ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

まねき寿司 (2) @名古屋市西区・円頓寺

2017年03月16日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

前回訪問してとても気に行った四間道(しけみち)の「まねき寿司」へ予約して再訪。この日は雨模様。円頓寺商店街のアーケードを通って店へ。前回は(どちらも)様子見という感じだったが、主人や女将の人柄も感じられて居心地が良かった。この日も「おまかせ」でお願いしてある。カウンター席に腰を下ろし、まず酒。最初は冷蔵酒をいただき、主人が出してくれる酒肴を次々にやっつける。この日は自分の他にもカウンター席、それにテーブル席の方にも客が入っていたので主人も女将も大忙し。皿出しが遅れる時も、いぶりがっこ、守口漬、豆腐味噌漬けなどののった日本酒好きには堪らない珍味の皿が置かれて、時間稼ぎというか、間をもたせてくれる心遣いがうれしい。

「ひれ酒」があったのでそれもいただいた。そういえばちゃんとしたひれ酒を店で呑むのは初めてかも。主人が網で炙った河豚ひれを酒に入れ、気化したアルコールに火を点ける。焦げの部分が多く入ってしまってちょっと風味が味わいづらかったかな。前回の訪問では酒肴にヴォリュームがあって最後の方はちょっとお腹が膨れてしまったのか「次は握りを沢山食べたい」と言ったらしい(酔っぱらって記憶にないが・笑)。主人はそれを覚えていてくれて、酒肴の量は控えめにして早めに握ってくれた。天然河豚、カワハギ、剣先イカなどから、鯛昆布締め、鰻、ボストンの鮪、雲丹、煮ハマ、鮑などなどが続く至福の時。そして巻物は海苔巻き(干瓢巻き)にしてもらい、了。最後はデザートでシンプルな手作りカスタードプリンをいただいて、勘定をしてもらった。喰ったなァ。この日も満足。(勘定は¥14,000程)

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↓ 「円頓寺商店街」に残る古い建物。「and(パスタ専門店)」(昭和33年・1958・建造 写真下左)と「松川屋」(昭和25年・1950・建造 写真下右)。

 

↓ 「嶋文酒店(嶋文商店)」の年季の入った酒造看板。左から、「寶酒造醸・松竹梅」(京都)、「齊藤醸・英勲」(京都)、「藤市酒造醸・ことぶき」(愛知)の文字。

 


 

まねき寿司

愛知県名古屋市西区那古野1-36-54

 

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