ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

御座候 岐阜タカシマヤ店 @岐阜県岐阜市

2024年03月15日 | 岐阜県(岐阜)

今年の7月末で撤退を表明している岐阜タカシマヤ。その理由が業績低迷はもちろん、本来建物の所有者が負担する老朽化した設備の更新を所有者が実施せず決裂というのだから呆れる。タカシマヤに撤退されたらこの古い建物に誰も入らないだろうに。これで岐阜県はとうとうデパート無し県に。元々フロアは狭いし天井は低いしでデパートとしてはアレだったが、1、2階に吹き抜けの”バラの広場”があった開店当初から知っている建物だし、仕事柄ここの外商も使っていたので寂しさがある(外商も最後の方はグダグダで…)。ただ老母にはサイズ的に便利らしく、ここでばかり買い物をしていたので落胆も大きいだろう。

地下の食品売り場の一角で、いつも人が並んでいる「御座候」に寄ってみた。本社は姫路市で創業は昭和34年(1959)だそう。最初は誰も並んでいなかったのだが、自分が買おうとすると後から後から人が来て、写真のような有り様。とはいっても専属の焼き方がじゃんじゃん慣れた手つきで焼いているので、そう待つ訳でもない。にしてもこの焼き作業をずーと続けるの、大変そうだなァ。購入したのは「赤」と「白」。それに袋入りの「つぶあん」。

家に帰って「つぶあん」は妻にそのまま進呈し、「御座候」を分けっこ。自分が持って帰った時間にはもう冷めてしまっていて皮もしっとりとしてしまっていたので、店の”おいしい温め方”に従って温め直す。しっかりとしたつぶ餡で口いっぱいになって旨い。甘さもいい感じ。今まで食べたことの無かった「白」が思いのほか良かった。こちらは手亡(てぼう)餡という小粒のいんげん豆なのだそう。この店の人気度からいったら、柳ヶ瀬商店街のどこかでテナントを借りて営業を続ければ十分採算も合うんじゃないかな。袋の「つぶあん」は全て着実に妻の朝食(小倉トースト)に消費された模様。(勘定は¥800)

御座候 岐阜高島屋店

岐阜県岐阜市日ノ出町2-25 岐阜タカシマヤ B1F

 

( 岐阜 ぎふ 柳ケ瀬 柳ヶ瀬 やながせ 高島屋 岐阜高島屋 ぎふたかしまや ござそうろう 大判焼 回転焼 今川焼 東海道 岐阜土地興業 )

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愛 @岐阜県岐阜市

2024年03月15日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市切通の旧中山道沿いにある喫茶店「サロンドカフェ愛」。以前からいつも駐車場に停まっているダルマセリカGTが気になっていた。以前に「トヨタ産業技術記念館」に展示してあったのを見たのと同じカラー。やっぱりかっこいいなァ。という訳でじっくり車を観賞させてもらった後に店に入ってみた。店内は広くて天井も高く落ち着いた雰囲気。高齢のご夫婦でやっていらっしゃる。天窓から光が入るし、窓が大きく緑も目に入るのでとてもいい感じ。ペンダント・ライトがぶら下がるテーブル席に腰掛けると、女将さんが水とおしぼりを持って来てくれたがメニューが出てこない。何があるか分からなかったのでお願いした。メニューはシンプルでドリンクとトースト、サンドウィッチのみ。豆が選べるコーヒーがあったので「モカ」をお願いした。

豆はその場で挽かれるようだ。駐車場を挟んでいるので道路からも遠く、微かに鳴るBGMもしっかり耳に入る。しばらくして運ばれた「モカ」は洒落たカップとソーサーで出てきた。すっきりとした口当たりでしっかりと酸味が感じられる。香り高く、旨い。自分はコーヒーを飲むときに甘いものをつまむのが好きなので何かあればいいが、こちらは何も付かない。たぶんモーニング・サービスとかも無いんじゃないかな(未確認)。この地域では珍しいが潔い。しばらく佇んで勘定してもらった。次はサンドウィッチもいただいてみようか。外に出てもう一度ダルマセリカを拝んで…。(勘定は¥500)

 

サロンドカフェ 愛

岐阜県岐阜市切通6-8-26

 

( 岐阜 ぎふ きりどおし サロン・ド・カフェ・愛 サロンドカフェあい 喫茶 喫茶店 純喫茶 珈琲 セリカGT 中仙道 )

コメント (2)
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