水瓶

ファンタジーや日々のこと

春のたより・その14

2015-04-28 20:48:28 | 日記
暗めに撮れてしまったので、明るく調整したらえらいカラフルに・・!
実際に見た感じとは違ってしまいましたが、これはこれで面白いなあと思ったのでちょいと一枚。

土曜日に撮った、花壇などに植えられていた花をまとめてみました。
しかし園芸品種の花は色も形もバラエティに富んでいて、名前を探すのが難しいんでありますよ。。


上のピンクの花はこれと同じ花です。こっちの色の方が見た感じに近いです。
花も茎も赤いこの花は一体何ていうんだろうと調べたけどわからず。。。
珊瑚のようなというか、水中の花のようなというか。


この霜が下りたカリフラワーみたいななんとも不思議な花はシロタエギクというそうです。
別名ダスティーミラー(Dusty miller)。なるほど。。ちょっとはホコリ払ってよ!
きれいといえばきれいなんですけど、これだけがわっと咲いてると、ちょっと不気味な感じも。
ラブクラフトの小説に出て来る地下室に生えてそうな何かだなあと見るといつも思います……


この花には名札がついていました。エルサレム・セージというそうですが、セージのなかまではないそうです。
葉裏の白いぽわぽわした毛がセージに似てるかららしいです。黄色いつぼみが星っぽくて面白いですね。


アカシアかなあと思うんですが。。よく見ると花の形は藤に似ていますね。
黄色と紫でこうも雰囲気が違ってくるものなんだなあ。


これがまた葉も花も不思議なんです。名前わからず。。田中一村の絵みたいです。


アネモネじゃないかなと思います。開ききった花は、まるで激しく回転してる踊り子のようですね。


矢車菊のなかまかなあと思いますがはて。。。でもレンゲと似た形の花ですね。

こうして見ると、園芸用に改良された花は色や形が強調されていて、
より華やかに、またユニークに感じるものが多いです。
しかしこういう花々を集めて花壇をつくるのも、色形のコーディネートだけでなく、
花の時期やら土質やら色んなことを考え合わせなきゃいけないでしょうから、難しいんだろうなあ。面白そうだけど。

天候不良からいきなり初夏になったかのようで、昼夜の気温差が大きくて大変。。
せっかくのお休みに入る前に、体調くずさないようにしないとですね。ほーやれほー!

春のたより・その13

2015-04-26 17:45:30 | 日記
パラパラと泡立つような白い花。はて何の木だろ・・?
雑草手帳に続いて木の図鑑も買いましたが、木の名前を知るのは雑草よりも難しい。。。

昨日はまたぶーらぶらと元町公園辺りからお散歩。
新緑の明るい緑と、枝ぶりが面白かった写真です。


上と同じ花のアップ。木を見分けるには葉の形、樹皮、花などで見るんですが、
モチノキ、アワブキ。微妙にどこかが違うようで、なかなかビンゴの名前が見つかりません。。


樹皮はこんな感じ。白っぽくてすべすべしています。
ブロントザウルスの首ってこんな感じだったかも。


幹がまるで藤のようにスクリューしています。こんな横にはり出てよく倒れないなあ。。
もみじの木もこんな風になりますね。


谷になっている方へ枝が流れています。




これは樹皮の感じからクスノキの仲間かなあと思います。なかなかの大木です。




森の毛細血管!


比較的わかりやすそうなこの葉は、イタヤカエデ?葉がもみじよりだいぶ大きいんです。

これからこの緑がどんどん深くなっていって、梅雨頃にはもういっちょまえに古株の葉になりますね。
春は花や若葉の写真がいっぱい撮れてうれしいけど、そろそろラストスパートをかけてるようです。
せかせかタッタッター♪


※森のなかまがすごく便利なサイトがあったよと教えてくれたのがこちら「樹木検索くん」
これで検索したら、上の花の木は「アワブキ」のようです。おお、的は外してなかった!

春のたより・12

2015-04-24 19:50:40 | 日記
ハナミズキ。漢字で書くと花水木。カタカナだと鼻水黄みたいだから漢字のがいいかな。。

先週土曜日に見かけた花水木の写真です。
花水木の咲き方については去年の記事にくわしいです。おもしろいでしょ?
というわけで今年も花水木がバンザイする様子を撮って来ました。


花びらが一枚パタリと開くところ。しかし葉脈がはっきりくっきりしてまるでつくりものみたいですね。


青空に生える白い花。いや、苞。


こうして見ると枝ぶりも面白いんです。なんか黒い金属の棒を加工したみたいな。
こういう曲線的な装飾をアールヌーヴォーっていうんだっけ。。。


こちらは赤い花水木。赤い花のが傷みやすいような気がします。でもこれはきれい♪


後ろにピントが合ってしまったみごとな失敗写真なんですが、これはこれで結構面白いなあと思って。
なんかテーブルクロスの柄みたいになっとる。。。


紅葉でもないのに葉にも少し赤みがさして、クラシックな感じに。

           

こころ旅、今週は静岡で、今日は修善寺のわさび沢でした。
山あいに小さいわさびの畑(田?)がいくつも段々になってて、コンパクトでかわいらしい風景。
棚田と違うのはずっと水が流れてて、水音がするんですよね。いいなあ。。
長い橋と急坂と、正平ちゃん四週目にして軽トラ二連発。

はっはっはっ、橋が渡れなければ軽トラに乗せてもらえばいいんじゃよ!

