The Best Of Taj Mahal / Taj Mahal (2000)
タジ・マハール(Taj Mahal)のベスト盤を購入。彼のオリジナル・アルバムはセカンドの「The Natch'l Blues」しか持っていないが、コンスタントに活躍しているアーティストで、色んなコンピ盤にも顔を出している。流石に現在は大手レーベルには所属していないが、音楽活動は盛んなようす。自分が彼を知ったのはいつものようにストーンズ(The Rolling Stones)絡み。一度オクラ入りになったフィルム「ロックンロール・サーカス」に参加して名前を知った。ただその頃は今のように簡単に映像を見ることは出来ず、完全に幻の映像だったので、その撮影に触れた古い本で名前を知った程度。その後、映画「ブルース・ブラザーズ」のオープニング曲が彼の曲だと知って俄然興味が湧き、セカンドを買った次第。
こちらは2000年にコロンビア/レガシーから発売されている作品なので、収録曲は1968年から1974年までのコロンビア時代から選曲されている。カントリー・ブルース・タイプの曲が多く、彼の落ち着いた優しい歌声と、スティール・ギターなどの有機的な音が相まって独特の雰囲気がある。自分の思い入れが強い3「Corrina」、5「She Caught The Katy」はやはり何度聴いてもいいなァ(出来れば「Ain't That A Lot Of Love」も入れて欲しかったけれども)。ライヴ・テイクの10「Ain't Gwine To Whistle Dixie (Any Mo')」は調子っぱずれの口笛が入る変わったインスト曲。演奏と曲は素晴らしいのだが…。何か云われがあるのかな。でも心に沁みるというか、このアルバムを聴いて一番心に残るのはこの曲なのだった。
中古店にて購入(¥780)
- CD (2000/9/16)
- Disc : 1
- Format: CD, Import
- Label : SONY