今江かすったか釣行記

バス、トラウト、ライギョ、シーバス、GT、アマゾンフィッシュなど魚種問わず大物を釣りまくるブログ。こだわりはルアー釣り

2015年12月17~20日 卒業旅行・タイランド

2015-12-21 15:58:06 | 日記


三男と前々から約束していた、高校の3年間皆勤祝(台風の為中止)と専門学校の卒業祝に、初の海外遠征、「釣り天国」タイランドに行って来ました。この国は、「アマゾン釣り堀」「入れ喰いのバラマンディ養殖池」「150kgのメコンナマズ」等、まさに釣り天国なのです。
パスポートの関係でなかなか予約ができず、バンコク行きの直行便がなくなってしまったので、羽田空港(国際ターミナル)内のホテルに16日(水)の夜に前泊し、17日の8:05の名古屋乗り継ぎ便で行く事になりましたが、ここで第1のトラブル!! 

<16日(前泊日)>
国際ターミナルの掲示板に明日乗る便が表示されていなかった。これはおかしい。一応、JALの係員に聞いたら、「乗り継ぎ便」は、「国内線」扱いらしい。という事は、国際ターミナルではなく、国内線第一ターミナルから出発するらしい。乗り継ぎ便では初めてなのでわかりませんでした。前日でなく、当日わかったら大騒ぎになるところでした。危ない!! 循環バスがあるらしいので、10分ぐらい少し早く出れば済みそうでした。

ホテルに戻り、念のため、国内線の預かり荷物のホームページを調べたら、ビックリ!! ここで第2のトラブル・・・・

JALの国内線は、預かり荷物の個数制限はないですが、1個当たり「20kgまで」という事がわかり、国際線に対応して23kgギリギリ一杯入れて来たので、三男のケースにおおよそ3kgリール類を移動して重量を減らしました(国際線は23kgまでOKです)。出発の時に計測したら、「19.8kg」でした。危ない、危ない!! 体重計ないからさ~ 

<海外釣行の航空会社の預かり荷物プチ情報>
何故JALにしたかと言うと、預かり荷物が2つまで無料なのは、JALだけなのです(JAL以外の航空会社は1個のみです)。普通の観光客ならそれでもOKですが、ロッドを持ち込むとなると重大な問題となってしまうのです。1つは、ルアー類、リール類で約20kg、衣服その他で3kg=23kgまでが無料のMAXです。追加料金取られると2万円ぐらい取られてしまいます。また、もっと厄介なのが、もう1つの荷物、ロッドケース(バズーカ)。3辺の合計で203cmまでが無料の範囲です。重量の23kgはさすがにロッドの場合は大丈夫ですが、10cm径のロッドケースで想定すると、無料MAXサイズ203cm-(縦10cm+横10cm)=高さ183cm。2ピースのロッドなら問題はない長さですが、メコンナマズとか、怪魚用ロッドとなると、グリップが抜ける1ピースロッドが多く、、ブランクスの方で183cmだと、全長で7フィートクラスがギリギリの長さになります。仮に縦12cm+横12cmだとすると、203-(12+12)=179cmのブランクスしか入りません。そうなると、7フィートの竿は無理です。6フィート6インチ程度~6フィートの竿になってしまいます。

本数は、10~12cm径のバズーカで4本(スピニング2+ベイト2)、ベイトだけなら5本は行けますが、GTやメコンなどのキャスティング用ロッドは、元ガイドの径が大きいので非常に邪魔になり本数減ります。また、他のロッドにも傷付け易いので、梱包材を多めに当てるのでそれだけ膨らみます。梱包を甘くすると、外国の空港、かなら荷扱い荒いですから向こうに着いて開けたらティップが折れていたという事は何度もあります。皆さん気をつけましょう。

<17日(1日目)>
翌日は、羽田発8:05>>>名古屋着9:05、名古屋発10:25>>>14:50バンコク(スワンナブ国際空港)着。タクシーにてナライホテルまで移動。

その日は、近くのショッピングモールへショッピング方々晩御飯を食べに行きました。伊勢丹もある繁華街の一角。初めての都会観光と言う感じになりました。

晩御飯、すべてまずい!!
しかし、スイーツは美味しいです!!


<18日(2日目)アマゾン釣り堀(BKKフィッシング)>(6000バーツ(約¥21,000/人)
朝4:00起床、5:00には、モコレイのサムさん(ガイド)がロビーに迎えに来る。車で高速ぶっ飛ばし、西に2時間の移動で到着。

季節は12月という事もあり、朝晩は過ごし易いが、魚の活性は低いという(朝・晩20℃、昼間29℃、快晴)。

メインとなるルアー達はこんな感じ。

今回は、50ポンドリーダーも瞬殺された為、ワイヤーリーダーを採用しました。これが大正解!!

