katsura's note

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姉の知り合い

2004年06月30日 | Weblog
今日は、遅めの誕生会を家族に開いてもらいました。

なぜ今日なのかというと、
6月は私のスケジュールがきつかったし、
みんなのスケジュールと合わせる、
タイミングや時間的余裕がなかったから。

6月は、以下のことがありました。
・仕事を辞めた
・うどんツアーに行った
・スペイン旅行
等、他にもいろんなイベントに参加して、
かな~りアクティブに動いていました。

動いていないと、
止まってしまいそうな感じがして、
また動くのがおっくうになりそうな予感がして、

自分の時間がない方がむしろ、
考えるより動いている方がむしろ、
私にとっては合っていたみたい。

車も走らせた方がいい時ってあるじゃないすか。
そんな感じ。

で、スペイン旅行から帰ってきて、
母に旅行の話を終える前にすぐ
「いつがいい?」と聞かれ、
7月までに。。。と思っていた訳ではないのですが、
とりあえず、みなのスケジュールの合う、
今日、お食事に連れてってもらいました。

お店の候補は2つで、
スペインから帰ってきたばかりの私は迷わず和食系を選択。
(まぁ、母がそこに行きたがっていたのも理由の一つですが…^^;)

で、このブログでも何度か書いていて、
友達も何度か連れて行った、
隠れ家的、お気に入りの、とっておきの、
てんぷらとおそばの美味しいお店へ。

今回のメンバーは、
祖母、母、姉と私。
妹は不在で、
父は大連出張中なので、欠席。

で、お店に着いて、注文し、
普通ならお酒で乾杯するところがお茶で乾杯。

私の体調が良くて、
飲みたい気分ならお酒を頂くところですが、
旅行の疲れからか、
お酒を飲みたい気分にはなれず。。。

我が家は父を除いて、ほとんどお酒を飲みません。
乾杯程度のビールなら少しは飲みますが、
好んでお酒を飲むことはあまりないのです。

まぁ、そんなこともあり、
無理に飲むのも変だし、
とりあえずお酒抜きで、
美味しいてんぷらを頂きました。

てんぷらって、
それも、美味しいてんぷらって、
頂くだけで幸せになれるし、
日本人でよかったなーっと思える、
そんな瞬間・気分をもたれしてくれる、
とても喜ばしいもののように私は思えることがあります。

今日はそんな感じで、
とても心地よく、てんぷらと
気楽な家族との食事を楽しんでいました。

すると、、、
後からお店に入ってきたお客様が
カウンターの端に座ろうとした瞬間、
うちの姉が、
「あ~、○○さん久しぶり!!!」っと。

そのお客様は見た目40代か、50代のおじ様で、
わりに気取り過ぎない、
適度なおしゃれな格好をされている、
カッコイイ、きさくな感じの方でした。

すると、その○○さんも
「おっ!!!
 マコちゃん久しぶりー!!!」と、
近寄って、High Fiveをかわしていました。

一体どこのお友達?お知りあい?
と思っていたら、
姉の行きつけのバーでよく合う、
姉の友人達とも仲の良い方らしいのです。

で、いろいろ話した後、
席につかれたその○○さんに、
3つ席離れた姉が、
「そういえば、アフリカ行くらしいね!
 いつからですかー?」っと。

ん、アフリカ???
と思っていたら、
その○○さんが姉だけでなく、
私達に説明するようにこちらに向かって、
「あぁ、ケニアにはね、12月からだよー」と。

ん、ケニア?
12月???

と思っていたら、
その方、建築士をしているらしく、
ふとしたきっかけから、
とある本(アフリカにまつわる)に出会い、
その本に感銘を受けて、
作者や関係者に手紙を書いていたりしたそうです。

で、その手紙がきっかけとなり、
ケニアでお仕事することになったとのこと。

す、すごい。

私の旅行好きの友達や、
冒険心の強い友達の行動や目論見にも
かなり驚かされることがありますが、
この人はかなりスゴそう!と
私の食指が反応したのはその時のこと。

無条件に、この人面白そう!って思ったし、
私や母、そして、
お店の店主、店員の方(←この方達も、○○さんのお知り合いで、私達家族もかなり常連になりつつあるし、顔見知りになっている)
も交えて、それから小一時間ばかり、
○○さんの連れである、師匠としたう、
とある有名なお寿司やさんの店主の方が来るまで、
絶え間ない、楽しいおしゃべりが続くこととなりました。

その方のお話を聞くだけでも十分面白いのですが、
本の話、旅の話など、話題はふくらむ、ふくらむ。

予期していなかった、会話の盛り上がりと場の盛り上がりの相乗効果で、みんな楽しいひとときを過ごしたその時間。

他にお客様がいらっしゃらなかった(私達が入店した頃は数組いましたが、既に食事を終えてお店を出ていた)こともあり、
和やかなムードの中、
てんぷらを食べ終わった私達は、
美味しいおそばに舌鼓をうちつつ、
その方のお話を聞いてた。

ちょうど私が行ってきたばかりのスペインの話の延長で、
その○○さんがグラナダが好きだということや、
グラナダにある、アルハンブラ宮殿の話、
アルハンブラ宮殿にまつわる書物である、
有名なアルハンブラ物語の作者のこと、
など聞かせてもらった。

為になる話も聞けたし、
はたまた飛行機の話では、
アメリカに行ったときのことや、
○○さんが経験した、飛行機に関わる
いろんなハプニングに見舞われたお陰で、
ビジネスクラスの無料航空券をゲットした話など。

話題に事欠かないどころ、尽きない。。。

そうこうしているうちに、
そばを食べ終わった私達を見計らうかのうように、
○○さんの師匠とあおぐ、
お寿司やさんの店主の方がお見えになりました。

そこで、あまりお邪魔するのも。。。
と思い、お店を後にしたのです。

いや~、思いがけず、
いろんな意味で美味しい食事を頂いたなと、
至福の時間を名残惜しく思いつつも、
姉にこんな素敵な知り合いの方がいたことを
嬉しく思うと共に、
待ち合わせしてその店に来たわけでもなんでもないのだけど、
不思議なタイミング、
不思議な縁で、
こんな楽しい時間を共有できてよかったなと。

ちなみにその○○さん、
母より年上と聞いてびっくり。

うちの母も年齢以上に若いのだけど、
その人も負けず劣らず若い。
というか、若く見える。

きっとイキイキしているからだろうなと思う。

その○○さん、
アフリカはケニアに行かれるそうだけれど、
是非向こうでも、楽しく過ごして欲しいなと思ってやまない。

あー、素敵な時間を過ごせて幸せだーと思った今日でした。