MLBマスコット辞典：フロリダ・マーリンズのマスコット

フロリダ・マーリンズ（フロリダ州）
チーム名の由来：フロリダに多く生息する「マーリンマカジキ）」から名前を取った。

本拠地はアメフト専用スタジアム、よって全部を解放すると見づらい席があまりに多い、及び人気薄（おそらくこのほうが大きい）により、多くの席を開放していないドルフィン・スタジアムが本拠地というなんだか悲しい事情を持つチーム。

しかしマスコットは人気があるようです。



ビリー・ザ・マーリン（BILLY THE MARLIN）は新しいチームとともに1993年に誕生しました。名前の由来はヤンキースのビリー・マーティンだそうです。

マーリンズＨＰ内の彼のページにさまざまなプロフィール、特技、「こういうところに行きますよ」という宣伝（個人の誕生日パーティーから地域の祭まで）等が載っていますが、一部を紹介すると、

「皮膚（の色）：ウロコ」とか「くちばしの長さ：２２インチ」とか珍妙な身体の特徴であったり、「好物：ツナとイワシのサンドウィッチ」とか「好きなテレビ番組：’フリッパー’（子供とイルカが主役のお涙頂戴映画のテレビ版）」とか「最終学歴：アトランティス大学」とかちょっとしたユーモアが感じられます。

特徴としては「パントマイムの名手だ」というもっともらしいのもありますが、どうやらファンや時に選手、審判が「ピザなどをエサにビリーを釣る」というパフォーマンスが一種のお約束ネタとなっているようです＾＾；。まあなかなか楽しいサカナ君のようです。
また、1997年の開幕試合にて空軍機からパラシュートで降りてくるというパフォーマンスをしようとしたら、頭が飛んで行ってしまい、降りられなくなるという珍事があったとの事＾＾；。

＜写真の中のビリー君＞




下から


横から（しかし長いな～）


後ろから（結構身体の皮膚が堅そう）


こうやって見ると時期やカードによってはそれなりに多くのお客さんがいるようですね


往年のテニスのスーパースター、クリス・エバート主催のチャリティーで。


ついでなので往時のクリスさん（20代半ば～後半の頃かな？）


以下、下の内容は少々？リアルです。


＜ビリーを巡る大人の事情＞
これについてはウィキペディア（英語版）に載っていますが、2002年オフに「中の人」交替を巡るちょっとしたトラブルがあったようです。ウィキペディアのほうでリンク先がマーリンズではなくそのトラブルに関する記事であることから、ファンの間でその交替劇に反感を持つ人がいたことが察せられます。そのリンク先で「中の人」の名前、当時の年齢、「ビリー」として得ていた収入（7万五千ドル）が載っており、なかなかリアルです。

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日米野球に来ていましたね。バルーンを使ったパフォーマンスは印象的でした（悪名高きテレ朝の中継にすら映っていました）。

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