産経ニュース 2015.11.14 17:48更新
【福生・顔はぎ死体】顔の皮膚を持ち去る? 刃物とともに現場で見つからず
東京都福生市(ふっさし)のアパートで、土田芳さん(38)が顔から血を流して死んでいるのが見つかった事件で、はぎ取られた顔の皮膚や顔を傷つけるのに使ったとみられる刃物が見つかっていないことが14日、捜査関係者への取材でわかった。警視庁福生署は何者かが持ち去った可能性があるとみて捜査している。
同署の調べでは、12日午後5時半ごろ、土田さんの養子の男性から通報を受けた署員が、室内で頭から青色のポリ袋をかぶり、あおむけに横たわって死亡している土田さんを発見した。
体は布団で包まれ、顔の皮膚が刃物のようなものではがされていた。司法解剖では死因を特定できなかったため、同署は今後さらに詳しく調べる。
遺体の周辺では、刃物やはぎ取られた皮膚は見つからず、目立った血痕もなかった。遺体には抵抗した形跡もなかったため、同社は土田さんが死亡後、何者かに顔を傷つけられた可能性があるとみている。
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2015.11.13 11:05更新
【福生・顔はぎ死体】死亡したのは性転換した住民男性38歳 女性ホルモン投与の養子男性が死亡の経緯知る? 警視庁が事情聴取
東京都福生市武蔵野台のマンション一室で、男性が顔から血を流して死亡しているのが見つかる事件があり、警視庁福生署は13日、死亡したのはこの部屋に住む職業不詳、土田芳(よし)さん(38)と確認したと発表した。
土田さんは顔の皮膚が刃物のようなものではがされるなどしており、同署は遺体を司法解剖して死因を調べるとともに、同居する養子の男性(28)が死亡の経緯などを知っているとみて事情を聴いている。
同署によると、土田さんは養子の男性と2人暮らしで、交際関係にあった。養子の男性は、同日午前5時半ごろに帰宅。土田さんも直後に戻ってきたといい、男性は「父と少し会話をし、すぐに寝た。起きたら、父が倒れていた」などと説明しているという。
土田さんは手術を受け、性別を男性に転換していた。今年に入って土田さんが養子の男性に暴力を振るうなどし、通報を受けた同署員が現場マンションを訪れたこともあったという。養子の男性は女性ホルモンを投与していた。
土田さんは当時、布団に包まれ頭からポリ袋をかぶっていた。顔以外に目立った外傷はなかった。
◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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⇒ 福生市 顔の皮膚を剥ぎ取られ鼻も切り落とされて発見された土田芳さん 薬物中毒死の疑い 2015/12/11
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東京・福生の男性変死、鼻も切り落とされる
TBS News 2015/11/14/16:59
東京・福生市で38歳の男性が顔の皮膚を剥ぎ取られた状態で死亡しているのが見つかった事件で、男性の鼻も切り落とされていたことが新たに分かりました。
この事件は12日、福生市のマンションで住人の土田芳さん(38)が頭にポリ袋をかぶせられ、布団にくるまれた状態で死亡しているのが見つかったものです。
これまでの調べで、土田さんは鋭利な刃物のようなもので顔の皮膚と肉を剥ぎ取られていたことが分かっていますが、その後の取材で、鼻も切り落とされていたことが新たに分かりました。皮膚や鼻、凶器などは見つかっていないということです。
警視庁は土田さんが死亡した後に顔を傷つけられた可能性が高いとみて、死体損壊の疑いを視野に捜査を進めています。また、司法解剖を行いましたが、死因の特定には至っておらず、警視庁は病理検査を行い、持病がなかったかなどさらに詳しく調べることにしています。(14日16:59)
◎上記事は[TBS News]からの転載・引用です
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男女“逆転カップル”に何が? 福生市「顔はぎ死体」闇の心理
日刊ゲンダイ 2015年11月14日
