5月3日、黒谷さんに行った日のこと。
行きしに、北山へ寄って行きました。
北山通り、東洋亭の交差点を北上して、一つ目の信号交差点の角にあるお店です。
妻!がめったに行かない、お洒落なお店です。
場所もお洒落だ・・・
近頃出店相次ぐエリアにあります。
ヴァニラリーフさん
普段やったら、入り口チラチラ覗いて行く程度でしょうが。
なぜ、わざわざ訪れたかと申しますと・・・
ここの店主は、大原在住の方。
詳しくはともかく・・・学校関係で大変お世話になっている(これからなるだろう)方です。
御本人様とは、会議や学校行事などで何度かお会いしたことがありますが、「(役を持った)えらい方だな。」くらいの認識で、緊張するので、お話したことはありません。
が、先日地域の会合で、若!が紹介を受け、名刺を頂いてきましたので・・・
さっそく、ホームページ拝見。
ブログもされてました。
ブログの内容も堅気で、妻!はすっかりファンに!
すぐさま、コメントも送りましたが、それより何より、お話してみたくなり・・・
さらにはね。
妻!が、かねてより興味を持っていた、山中油店のベンガラをお店で小分けに売ってらっしゃることを知りました。
どんぴしゃり!
これは、直接御教授していただかなくては!
ということで。
お店へ・・・
ほしたら。
GW初日ということで・・・お休みしてはりました。
まあ、そうですよね。
家族サービスされてますね・・・
(お店は閉めてはるだろうか?とか、余計な詮索していました。)
そこで、店員さんにお話し・・・
目的の、ベンガラと柿渋(これに、ベンガラを溶かして使用するので。)、それに、妹さんが出された本を買って帰りました。
翌5月4日は、汚くて古い傘立て(ナタで割って、薪にしたいくらいの)をごしごし水洗いし・・・
元の塗料を丁寧にヤスリで落として、さらに、もう一度水洗い。
翌日の塗装に備えました。
そして。
5月5日朝、ヴァニラリーフさんで購入した、柿渋とベンガラ(赤・黒)を使って、傘立ての塗装を始めました。
ちなみに・・・
ベンガラとは、酸化鉄を主成分とした無機質の顔料。
柿渋は、渋柿を絞った汁を熟成させた、茶褐色の染料、だそうです。
自然素材なので、めったにかぶれることはないみたいです。
(私は、全然大丈夫でした。)
古い民家の木材の塗料には、たいていベンガラが使われており(京都洛中外も)、妻!も、そこから興味を持っていました。
岡山の吹屋
(そこで売ってはるお菓子が欲しくて、行ってみたかったんですけどね。)
このベンガラが西陣・山中油店で売られていることを知ってから、むくむくと沸いてきた創作意欲。
ベンガラで何か塗ってみたい・・・
けど。
こんなに早く実現するとは、自分でも思っていませんでした。
しかし。
下勉強を何もしておりませんでしたから。
(これから、長い時間かけて、勉強するつもりだったので)
ベンガラが何ぞや?というのも知らずに・・・
柿渋液に、いったいどのくらいベンガラを混ぜたら良いものかも分からずに・・・
突然始めたベンガラ塗り。
ま~何とかなるさ!で始めました。
(失敗したら、傘立てはナタで割ることにしよう・・・と思ってました。)
300ccほどに、赤のベンガラをスプーン3さじほど入れて混ぜ・・・
そこから、すこしずつ黒のベンガラを加えて、色を調整していきました。
傘立ての内側に塗ってみて、試します。
色は、辻しばの建物の塗料の色に合わせます。
辻しばの家も、純?大原的な民家です。
柱など木材の塗装は、今もベンガラが使われているかどうかは分かりませんが、いわゆる伝統色?、濃い赤紫色をしています。
傘立ても、玄関に飾るものですから、その色に合わせて、シックにしたいと思いました。
元々の柿渋の色に、赤ベンガラを混ぜたら、そのまま使えるかな?と思っていましたが。
結構、黒ベンガラを入れたし・・・
結局は、赤ベンガラと同量くらい?、いやもっとかな~というくらい加えました。
液も、どろどろです。
ちょうど、温かい牛乳にココアを加え混ぜるような作業ですが。
結構混ざりにくく、塗っているうちに、赤ベンガラのみが浮いてきたり・・・
いろいろ経験して、素材の特徴をつかんでいきたいな~と思いました。
だらだら、2時間くらいかけて、完成。
最後のほうは、嫌になりました・・・
塗料はだいぶん残りましたが。
足りなくなってから、新しく色を作り直すのは、不可能に近いですから・・・大目に作ったほうが良いでしょうね。
残った塗料は、家の柱の塗装のはげたところに・・・
こんな感じで!
結構、作った色、当ってるでしょ!
乾くと、ほとんど目立たなくなりました。
塗りなおした、と、意識してみないと、気づかない程度です。
(まあ、ちょっとヤバイところもありましたが。)
傘立て。
お店の前に置いてみました!
