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死闘-ヌスビトハギ-

2017年09月24日 | 重禾
彼岸なので、家族で墓参りに行ってきました。

適当に手入れをし、お参り後外食。ここまではいつもの通りでしたが、その後、昼から祖父の家に寄って庭の草むしりをすることになりました。
伸び放題
庭というのは手入れを怠るとここまで腐海化が進んでしまうのかというくらい、数10cmから1m近い雑草が生い茂っていました。とにかく広いので完璧にはできないと判断し、一番やっかいなヌスビトハギの除去をメインに1時間ほど格闘することになりました。「ひっつき虫」とも呼ばれ、よく堤防などに生えていてズボンにくっつく三角形の種子を持ったアレです。
とりあえず小さいやつを引っ張ってみてもびくともしませんでした。どうやら地下茎のようになっているらしく、根元の方は結構太くなっているので鎌で切っていくしかありません。つまり完全除去はそもそも不可能なのですね。しかもヤツラは触手のように枝を伸ばし、その先端に大量の種子爆弾を忍ばせていますから、根元を見極めるためかきわけていくと当然軍手や服にべったりとくっついてきます。刈った草を積み上げる時にも種子がくっついて中々取れず、その都度悪戦苦闘。他の草木とも絡み合い、枝を引き抜いたり移動させたりする度におそらく何%かの種子が下に落ち、来年再び襲い掛かってくることでしょう。草を抜きに来たのか、種を撒きに来たのか・・・まあしかし撤去しなければその数百倍の種子がそのうち落下するわけなので致し方ありませんな。まだ暑く、しかも首に撒いていたタオルにまでびっしりと種子がこびりついてしまったため、痛くて汗を拭くことすらできません。目処がついた頃には、服やズボンにはもうすき間もないくらいびっしりと種子がくっついていました(笑)
ここからが本当の地獄だ
目算で万単位、いや10万は超えているでしょうか・・・試しに軍手のを取り始めましたが、100個ほどとっても焼け石に水で全然埒が明きません。とりあえずそのまま車のシートに新聞紙を敷き、なるべく車には落とさないように帰宅しました。それでも数10個はついていましたが・・・家の周りに新しく生えるのは困るので、慎重に玄関まで移動し、タオル、Tシャツ、軍手、靴下まではそのまま捨てることにしました(笑)とりあえず靴についた分くらいは手作業でいけましたけど、問題はズボンですね。靴もメインは紐の部分で、側面のツルツルしたところにはついていないわけで、ジャージじゃなくウインドブレーカーのようなツルツルした素材の方がマシだったかもしれないと後悔しました。色々考えた結果、ピンと引っ張った状態でヘラを使い削ぎ落とすのが最も効率が良いのではないかと思い立ち、ガリガリと粗方削ぎ落とすことに成功。あとは手作業で何とか全部いけました。床の新聞紙にたまった両手ですくいきれないほどの種子の山・・・自然って強いなあorz

草刈り1時間、種取り1時間半・・・よもや後始末の方が長いとは(笑)
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