ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ランチョン @東京・神田神保町

2014年03月13日 | 東京都(老舗)

42

車も人も往来が多い靖国通りに面した創業明治42年(1909)の老舗ビアホール「ランチョン」。今まで何度も店の前を通ったことがあるが、時間が合わず、入るチャンスが無かったので初訪問。1階は入口だけで店はなく、階段を上って2階へ。階段の途中にこの店の歴史を示す古い写真が飾られている。大きく窓が取られた店内には テーブルがたくさん並べられている。店舗自体は古くないので、ごく普通のレストランといった風情。外れた時間なので窓際が空いていた。それでも何組かの客が旨そうにビールグラスを手にしている。たくさんある洋風メニューから「自慢」と冠の付けられたメンチカツとレーベンブロイ生ビールを注文。まだ明るいうちに、忙しそうに人が行き交う街の喧騒を見下ろしつつ、ビールを待つのはとてもいい気分。

ビールは一段上がったカウンターにあるサーバーから注がれる。一度入れてから泡を落ちつかせもう一度継ぎ足すやり方。ビアグラスに注がれたレーベンブロイはアサヒから提供されている物なのかな。この店のマークの付いたコースターの上に乗せられたグラスに入った生ビールは綺麗な薄い琥珀色で、飲み口も軽く、すっきり。うっかり一気に全部飲んでしまいそうになる。ちょっとメンチカツが来るまで我慢。しばらくして平皿に乗せられたメンチカツが登場。けっこうな大きさがあり、ソースの上にどーんと鎮座している。キャベツとマカロニサラダが添えられている。サクッとナイフを入れて一口。たっぷりと肉汁を含んだパテはサクサクの衣と落ちついた風味のソースと相まって、旨い。これではビールがいくらあっても足りない。キャベツはこの店特製のドレッシング(販売もしている)をかけていただく。次に予定があるので断腸の思いでビールをセーブしつつ、あっという間に平らげた。メニューが豊富なので他にも食べてみたいものがまだいっぱいある。(勘定は¥1,700)

 

ランチョン

東京都千代田区神田神保町1-6

 

 


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2 コメント

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ハリー様 こんばんは (GAOHEWGII)
2014-03-13 17:42:31
ハリー様 こんばんは

この辺りは以前、働いていたのですが
カレー屋や定食屋ばかりを利用していて
こんなお店があったとは知りませんでした。

>まだ明るいうちに、忙しそうに人が行き交う街の喧騒を見下ろしつつ、ビールを待つのはとてもいい気分。

いい休日じゃないですか、うらやましい。
返信する
GAOHEWGI様、こんにちは。 (ハリー)
2014-03-13 21:43:41
GAOHEWGI様、こんにちは。

>いい休日じゃないですか

はい、この日はこの一杯の後、ストーンズのライブに行きましたので
それはそれは幸せな休日でございました! 
返信する

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