一休さんでした。

春のたより・その11

2015-04-22 20:19:44 | 日記
ピント泣かせ、直径1~2ミリぐらいのちっこい花。
よくよく見るとふちがほんのりピンクでかわいらしいんです。葉も繊細で美しい。
名前を見つけるのがかなり大変だったんですが、オヤブジラミというようです。
先週の土曜日に道々見かけた小さい花々の写真です。


オヤブジラミ。オナモミとかひっつきむしのような小さな実になって、服にくっつくからのようですが、
もうちょっといい名前はないもんでしょうかね。。


カラスノエンドウよりも小さなスズメノエンドウ。花の色は薄紫。
小さくて目立たないけど、つるが本当に美しいです。


オヤブジラミと同じくらいの大きさのキュウリグサ。明るい水色の花です。ワスレナグサの仲間だそう。
ごくごく小さい花も、カメラが新しくなったせいか前よりピント合わせやすくなった気がします。


キランソウ、別名・地獄の釜の蓋。この恐ろしい名前はさまざまの薬効があるとされていたため、
地獄の釜にフタをしてしまうという意味のようで、まあ悪い意味ではないようです。
這うように生えて地面を覆うようだから、フタという名前になったのかも。


カキドオシという花かとも思ったんですが、キランソウのなかまのジュウニヒトエじゃないかなあと。
風流な名前ですね。薄い紫の花。
この手の形の小さい紫の花は似てるのがいっぱいあって、名前を探すのがひと苦労!


横浜スタジアムの和風庭園に咲いていた、こちらはセイヨウジュウニヒトエ。
紫がジュウニヒトエよりも鮮やかで、のび立つように咲きます。


ムラサキケマン。キランソウのなかまではなく、キケマン属だそうです。有毒!


小さい花の最後はハコベちゃんに〆ていただきましょう。
よく見ると小さい実がポロンポロンとついてますね。
ううむ、やはり美しい。。ミクロの花はハコベに始まりハコベに終わるのじゃ。食べられるし。。

ジュウニヒトエやキランソウ、ムラサキケマンなどは去年と同じ場所に咲いていました。
雑草に詳しくなると、たとえば空き地なんかは何年前ぐらいに空き地になったかとかわかるそうです。
実はチューリップまつりにたどり着く前に、森のなかまともども結構満足してしまいました。
雑草撮るの楽しいんですよ。なんか宝探しみたいで。
ひょっとしたら春は、雑草撮ってる時が一番楽しいかもなあ。ごくごく小さい世界ですけどね。

横浜スタジアムのチューリップまつり

2015-04-20 20:08:50 | 日記
緑の写真から、うってかわってカラフルな花畑!

先週の土曜日に行った、横浜スタジアムのチューリップまつりの写真です。
いつも初日のイベントがある日に行ってたんですが、今回は一週間たってから。
試合もなかったので混雑もそれほどでなく、写真は撮りやすかったです。強風が難だったけど。。


チューリップの写真はなかなか難しいです。
望遠レンズでいい位置に花があれば、うまく背景がボケていい感じなんですが。。
光が強いと反射がきつくて厚化粧のようにこってりしてしまうのです。


チューリップはまっすぐな花ですね。
こうしてバックにハコベなんかが入ってくれると、上下垂直な感じがやわらいで楽しくなります。


ベイスターズ今年は出だし好調だったようですが……あれれ、、いつもの定位置に…?
でも日本大通り駅内のベイスターズのポスターは、今まで見た中で一番かっこよかったです。


噴水のふち石のところにスズメがチュン♪チューリップに隠れておこぼれのパンなどつついていました。


シャギー入りの花びら。本当に沢山の種類があります。


色んな草花と組み合わせると、このポーンと浮かぶ風船のような花が生きてくる気がします。









花を撮っていて特に難しいと思うのが、桜とチューリップなんです。
桜らしさって、あの全体のふわら~とした感じだと思うんですが、樹全体を撮ろうとすると、
なんかゴミゴミしてあんまりきれいに撮れないんです。
花のごくごく薄い色に比して、枝や幹の色がかなり黒いですし。。
(雨に濡れた古木の幹は、まるで炭のように真っ黒です。)
だからつい、アップにして何輪かにしぼってしまいます。
桜は霧や霞を撮るようなものですね。

チューリップの花は電車の正面のように強くて、チューリップの所にバーンと中心が来てしまうような感じ。
背景とバランスとるのが難しいというか。
特に同じ色がそろうと、なんとなく単調で平面的な感じになってしまう。
でも雑草っぽい小花と組み合わせると、結構楽しくなりますね。おもちゃっぽくて。

桜とチューリップ、同じ難しいでも対称的のように思います。
でもこういう違い考えるのも面白いですね。