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モノ・語り

現代のクラフトの作り手と作品を主役とするライフストーリーを綴ります。

「女の手仕事五人5様」から

2009年06月10日 | 展覧会・イベント


「かたち21」のHP



「女の手仕事五人5様」展を終了しました。
お陰さまで連日盛況でブログを書く時間もなく、事後報告となりますが、
「これはいい」と思ったものを厳選して、ここに紹介しておきます。



 
服部牧子さんの花器です。高さは10cmほどの小さなものですが、逸品中の逸品です。
廻しながら絵柄を見ていくと、まるで絵巻物のように感じられます。(写真は2方向から)



 
鴨下蓉子さんのヘアーピン(左)とブローチ(右)です。
ヘアーピンはポニーテールに巻いてピンを刺してとめるようになっています。
ミニチュアオブジェとして見ても面白いです。
ブローチは真鍮とガラス玉ととんぼ玉を使っています。


 
堀内亜理子さんの弁当箱と箸です。写真で見ると現代彫刻みたいでしょ。
買い求められた方は、食卓上の食器としても使いたいと言ってました。




米山みどりさんの染め布織(裂織)バッグです。
一見モノトーンですが、裂き糸とリング糸が併用されていて立体感があります。
ベストとともに人気を集めていました。




「サブコーナー」から




うえやまともこさんの、木の箸置です。
ソラマメの形に「カワイイ」と叫んだ人が何人もおられました。
一本一本木の種類や形がちがうカレースプーンは売り切れましたし、
「My食器」は追加注文をいただくなど、人気度を徐々に高めてきています。



愛知県在住の今田陽子さんという陶芸家が作った湯呑み3種です。
形も釉調もただきれいだというだけでなく、器好きの人の目を惹きつけるものがあります。
若い人ですが、将来有望の作家です。



[サロン]では




[サロン]は東北の民話の朗読会。「女わざの会」主宰の森田珪子さんの
岩手弁の朗読が素晴らしかった。
音楽ではないからと思ってビデオを撮らなかったのですが、
森田さんの語りの姿は絵になっていたので、録画すべきだったと悔やまれるほどでした。
70代半ばを過ぎてなおエネルギッシュであり、
立ち居振る舞いは謙虚さを感じさせるものでありながら、
おのずから風格がにじみ出ていました。
聴衆は30数人ほどでしたが、みんなの心が熱くなって会場は熱気があふれておりました。

[サロン]の様子は、会場である可喜庵発信のブログでも紹介されています。
こちらからどうぞ



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