生涯を完結させるまでに歌いたい歌、最近始めたヴァイオリンとフルートはどこまで演奏できるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

勤務先の定期健康診断で、胃のX線検診で飲むバリウムの量が随分少なく感じました。

2017-06-23 21:42:08 | 疾病・薬等のはなし

 本日、勤務先の定期健康診断を受けました。30年近く受け続けて来ていて、まあほぼ同じ検査ばかりでどの程度の時間を要するかもほぼ見当がついています。そんな中でも進歩していることも間違いなく会って、以前はなかった内臓の超音波検診も今や標準になっています。

 今年の検診で最も印象に残ったのは、胃部X線検診(バリウム造影剤を飲んで胃壁にポリープ=胃癌があるかどうか)です。毎年受信し続けていますが、造影剤のバリウムを飲む量が随分と減りました。コーヒーで全世界に展開しているブランドのLサイズだったものがMサイズになったぐらいにボリュームダウンしていると思います。そのバリウムを飲む前に飲み込む発泡剤の量は特に変わったとは思えません。更に昨年まではバリウムを飲む前に胃を拡張させる筋肉注射も行っていたと記憶していますが、今年はその注射もありませんでした。

 飲むべきバリウムの量がはっきりと減ったせいで、ゲップを我慢する辛さも緩和されました。受診者の立場からは、昨年までよりも胃を無理やり拡張させなくても検査できるようになったのではないかと思われます。検査台の上で右回りや左回りでゴロゴロ回転する必要には変わりはないと思います。それでも受診者の立場としては、バリウムによる胃の膨満感は昨年までよりもかなり軽減されています。バリウムを飲んでX線検査を受けるぐらいなら胃カメラを飲んだ方がはるかに楽、というような話も耳にしますが、今年のバリウム検査を経験した身としては、胃カメラを受診するのとさほど変わらない負担でバリウム検査が受けられる、というところまでバリウム検査が進歩してきている様に思います。

 音楽家の方は個人事業主の方が多いと思いますが、だからこそ健康管理が重要ですよね。若いうちはまだリスクが低いと思いますが、50代を越えると若い時の様々な無理が疾病として現れてきます。若いうちから年に一度は健康診断を受けて、健康な心身で音楽に向き合い続けられるように、努力していただけたらと思います。