顔全体の皮膚が鋭利な刃物ではがされていた。東京都福生市のマンションの一室で、住人の土田芳さん(38)の遺体が見つかった事件。司法解剖したが、死因は特定できず。室内に荒らされた形跡はなく、現場には刃物も顔の皮膚も残されていなかったというから、不可解だ。
土田さんは元女性で、性転換手術を受け、戸籍も男性に変更。遺体を発見、通報した同居人の男性(28)は女性ホルモンを投与し、「おっぱいもある。タマは取ったと聞きました」(関係者)。女が男で、男が女という“逆転カップル”だった。
「実際、土田さんは同居男性のことを『嫁』と紹介していました。2人は約2年前に養子縁組していますが、事実上の“結婚”だったわけです」(捜査事情通)
戸籍上は父親となっている土田さんが“夫”で、養子の同居男性が“妻”。2人がよければそれでいいが、甘い“新婚生活”は、そう長くは続かなかった。近隣住民が明かす。
「2人が引っ越してきたのは、半年ほど前。土田さんは身長160センチ、同居男性は180センチぐらいで、すっぴんだとやはり男っぽい感じですが、それでも2人で手をつないでイチャイチャしながら歩く姿をよく見かけました。ただ、3カ月ほど前に土田さんが同居男性の首を絞め、DVで警察を呼ぶ騒ぎに。その後もたびたび部屋から口論する声が聞こえてきた。2人で出かけるときも、最近は10メートルほど離れて歩いていましたね」
土田さんは今年8月、同居男性に対する暴行で逮捕されていた。どうやら2人は「別れ話がこじれていた」(前出の捜査事情通)ようだ。
「土田さんは9月ごろ、自宅近くの“おかま”と“おなべ”のバーで働いていましたが、オーナーとケンカしてすぐに辞めている。その後、同居男性が勤める“ニューハーフ”の店で黒服をやっていました。気配りできる人で、同居男性のバッグを持ってあげたりと、かいがいしく世話をしていましたよ。ただ、1カ月ほど前かな、土田さんが首から血を流して店から出てくる姿を見かけました」(前出の関係者)
今月3日には、今度は土田さんが同居男性から暴行を受けたと警察に通報していた。
同居男性は「起きたら(土田さんが)死んでいた」と説明しているというが、警察は遺体の発見状況など、さらに詳しい事情を聴いている。
それにしてもなぜ、犯人は顔の皮膚をはいだのか。犯罪心理に詳しい臨床心理士、矢幡洋氏の見立てはこうだ。
「殺すだけでは飽き足らず、さらに辱めてやろうという激しい憎悪を感じます。あえて顔を狙ったのは、犯人にとって最も価値を感じるものが顔だった。だから破壊した。裏を返せば、ルックスを異常なほど気にするタイプとも考えられます」
歪んでいる。
◎上記事は[日刊ゲンダイ]からの転載・引用です
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福生市の皮膚はぎ事件 1カ月前には被害者男性の「血だらけ」目撃証言も
2015年11月15日 10時0分 東スポWeb
福生市顔面皮はぎ事件 被害者“男性”周囲の複雑環境
東京・福生市で飲食店従業員の土田芳(よし)さん(38)が顔面の肉をえぐり取られ、皮膚を剥ぎ取られ死亡していた事件で警視庁は13日、司法解剖の結果、死因不詳と発表した。顔は血だらけだが、そのほかに目立った外傷はなく、剥ぎ取られた皮は見つかっていない。
土田さんは養子縁組した28歳の“息子”と市内のアパートで2人暮らしだった。土田さんは身長150センチほどで、もともと女性で性適合手術を受けて男性になった。息子は身長180センチほどで、女性ホルモンを投与してニューハーフパブに勤務していた。2人は同性カップルで、今年6月に養子縁組をすることで“結婚”した。同性婚ができない日本では、同一の戸籍に入り、公共サービスや遺産相続のため、養子縁組をするのが一般的だ。
第一発見者の息子は「12日の朝5時半ごろに帰宅すると、父(土田さん)も帰宅したので少し会話をし、その後寝た。夕方起きたら父が頭にポリ袋をかぶせられあおむけに倒れていた」と事件当時の状況を説明しているという。
土田さんと息子は同じ昭島市内のニューハーフパブに勤務。知人によると「土田さんは名古屋でボーイをしていたが、今の恋人に誘われて上京し、2か月前から同じ店でボーイや呼び込みとして働き始めた」という。
2人が通っていた飲食店の店主は「いつも土田さんが恋人にペコペコ気を使っている印象だった。恋人の荷物も持ってあげたり優しい雰囲気の人だった」と話した。