PE5号からの直結で、今回は切られる事は1度もなし。その変わり針・リングは伸ばされます。弱いルアーは、金具ごと持って行かれます。


この日は、もう1組、日本人が団体で来ており、会話をすると、な、な、なんと、あのギリングの生みの親「ジークラック」の「ボス青木さん」ではないですか、記念写真をおねだりし、良い記念になりました。

最近発売された「タイニーギリングSS」のスローシンキングでピラルクガンガン社員が上げてました。ティラピアとのジャストサイズの大きさとスローシンキングが効いたのでしょう。ボス青木さんは、ホントかどうか、ここでピラルクが釣りたくてタイニーのギリングを作ったって言ってました。確かにマッチザベイト!! 買っときゃ良かったな~



最初に来たのは私、ジャッカルの「クローンギル」に極太マス針セッティングで、スローシンキングで死んだティラピアを演出(ここは管理釣り場なのです、餌に似せたマッチザベイト)。「ゴン!!」と重くなる。強烈な引きと言うよりは、ずっしりとした重量感。ピラルクではなさそう。上がってみると、アリゲーターガー(1mぐらい)でした。


しばらくすると、三男のオグルに強烈なバイト!!重量感たっぷり。重く水中を走ります。アブガルシアのエクストラハードの竿(ホーネットスティンガー)が気持ち良くしなっています。ドラグキツめですが、全くラインが止まる様子がありません。

多分、「ムーちゃん」です。水面に上がって来ると、赤い尾ヒレが見えた。間違いない、レッドテール・キャットフィッシュだ。かなりPE3号ライン持って行かれるが、何とか寄せる。デカい!!


しばらくすると、また、三男の竿で強烈なドラグ音が鳴りだした・・・・・

今度は重量感はムーちゃんほどではないが、ずっしり重い感じ、多分、ガーだ!!
上がって来ると、アリゲーターガー、結構デカい。しかし、ワニみたくて触れず、口が危ない!!


通常のギリング(フローティングからのスローシンキングチューン)にルアーを付け替え、しつこく狙ったがダメだったので、オグルに替えてしばらくすると、私に橋の上で、重量感あるヒット!! ピラルクを願ったが、突っ走る突進がなかったので、何とも言えなかったが、上がってみると、やっぱりアリゲータガー、2本目。嬉しい様な複雑な心境。この手は、1種1匹で「五目釣り」みたいに楽しみたい所ですが、自然相手なのでそうも行きません。


しばらくすると、橋の向こう側で数人で騒いでいる。行ってみると、何かがヒットしたらしい。ガイドのサムさんの話によると、待望の「ピラルク」らしい。
出ました、ピラルク!! ちょっと小ぶりではありますが、1mはあるでしょう。

ヒットルアーは、デプスのタイニーリアライザー、リップ壊されました。

そうこうしているうちに、PM2時になり、終了の時間となってしまいました。残念ながら私のピラルクは持ち越しです。トホホ・・・・
今回活躍したのはこんなルアー達。やっぱり「オグル」はピカイチ!! デプスのタイニーリアライザーも良いです!!


夕方にホテルに戻り、パッポンナイトマーケットにお土産と夕食に。行きと帰りはバンコク名物の「トゥクトゥク」に乗って風を感じる。レッドブルの兄ちゃんは正にスリルあるアトラクション!! 三男、爆笑でした。

3年前に来た時に食べたレストランが味がまあまあだったのでそこに行ってみる事に。

しかし、店はありましたが、メニューも変わっており、味も相当落ちてしまっていました。はずれ~!! 
スープ味がしない。

チャーハンらしきもの、シュリンプが混ざって海鮮っぽいがまずい。

やしの実のジュース、造りは凝ってるが味がイマイチ。


<19日(3日目)午前中:バラマンディー養殖池(ブンマ)、午後:メコンオオナマズ(ブンサムラン)>
(朝・晩20℃、昼間:30℃、快晴)