(本当は、もっと日陰の存在です。)
油かワックスがけして、もっと防水性高めたほうがいいかな~と検討中です。
辻しば家には、じいちゃんが生木で作った日曜大工(無塗装)が沢山あるので・・・
ぜ~んぶベンガラで塗ってしまおうかな~と計画中です。
行きしに、北山へ寄って行きました。
北山通り、東洋亭の交差点を北上して、一つ目の信号交差点の角にあるお店です。
妻!がめったに行かない、お洒落なお店です。
場所もお洒落だ・・・
近頃出店相次ぐエリアにあります。
ヴァニラリーフさん
普段やったら、入り口チラチラ覗いて行く程度でしょうが。
なぜ、わざわざ訪れたかと申しますと・・・
ここの店主は、大原在住の方。
詳しくはともかく・・・学校関係で大変お世話になっている(これからなるだろう)方です。
御本人様とは、会議や学校行事などで何度かお会いしたことがありますが、「(役を持った)えらい方だな。」くらいの認識で、緊張するので、お話したことはありません。
が、先日地域の会合で、若!が紹介を受け、名刺を頂いてきましたので・・・
さっそく、ホームページ拝見。
ブログもされてました。
ブログの内容も堅気で、妻!はすっかりファンに!
すぐさま、コメントも送りましたが、それより何より、お話してみたくなり・・・
さらにはね。
妻!が、かねてより興味を持っていた、山中油店のベンガラをお店で小分けに売ってらっしゃることを知りました。
どんぴしゃり!
これは、直接御教授していただかなくては!
ということで。
お店へ・・・
ほしたら。
GW初日ということで・・・お休みしてはりました。
まあ、そうですよね。
家族サービスされてますね・・・
(お店は閉めてはるだろうか?とか、余計な詮索していました。)
そこで、店員さんにお話し・・・
目的の、ベンガラと柿渋(これに、ベンガラを溶かして使用するので。)、それに、妹さんが出された本を買って帰りました。
翌5月4日は、汚くて古い傘立て(ナタで割って、薪にしたいくらいの)をごしごし水洗いし・・・
元の塗料を丁寧にヤスリで落として、さらに、もう一度水洗い。
翌日の塗装に備えました。
そして。
5月5日朝、ヴァニラリーフさんで購入した、柿渋とベンガラ(赤・黒)を使って、傘立ての塗装を始めました。
ちなみに・・・
ベンガラとは、酸化鉄を主成分とした無機質の顔料。
柿渋は、渋柿を絞った汁を熟成させた、茶褐色の染料、だそうです。
自然素材なので、めったにかぶれることはないみたいです。
(私は、全然大丈夫でした。)
古い民家の木材の塗料には、たいていベンガラが使われており(京都洛中外も)、妻!も、そこから興味を持っていました。
岡山の吹屋
(そこで売ってはるお菓子が欲しくて、行ってみたかったんですけどね。)
このベンガラが西陣・山中油店で売られていることを知ってから、むくむくと沸いてきた創作意欲。
ベンガラで何か塗ってみたい・・・
けど。
こんなに早く実現するとは、自分でも思っていませんでした。
しかし。
下勉強を何もしておりませんでしたから。
(これから、長い時間かけて、勉強するつもりだったので)
ベンガラが何ぞや?というのも知らずに・・・
柿渋液に、いったいどのくらいベンガラを混ぜたら良いものかも分からずに・・・
突然始めたベンガラ塗り。
ま~何とかなるさ!で始めました。
(失敗したら、傘立てはナタで割ることにしよう・・・と思ってました。)
300ccほどに、赤のベンガラをスプーン3さじほど入れて混ぜ・・・
そこから、すこしずつ黒のベンガラを加えて、色を調整していきました。
傘立ての内側に塗ってみて、試します。
色は、辻しばの建物の塗料の色に合わせます。
辻しばの家も、純?大原的な民家です。
柱など木材の塗装は、今もベンガラが使われているかどうかは分かりませんが、いわゆる伝統色?、濃い赤紫色をしています。
傘立ても、玄関に飾るものですから、その色に合わせて、シックにしたいと思いました。
元々の柿渋の色に、赤ベンガラを混ぜたら、そのまま使えるかな?と思っていましたが。
結構、黒ベンガラを入れたし・・・
結局は、赤ベンガラと同量くらい?、いやもっとかな~というくらい加えました。
液も、どろどろです。
ちょうど、温かい牛乳にココアを加え混ぜるような作業ですが。
結構混ざりにくく、塗っているうちに、赤ベンガラのみが浮いてきたり・・・
いろいろ経験して、素材の特徴をつかんでいきたいな~と思いました。
だらだら、2時間くらいかけて、完成。
最後のほうは、嫌になりました・・・
塗料はだいぶん残りましたが。
足りなくなってから、新しく色を作り直すのは、不可能に近いですから・・・大目に作ったほうが良いでしょうね。
残った塗料は、家の柱の塗装のはげたところに・・・
こんな感じで!
