２０１８年２月２６日 来年の南米ドラード遠征準備

しばらくブログネタがないので、来年1月に行く予定している、南米・ウルグアイの「ドラード」狙いの遠征準備に入っているので、その事を書きたいと思います。

 

私にとっての最終目標である「ＧＴ」には小さいながらもとりあえずパラオで到達出来たので、ドラードは「ドリーム目標」として釣りたいと思っている「ラスボス」の様な存在なのです。この「黄金の魚」は、「淡水魚のＧＴ」や「黄金の虎」とも呼ばれており、ＧＴよりも顎の力が非常に強く、ヒットしたとしても「フッキング」されてない（ルアー本体を噛んでるが針を噛まなければフッキング出来ない）状態で、なかなか獲れない魚として有名です。大型になればなるほど噛む力が強いので、その確率は増すばかりです。「ヒットさせても、フッキングに持ち込む技術」が課題となります。かと言ってドラグをガチガチに締めると、大型が掛かった時にロッドごと持って行かれてしまいます。難しいのです。

場合によっては、確実にフッキングさせてから、クラッチを切って指ドラグで大物の引きに対応すると言う技術も必要になります。

更に釣りを難しくしているのが、ダムの放水により、水位が目まぐるしく変化する所です。大減水時には岩だらけの状態で釣る事になる場所が多くなります。しかも、水質は超マッディなので、何処に沈み岩があるかもわかりずらいのです。また、厄介な事に、大型の個体がそう言う岩の陰に潜んでいる場合が多いのです。

 

村田基さんのアドバイスによれば、メインラインはＰＥの５号～６号。リーダーはナイロンの１００ポンド～１３０ポンド。その先にワイヤーリーダーを１５ｃｍぐらい。まるで「マグロ用」です！！

ルアーのサイズは１３０ｃｍ以上のペンシル・ポッパーだそうです。

これらの情報を元に今回準備したのは、この「三銃士」です！！（ベイト＊２、スピニング＊１）

★ロッド

①ツララ（アベントゥーラ５９）＜ベイトロッド（２ピース・仕舞寸法１４０ｃｍ）＞

②ツララ（ＥＬーアルバーノ）＜ベイトロッド（３ピース・仕舞寸法７０ｃｍ）＞、

③ダイワ（ソルティガ）＜スピニングロッド（２ピース・仕舞寸法１４０ｃｍ）＞

 

★リール

アブガルシア Revo（ビッグシューターＷＭ60）＜ベイトリール＞

このリールは、大物を対象に作られた物で、ハイギアで、１回転当たり110mm巻ける優れ物で、高速ただ巻きのドラードの釣りには非常に適していると思い買いました。ただ、「デカイ」のと「重い」のが欠点で、４日間体力がもつのかが心配です、、、

ラインはＰＥ６号７０ポンド＋リーダー１３０ポンド＋ワイヤー（１５ｃｍ）

アブガルシア Revo（ビッグシューター）＜ベイトリール＞

ラインはＰＥ５号６０ポンド＋リーダー１３０ポンド＋ワイヤー（１５ｃｍ）

ドラグ力が１０ｋｇと他に類を見ない、まさに「大物を獲る」為のリールです。しかもＰＥ５号で１７０ｍも巻けるので、ジギングなどで海の大物とも対峙出来ます。写真では良くわかりませんが、かなり「デカい」です！！

 

ダイワ（ソルティガ６０００ＧＴ）、（ソルティガ４５００）＜スピニングリール＞

ＰＥ５号63ポンド＋リーダー１３０ポンド＋ワイヤー（１５ｃｍ）

 なぜ、スピニングリールとベイトリールを持って行くかと言うと、

水深のあるオープンウォーターでは、遠投が効き、ハイスピードのスピニングリールで充分だが、減水時の岩だらけの場所では、場合によってはヒット後にクラッチを切って何度もラインを調整する必要があるからです。ドラグだけでは対応できません。

また、スピニングリールではクラッチ切れないからです。この２種を遣い分け、対応する必要があるからです。

最終的には現場でやってみないとわかりませんが、村田基の番組を見てこの事を学習しました。

目標は２０ｋｇ以上のドラードです。実質４日間の釣行日程で、全体で８日間ぐらいのツアーになります。成田を出てから、フロリダで乗り換えして、釣りが出来るのは３日目です、、、それにしても遠い！！