《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

橿原・今井町探索「息遣いの感じられない町」

2017年09月15日 | Weblog

「新しい古民家」が立ち並ぶ町は一寸と違和感を感じ、
生活感が感じられないのが自分的には残念な町の姿。
ある日突然に家々が一斉に建ち並んだかような町感があるからだ。
旧町並と云えば、そこには昨日建った家があったり、
100年前の「造り酒屋」があり、20年前の長屋があったりする。
猫が悠々と道を歩き、路地ではおかみさん達が個人的なことを含め、
町の情報として笑いの絶えない立ち話等々が頭を巡る。
観光化してしまった町は、画一的な色をした家屋で、歩いて居るのは観光客ばかり。
何か落ち着かない町並に代わっている。
観光化された旧街道の宿場町も「息遣い」が感じられなくどこも同じように思う。