結構、作った色、当ってるでしょ!
乾くと、ほとんど目立たなくなりました。
塗りなおした、と、意識してみないと、気づかない程度です。
(まあ、ちょっとヤバイところもありましたが。)
傘立て。
お店の前に置いてみました!
(本当は、もっと日陰の存在です。)
油かワックスがけして、もっと防水性高めたほうがいいかな~と検討中です。
辻しば家には、じいちゃんが生木で作った日曜大工(無塗装)が沢山あるので・・・
ぜ~んぶベンガラで塗ってしまおうかな~と計画中です。
ベンガラですか?いいですね。以前、テレビ東京の完成ドリームハウスという番組で、ベンガラを好んで使う建築家、藤本幸充という人がいました。
その紹介は
http://www.tv-tokyo.co.jp/dreamhouse/lastweek_030801.html と
http://www.tv-tokyo.co.jp/dreamhouse/lastweek_031212.html
私も妻!さんを見習って、家のことをもっときちんとしないと...。
ヴァニラリーフさんのHPとブログも早速覗いてきました。自然素材を生かした家づくりに興味津々です。
こんにちは、お店やブログまでご紹介いただき、ありがとうございます。
上手に調色されてますね、初めてとは思えないです。
ベンガラが完全乾いた後、ワックスか油を布にしゅまして、磨いてやると、とても良い感じに仕上がりますよ。
また柿渋だけを塗り重ねてやると木目の生きた深い赤色に仕上がります。防腐撥水効果もあります。是非お試しを。
ベンガラ好きの建築家さん・・・
ネット検索していったら、この人の「ベンガラ好きたる所以」が分かりますかね。
他の塗料を触ったことがあまりないので、一概に言えませんが。
独特の感触があって、塗った時の色合いといい、「はまる」だけの魅力があるなあと思います。
投稿で紹介した成羽は、実は、結構、実家の実家(祖母の家)の近くです。
うちは神石ですが、隣の東城には、成羽川が流れ込んでいたような気がするけど、違ったかな?
ローカルネタです。
ベンガラ原料のロートの生産地だったそうで・・・
今度車で帰ったら、行ってみようと思います。
(で、意中のお菓子も買ってみたいで~す。)
(こういうイメージは、日本のゲイシャ・フジヤマと同じでしょうか?)
なんとなく、自然素材で作られているような・・・そんなイメージですが。
改修の許されるお宅でしたら、オススメします。
気分転換にもなるし、家族にも感謝?されるしで、じつに気分が良いです。
体質にもよるかもしれませんが、匂いもないし、手についても痒くなったりしないし、気軽に出来ました。
子どもが興味を持ったら・・・手伝ってもらおうかと、考えてます。
(でも、面白いから貸したくないんですけど。)
恐縮至極です。
今後とも、よろしくお願いいたします。
いつも書き忘れていたのですが。
ブックマークしてもよろしいですか?
一番下になって、申し訳ないのですが。
(右横・プロフィールの上になります。)
近いうち、(今日にも行くかもしれませんが)
ワックスか油を購入に行きます。
一番近いコインパークはどこになるのでしょう?
(路駐をする度胸がないです・・・破壊しそうだし)
今は赤子が小さいので、なかなかですが。
いずれは、コンクリート作りからしたいな・・・と考えています。
ブックマークのさっかんさんは、建設技術者をされていて、とても面白い投稿をしておられます。
まあ、自営業をしていると、何を習得することも利益になりますので(多分)・・・
御指導よろしくお願いします。
お久しぶりです。
コメント有難うございました。
素敵なお店のお写真がトップに出ているのに、タイトルが「日曜大工」???
その謎は記事を読み進むうちに、分かりました。
ブログの世界も広いですね~
花写真系のブログから入った私なので、妻!さんのレパートリーの広さにはいつも感心しています。
ヴァニラリーフさんのブログ拝見しました。
素敵な住まいって憧れますよね~。
案外モデルハウスなんかは、見て歩くの好きかもしれないな・・・。
店先の傘立て、いい感じに仕上がりましたね。
堅気な感じだし、自分と違う世界の知識を吸収するのは楽しいです。
今日も、ホームセンターに行って、大工道具を見てきましたが。
摩訶不思議なものが多くて・・・
電動を使うと、何でも作業が早そうですが。
怖いので、地道に作業していこうと思います。
次は、額縁を作って、その塗料にべんがらを使おうかと・・・
これは、10年来の計画でした。
モデルハウス。
自宅購入断念で、行った事ありませんが。
きっと、夢のような世界なんでしょうね。
どんどん新しい製品が出てますもんね~。
おしゃれな店の、おしゃれなお手洗いとかも、凝ってますよね~。
(でも、たぶん我が家では・・・ケチだから、しないだろうな~。)