日々典々 介護記録とその後の出来事

40代独身長男。脳梗塞で車椅子・認痴症になった父親を病院介護し在宅へ。しかし再入院。その記録とその後…そして未来へ。

新旧交代

2007-08-26 05:31:59 | 新しい日々


今年もお盆が終り。。

墓参りに行ったのは先週の13日。
この日の私は、余りの暑さに車のダッシュボードに入れて有った折り畳み傘を出し、それを日傘代わりに差して、お墓の前まで歩いて行った。
生まれて初めての日傘? 少し恥しかったが、焼けるような日差しには耐えられなかったのだ。

例によって、普段の私は仏壇の前で手を合わせる事が少ない。。
なので、お墓参りの時は罪滅ぼしのように、少し奮発したお花を供える


お盆の墓参りは先月の16日にも行っていたのだが、もしかして8月のお盆の最中、誰かがお参りに来てくれているかも・・・
などとチョット思ったが、それな無かった。。
でも行って正解。まわりのお墓にはたくさん花が供えて有り、もし私が行かなかったら、両親に寂しい思いをさせるところだった。


7月に行ったとき乗っていたのは、オヤジの車。
今回は納車2日後の新車。
車種は違うが同じ○産で、買ったディラーも同じ所。
写真は納車当日、新旧交代の“絵”を撮ったもの。

このブログに立ち寄って下さる方の中には、気付いている人もいるだろうが、オヤジは長年、個人タクシーのドライバーをしていたのだ。
プロドライバーとしての経歴はかなり長く、昭和20年代、まだ東京に闇市が有った頃から乗り始めている。
最初は木炭車の助手? 次が3輪車のドライバー(若い人は知らないかも。。)
そして当時は憧れの職業?でもあったらしい、タクシードライバーに。
(当初乗っていたのは、外車?だったとか)
その後、個人タクシーの免許に受かり30数年。


4年前、オヤジが最後の新車だと言って乗っていたのが、この車だった。
新車が自宅に納車された時、私にこう言っていたのだ。
『例え今の仕事を辞めても、装備を外して、この車に乗り続ける』と。
だから今回手放すのには少し躊躇したのだが、売るタイミングも有ったし、もう引きずっていてはいけないといった思いも有り、買い換えた。


写真の右側が今度買い換えた車。そして左のが親父が乗っていた元タクシーで、最近まで私が乗っていた車。
屋根に付いていたマークやメーター類は全て取って有るので、写真では解らないが、オヤジの車はタクシー仕様の営業車。ガソリン車だったが、後ろのドアーが自動ドアー
知人を乗せる時に驚かせるので面白かったのだが、近々後継の新型車も出ると聞き、売るなら今。元営業車はタイミングを外すと二束三文になってしまうから。。


先月の墓参りの時は、買い換えが決まった直後。
オヤジへの報告と、車に“お疲れさん”の意味も込め、綺麗に洗車してから行った来た。
先週の墓参りは“お披露目”も兼ねて。。

去年と違い一人でのお盆だったが、まぁとにかく今年のお盆は終り。
そして少し、また私の生活も新しくなって行く。
そうじゃないとネ




【参考写真】車の屋根に付いていたサインと、優良ドライバーだけが付けられるらしい“スリースター”

コチラはまだ営業チョウ
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