だが、幸せは長く続かなかった。アパートの住人によると「首を絞めたとかで警察が何回かマンションに来ていた」。知人によると「恋人(息子)が首にハガキ大のばんそうこうをしていたこともある」という。一方で「1か月前には店で土田さんの胸の辺りが血で真っ赤に染まっていたのを見た」という証言もある。
そして怪死事件となった。いったい誰が何の目的で…。犯罪事情通は「顔の皮を剥ぐ事件は世界でも珍しい。アメリカのシリアルキラーのエド・ゲインは被害者の顔の皮を剥いでマスクを作っていた。そのような収集癖のある猟奇殺人犯が日本にいるとは思えない」と指摘する。
◎上記事は[livedoor・NEWS]からの転載・引用です
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男性転換した元女性と男性「嫁」のカップル 「事実は小説より奇」だった「顔の皮剥ぎ事件」の家庭
J-CASTニュース 2015/11/13 20:08
東京都福生市内のマンションで発覚した死体損壊事件は、顔の皮や肉を剥ぎ取るという異様な犯行が際立っている。どんな目的でしたのか、専門家の間でも議論になっている。
「父が頭から袋をかぶり、血だらけで倒れている」。報道によると、事件が発覚したのは、同じ部屋に住んでいる男性(28)から、2015年11月12日夕にこんな119番通報があったことからだった。
■剥ぎ取られた顔の皮などは見つからず
警視庁福生署員も駆け付けたところ、父親と呼んだ別の男性(38)が仰向けに横たわっていた。布団に包まれ、頭には青いポリ袋がかぶせられていた。ポリ袋を取ると、なんと顔の皮膚すべてが刃物のようなもので肉ごと剥ぎ取られており、すでに死亡していた。
しかし、剥ぎ取られた皮はなく、犯行に使われた刃物も見つからなかった。
通報した「男性」によると、「男性」がこの日朝に帰宅した後、直後に帰ってきた同居の男性と少し会話し、その後別々の部屋で寝た。夕方になって起きてみると、同居の男性が倒れていたという。
空白の12時間ほどに何があったのかは分かっていないが、福生署では、通報の男性が何らかの事情を知っているとみて調べている。
亡くなった男性は、性同一性障害で女性からの性別適合手術を受け、戸籍も男性に変更した経緯がある。通報した男性は、女性ホルモンを投与していたといい、2人は、交際していたものの、結婚はできなかった。そこで、養子縁組することにしたという。
1年近く前にこのマンションで一緒に住むようになったといい、最初は、手をつないで仲良くしていた。しかし、夏ごろからケンカが目撃されるようになり、別れ話も出てトラブルになった。事件の1か月ほど前には、亡くなった男性が相手の首を絞めて警察が駆け付ける騒ぎもあったそうだ。
まだ犯人は分かっていないが、なぜ顔の皮を剥ぎ取るまでしたのか。
■犯人が皮を食べてしまった可能性も?
日テレ系情報番組「ミヤネ屋」では、11月13日の放送で、この事件を取り上げ、専門家の様々な見方を紹介した。
元検事の住田裕子弁護士は、犯行の動議として、頭に打撃を与えた後に証拠隠滅するためか、歪んだ独占愛から顔の皮を剥ぎ取ったのではないかと指摘した。さらに、猟奇的なカニバリズムのように、皮を食べてしまった可能性があるともした。
また、東洋大学の桐生正幸教授(犯罪心理学)は、被害者と同一化したい、あるいはその真実の顔が見たい、といった渇望があるかもしれないとコメントを寄せていた。
亡くなった男性は、自らのフェイスブックで14年4月に相手のことを「嫁」として2ショット画像付きで紹介し、その後6月に「入籍」したと明かしていた。福生市内のバーで働いていたといい、相手の男性も、東京都内の別の飲食店におり、2人とも夜の仕事をしていた。
相手の男性は、自らのツイッターで、10月に入って店の責任者になったことをうれしそうに報告している。ところが、事件後には、「なんで?なにがおきたの?」と戸惑うようなコメントをフェイスブックで残していた。
警視庁では、亡くなった男性を司法解剖して死因を調べている。
◎上記事は[J-CASTニュース]からの転載・引用です
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◇ 福生市「顏の皮膚 剥ぎ取り殺人」土田芳さんについて同居の男性「袋かぶっていて、片目だけ開いていた」
◇ 福生市 顔面皮はぎ事件・土田芳さんの妻(戸籍上は“長男”)告白 「疑われているが私は無実です」
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