朝6:00起床、6:30にロビーにサムさんお迎え。またまた2時間ぐらい高速ぶっ飛ばし、今度は南方向に2時間走り、バラマンディーの養殖池に到着。

養殖池は、管理釣り場とは違います。管理釣り場は、一般タイ人にも解放されていて、釣る為のポンドですが、養殖池は、魚を食する為に養殖しているが、その成長する間、外人向けだけに有料で開放して釣りをさせるポンドである。なので、ほとんどスレていない。餌は同じティラピアらしいが、人的なプレッシャーがほとんどない為、ほぼ入れ喰いなのである。ルアーは何がいいかって? なんでもいいんです。なんでも釣れます。池によってサイズはまちまちですが、今回の池は、50~60cmがアベレージでたまに70~80cmが混ざるという感じ。前回はほぼすべてが70cmオーバーだったので、贅沢な話だが何か物足らなく感じてしまった(贅沢な話である)。しかし、1日目のアマゾンポンドと同じくらい値段は高い。1日5400バーツ(約¥18,900/人)

それでも、朝はやはりセオリー通りトップから攻める。最初から三男の自作製ルアー「ナンナノポッパー・ジャイアント」が登場!! 前回も絶好調であり、3回のドックウォークで「ガボ!!」と出る。その動画撮影が今回の目的。

朝のうちは涼しい事もあり、活性はイマイチだったが、日が昇るにつれて活性が一気に上がり、最終的には「1キャスト・1バイト」と言う「夢の世界」の光景となった。豪快なバラマンディーの引きと1キャスト1バイトのハイテンションの状態で、疲れを忘れお昼まで釣り続けた。

中でも一番反応が良かったのが、「飛豚・POP(メーカー不明)」であった。もう、歯形でボロボロです。三男は、ジョイクロとビックベイトを持って行かれました。

キャスト後、プロペラアクションを2度ほどした後、ゆっくりスローリトリーブ。バラマンディーのバイトは「吸い込み系」なので、早引きすると乗らないのです。ゆっくり引いて、吸い込む時間とラインテンションを与えると乗りやすいのです。トップにいきなり「ドパン!!」と出るのは迫力満点でたまりません。やめられません。

ガイドのサムさんも釣ります。本当に優しくていい人です!!

気温が上がるにつれ、入れ喰いは果てしなく続きます!! 笑いが止まりません!!

さすがに暑くなってきて、正確に数えてはいないが「1人100匹は釣ったかな?」と言うところで、午後のメコンナマズとの最終対決に力を残しておく事にした。移動、また高速ぶっ飛ばし2時間。

世界の「ブンサムラン」に到着。(4,000バーツ 約¥14,000/人)

相変わらず西洋人が多い。日本人も1組いた。ガイドもなしに来たらしく、野球ボールぐらいある餌ダンゴを上手く投げる事が出来てなかった。

実は、我々は、前回同様、ガイドのサムさんにお願いして、バラマンディーを半日にしてホテルに戻らないで、ブンサムランに送ってもらう様に頼んであったのである。前回は現地のガイドを有料でお願いしてやってもらったが、今回は、何とサムさんが直々にガイドをしてくれるらしい。2000バーツチップを弾んだ効果なのか、帰りもタクシーを頼まないで済み非常に助かった。

さて、実際のメコンナマズの釣りだが、このガイドのサムさん、16歳の時にここで105cmのメコンナマズを上げているらしい。ただ者ではない感じだ。

基本、ダンゴ作り、キャスト、フッキングまでは、非常にコツがあり、ガイドがすべてやってくれる。フッキングしてからがお楽しみのファイトの時間だ!!

私は、2日前に腰を痛めたので、まずは三男が私の記録「50kg」を超えるまでやる事になった。

1本目がフッキングされ、極太タックルが三男に渡された。前回の私のビデオを観てバカにしていたが、予想以上の重量感と引きの強さに圧倒されていた。しかし、一瞬上がってきて見えたが推定30kg程度、周りからも「ベイビー!!」の声、やはり大物ではないらしい。しかし、三男は今にも桟橋から落ちそうな勢いの時もあり、予断を許さない状況。もちろんラインを巻いては出され、なかなか決着はつかない。30kgクラスでも強敵である。

やはり上がってみると30kgクラス。

三男は疲れ果て、ベンチに横になるが、間髪入れず、2本目がヒット!!

