水瓶

ファンタジーや日々のこと

運河の町で

2017-06-01 08:23:29 | 横浜の町
六月は雨のはじまり。五月は記録的に雨が降らなかったそうで、夏の前に少し水をためておかなきゃ。

先週末に回った新山下運河近くの写真です。
港が見える丘公園の、海側に向かって下の方になる地区なんですけれど、
特に観光名所とかがあるわけではないので、あんまり行ったことがありませんでした。

上の写真は、運河のある側から丘の上の方へ向かうトンネル。
自転車に乗った男の子が「本物の銃だぞー!!」と手に持ったおもちゃの銃をパンパン鳴らしていました。
ついさっきまで情けない声で「待って〜、待って〜」って叫んでたんですけどね。。。


「暑いしお天気もいいから船に乗ろうよ」と、まずはぷかり桟橋からシーバスに乗りました。
行き交う船に人がたくさん。潮風が気持ちいい!写真はいつもあそこに碇泊している海上保安庁の船。
この気候だと船がとってもきれいに見えます。


こちらは氷川丸。これは船着場からしか見えない景色なんです。
時間も早めだし久しぶりに氷川丸の中見ようか?ってなったんですが、山下公園で何かイベントをやっていて、
氷川丸も混んでいるようだったので、次の機会に回しました。


じゃあ、っていうんで、いつも港が見える丘公園の見晴台から眺めてて気になってた辺りを歩いてみようよ、とこちらの方へ。
ほんのちょっと歩くだけで雰囲気がガラッと変わるのが横浜の町なんです。


釣り船店の並ぶ通り。同業者の店が並んでで独特の雰囲気。


このお店の看板が公園からよく見えるんです。ガラス戸に貼ってあるのは魚拓でしょうか。
大きいのが釣れるんだねえ。


撮っていいものやら、ブログに上げていいものやらちょっと悩んだのでありますが、なんかすごく気に入ってしまった写真。


こちらも公園からよく見て気になっていたコクサイエアロマリンという看板のあるビル。
倉庫を持っていて、荷捌きなどをする会社なんですね。さすが運河の町!
通りに面してこんな銅像が立っていました。トリトン?


ふらふらさまよっていると出くわしたのがこの霞橋。何やら説明書きがあって読むと、百年以上前にイギリスで作られて、
1896年に日本鉄道土浦線(現常磐線)隅田川橋梁となり、そののち1929年に江ヶ崎跨線橋として再利用され、
ここに霞橋として落ち着いたのが2013年のことだそうです。するとまだ来たばっかりと言えるかな?
でもだいぶ寸が詰まっちゃったね。


森のなかまが「すっげー」とつぶやきながら撮っていたのがこのボルト。
さすが年中懐中電灯とか銅とかいじくってる人は目のつけどころが違うよ。
・・・あっ、やばい、あんまり見てるとさぶイボが立ちそう!


霞橋をさらに進むと高速入り口の近くに。高速の下にはたくさんの頭だけのトラックが駐車しています。
私はなんかあのトレーラーをつけてない、頭だけで前のめりに走ってるトラック好きなんですよね。


モンベルの大きなお店が見えたので入ってみました。最初倉庫かなにかかと思ったら、立派なお店。
写真はお店の中から外を写したもの。
何がすごいって、カヌーやカヤックが置いてあって、なんとすぐに試乗もできるんだそうです。さすが運河沿い!
一人乗りのカヌーは65000円ぐらいからありました。ふーん。。


古びたいいビルが見えると思わず足が急いでしまいます。おお、なんか高度経済成長期を支えた感じ。


霞橋の一つ向こうにある橋を渡ってまたこちら側へ戻って来ます。
運河の川をのぞいてたら、通りかかった女性に話しかけられました。
「いつもちっちゃい黒い魚がいっぱいいるのよ。そろそろ飛び跳ねる大きな魚も出て来たわね」


さっき歩いて来た所を港が見える丘公園から撮ったもの。ちょうど高速道路の手前辺りに釣り船屋さんが並ぶ通りがあります。



新山下運河の辺りは、ちょっと懐かしい感じがしました。いつも行かない所を回ってみるのも面白いですね。

さて、これから梅雨入りまでどんどん暑くなってゆくのでしょうか。来たる夏に向けて暑さに慣れとかなきゃね。


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