ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ケグナゴヤ @名古屋市東区・栄

2013年10月03日 | 名古屋(東区・北区)

名古屋・栄の久屋大通り沿いにあるオアシス21という施設の北側の路地角にあるクラフト・ビール(地ビール)専門のビア・バー。待ち合わせの時間まで時間があったので入ってみた。交差点角にあるさほど大きくない店はお洒落な雰囲気で、道路に出た立て看板もまるで欧米の街角のよう。

地ビールというと酒税法の改正からいっとき、様々な企業や個人が参入し乱立したけれど、ほんの一部を除いて、高い評判を得るというよりは先細りして散っていったイメージが強い。実際多くのビールを口にしたが、とりあえず地元の名産めざして作ってみましたというな特殊な味を添加したような代物もあり、「値段が高くて変わった味」に留まるものが多かったような気がする。当時は本当に付き合っていけそうな深みのあるものに出会えなかった。それでも気骨のある人たちはその後も着々と実力をつけて、様々な製品を作り出しているらしい(←店内の冊子で読んだ)。個人的にあまり詳しくはなく、半大手メーカーみたいなブリュワリー(醸造所)のものをいくつかの店で呑んだ程度。

どれを注文するか迷うが、とりあえず丸投げはせず、メニューに詳しく載っている解説を読みながら一杯注文する(名前失念・「金しゃち」だったかな…)。抽出口がずらりと並んだサーバーから注がれたビールは琥珀色で酵母の香りが強く、まるで醸造中の酒蔵にいるような香り。お腹は膨れていたのでつまみは何も注文せず、ビールの味だけを楽しんだ。2杯目はそうとは知らなかったが温度が高いタイプのもので、常温に近い温度で提供された(名前失念「ヤッホーブリューイング」だったかな…)。一杯目にこれだときついが、冷やしていないだけに香りが立って味わいがよく分かる。普通のビールよりもアルコール度は強いらしい。日本のビールは冷やし過ぎとよく言うがそれも分かるような気がする(でもキンキンに冷えたビールも旨いよね)。これを期にいろんなクラフト・ビールに挑戦してみたい。

その後、店主(だと思う)と少し話したが、本当にクラフト・ビールが好きなんだなぁと思わせる嬉しそうな顔と明るい接客が印象的。この日はこれだけだったが、フード類もとても旨そうだったのでここ一軒目でもいいな。また寄ってみよう。

この後の記事はこちら

CRAFT BEER KEG NAGOYA (ケグナゴヤ)

名古屋市東区東桜1-10-13

(ケグ・ナゴヤ ケグナゴヤ KEG・NAGOYA)

コメント
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