2本目も30kgクラス。

3本目は、40kgクラスと10kgアップ。
動画で観たい方はこちらから>>>https://www.youtube.com/watch?v=B3uCj9rFpHY

(コピー&貼り付けでyoutubeでね)


4本目は、またサイズ下がり30kgクラス。ここで体力の限界らしくギブアップで売店へ・・・・・

5本目は私が最後にやる事に。やはり30kgクラスだったが、腰を痛めた私には50kgぐらいに感じられた。力が入らない。この1本ですべての釣行を終了とする。

最後の夜に前回行った温泉「湯の森」に行こうとしてタクシーの運転手に聞いたら、近くにタニヤ地区と言う日本人だらけの町に「有馬温泉」と言う温泉があると言う。確かに湯の森は遠いのでタクシー代もかかり高くつきそうなので、新規開拓と言う事もあり、行ってみることに。

着いてみると、確かに日本人が多い。店も日本の店ばかり。寿司、焼肉、ラーメン、温泉、なんでもある。ナライホテルから少しあるが、パッポン通りの近くで比較的近い所にあります。知らなかった。新しい発見です。しかし、中身はタイ人がやっているのでクオリティは全然違います。とりあえずラーメン屋(横浜ラーメン)行きましたが、日本の味とはどこか違う!! 期待の「有馬温泉」も名ばかりで、プールみたいな水槽にお湯が張ってあり、ホースでジャグジーみたいに泡出してるけど、インチキくさい。絶対に温泉じゃないです!! 店員は陽気で愛想だけはいいが・・・・

と言う訳で、美味しい物にはほとんど辿りつかなかった今回の旅行でした。セブンイレブンのお菓子は相変わらずインチキくさい!! でも、このパンは美味しかったな~!!



<20日(4日目)>
5:00起床、9:55のフライトなので6:30にホテルでタクシーで出る。約1時間でスワンナブ国際空港に到着。最終のお土産を買う。


17:30羽田着。私は高速バス、三男は新宿からの高速バスに乗る為、モノレールで移動、別れる。

*今回の旅を振り返ると、小さなアクシデントはあっはたものの、重大な事故もなく、楽しく「釣りパラダイス」が満喫出来ました。また、釣果においても、リベンジのピラルクは釣れなかったが、

(私)アリゲータガーが2本、バラマンディーが100本以上、メコンナマズが1本(30kg)
(三男)アリゲータガーが1本、レッドテールキャットフィッシュが1本、バラマンディーが100本以上、メコンナマズが4本(40kg、30kg、30kg、30kg)

と、均衡良く釣れて2人ともまんずまんずの結果でした。心残りはあれだけ見えていた巨大ピラルクが自分のフッキングで1本も取れなかったのが残念ですが、「また来いよ!!」と言うことなのでしょう・・・・・

<今回の概算費用>
1)前泊:ロイヤルパークホテル羽田¥9,300*2名=(¥18,600)
1)往復の航空券+ホテル=¥79,525*2名=(¥159,050)
2)ガイド代金=アマゾン管理釣り場(BKKフィッシング)6,000バーツ*2名=12,000バーツ(¥41,000)
        バラマンディー養殖池(ブンマ)5,400バーツ*2名=10,800バーツ(¥37,800)
        メコンナマズ(ブンサムラン)4,000B*1名=4,000バーツ(¥14,000)

合計金額¥270,450(1名分:¥135,225)+食事代・タクシー代など約20,000(2名分)<JALでなければマイナス¥60,000>

家庭へのお土産は、ろくな物がない(極端にブランド品かブランドの偽物かしかない)ので、「ゴディバ」のチョコレート(タイバージョン)にしました。



(12月28日の年末ゴルフ)
久々に三男とゴルフに行きました。三男も私も久々で心配でしたが、何とか501で収まりましたが、三男には1打負けてしまいました。しかも、「バーディ」まで出された・・・・


久々なのになかなかやるもんだよね~スイングは完全に安定したな!!


2015年12月15日 K川源流池

2015-12-15 15:05:10 | 日記
明日からバンコクに釣り遠征、しばらく魚の引きを感じてなかったので、ひさしぶりに行ってみました。

先行者あり。後からも一人。「平日だぜ今日は!!」

仕方なくかぶらないポイントでやる。超減水で落ち葉も酷く、釣りづらい!!

水深のありそうな場所を探して、いつものメガバスのフラップスラップでストップ&ゴー

ゴン!! と明確な当たり。ん?

同じ場所をトレースしてみると、なんとまたゴン!!

しかも乗った!! 結構デカイ。慎重に寄せる。

ジャンプ!!

ここまではバスっぽかった。

デカイ。しかし何かが違う、口が小さい。スモール?まさか~

寄ってきたら、こ、こ、これは???

40cmオーバーのフナ?コイ? よくわかりません。

とにかくバスではない事は確か。凹む。ガッツリ口で喰ってるし、

その後は全く当たりなし!!