのだが、こういうものはもっと欲しいと思うくらいでいいのかも。歩きながら口の中を熱々の餡に弄ばれつつ、あっという間にお腹の中へ。並ぶのが嫌で、まだ数度しか買った事がないのだが、並ぶ必要がないのなら今度は家族にも買って帰ろう。店の中のポップには持ち帰りの「どて煮込み」の文字が…。気になるなァ。(勘定は¥100/個)
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福丸 (ふくまる)
岐阜県岐阜市美殿町49
(薄皮のたい焼き福丸 薄皮鯛焼き うす皮鯛焼き 薄皮たいやき 美殿町商店街 美殿町 みとのまち 鯛焼き かき氷 福丸)
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